受法寺本堂建築誌

伝統木造工法により建築中です

掛け軸受け金物

2006年11月06日 | Weblog
本日で堂内での、壁漆喰塗りが終了しました。
竹小舞・荒壁・中塗り・漆喰塗りとそれぞれに何度も塗り重ねて、壁に厚さをつけています。

写真は余間壇壁で、掛け軸受けの金物。

余間壇は通常は一幅を奉懸するので、中央に固定した軸受け金具、その両側に可動の金具をあらかじめ入れてあります。

壁と軸棒が離れすぎると風で揺らぎ、短すぎるとたわみますので、軸棒の径を測り、金具を取り付けています。