参入障壁

１４席の小さなお店。カジュアルなフレンチ。
ご夫婦でやってる可愛いお店だった。沖縄の食材を使った料理だった。
ワインも厳選したらしいものがラインナップ。
さて生ビールから今夜のアルコールトライアスロンのスタート。
今年は縁のなかったヌーボー、ヴィラージュを２種類いただく。
前菜系を４品ほどオーダー。すべて美味しい。
以前そば粉を使ったブリニトーストのことを書いたがこれにキャビアが合うと・・・。
なんとそれに近いものを提供してた。
半熟卵と一緒に・・・。
メインは久米島地鶏と伊江牛の煮込み。
お酒はカヴァにした。スペインのスパークリングワイン！
最後にハーブティを出してくれた。
器には日本酒を提供するときに使う片口を使用してる。
片口とは柄付きの急須のふたがないような形をしてるやつだ。
しかも手焼の代物だ。
片口ですねぇ！とうなったら、マダムが、『はい、よくおわかりですね！』とうれしそうに言った。
また来たいお店だった。
那覇裏ミシュランガイドでは星４つだな。
で、知り合いの息子さんがオープンさせたというバーごとうへ・・・。
場所がよくわからない、あっそうだＹ‘ｓカフェのマスターに聞いてみようと思ったのが裏目。
『久しぶりやん！一杯飲んできい！』とコーヒー専門店のマスターが作ったコーヒーウォッカを所望。
那覇のバーで出てくるコーヒーウォッカの元祖はここのマスターだ。
事情通なのでいろんな情報をいただいた。
で、バーごとうって知ってる？
あぁ　３軒となりや！あいさつにけぇへんからこっちからは行かん！太田さん！言うといてやぁ。
マカチョーケー！（沖縄の方言でまかせろ！）
あった！和テイストのたたずまい。
カウンター６席とテーブル２卓のカワイイお店だ。
お父さんは寿司職人で那覇の寿司職人の中ではうるさ方だ。
やられた。久しぶりにプロの仕事を見た。
カウンターにトマトが積んである。
連れが（もちろん女性）ブラッディ・メァリーをオーダー。
なんとトマト（桃太郎）をスティックでつぶしシェーカーでシェイク。
裏ごししてそこにトマトピューレーごときものとインペリングソース、塩、ブラックペッパーで味を調える。
９９パーセントのバーが缶のトマトジュースを使ってるだろう。
美味しくないわけがない。
で、お客様はいかがしましょう？と聞く。
うん？ジンリッキーをお願いします！
ジンはいかがしましょう？
ビフィーターでお願いします！
申し訳ございません。ビフィーターは冷えてませんのでタンカレーかゴードンでお願いします。
じゃぁタンカレーで・・・。
きっとビフィーターのジンなんて使ってないのだろう。だから冷えてないという表現をしたと思う。
ビフィーターは安いけど色んなリキュールとの相性がいいというのが持論なのだがここは大人の対応。
ライムの加減が絶妙だ。
自分ができないことをできる人はみな尊敬する。
那覇裏ミシュランガイド星５つ。
最後に素性を明かし乾杯してお店をでた。
かなり長くなった。
きっと飲食レポートなのでつまらないだろうなぁ　いい気味だ！
参入障壁を高くするという答えをもらった一日になった。
馬場！昨日、飛行機が７時だって聞いてたから軽く元祖ハイボールを飲みに行こうと思ってたんだが、電話番号を知らなかった・・・。
のろしか伝書鳩飛ばせばよかったなぁ。
こんど行こう！
これだけ長いこと書いて最後がハイボールとホッピーのお店の話しになってしまった。
さ、今日からキレイな仕事を心がけよう。