初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

フィルム・コミッション

2006年07月03日 20時43分23秒 | 公演の想い
東京の劇団に身を置いているとは言え、
仕事が舞い込んでくることは希で、
堪えず「待ち」の身上であります。

いざ仕事の依頼が来ても、
おい其れと首を縦に振れないのは、
現役勤め人として生計を建てている、
一般中年層なら当然のことです。

それでも、撮影現場に出たい気持ちは抑えられず、
募集要項がHPに掲載されると
早速申し込んで参加。楽しんでいます。

劇団事務所から仕事の依頼が来るのは、
「明日お願いします」が多く、
「調整取れません。行けません。御免なさい。」
の返答になってしまいます。

学生でもそれは同じでしょうが、
今も仕事の中心に身を置く立場。
責任の所在が明らかである以上、
無理な休暇取得は、無理が無理を呼んで、
収集の付かない事態に為り兼ねません。

閉閑職の立場であれば、
「どうぞ、お気兼ね無く」と皆に言われるでしょうが。!

で、日程に余裕のある
「フィルム・コミッション」のボランティアなら、
休暇の調整も比較的、実現できるのです。
現場の雰囲気も仕事と違い、
「緩い」のも魅力です。
「お客様」ですから。

「休みを取って神経減らすより、
大事にされて穏やかに」が
精神安定上、良いようですね。

有名人に為らなくて、
お金には為らないけれど、
「思い出作り」だけなら
フィルム・コミッションのシステムは
制作側にも参加者にも、優れた機構であります。