テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

バッカニア

2012-12-15 21:38:12 | 脱線して底抜け
第二次大戦後に、レーダーの下をかいくぐり、攻撃(爆撃)ミッションを行うために開発されたブラックバーン(後にBAe)社のジェット攻撃機です。
英空軍のいわゆる3Vボマーと同時代の艦上機であり、英海軍が空母を廃したのちは英空軍に配置され、湾岸戦争でも実戦使用された機体です。
低空での優秀な運動性、頑丈で扱いやすいことなど、実戦兵器として、評価が高かった割りには、空母の廃止などドクトリンの変化で不遇であったかもしれません。
初期のジェット航空機に多い、エリアルール(流線型の中央部にくびれをつくると空気抵抗が減るとされた)を採用した機体は、T字尾翼まで流麗なラインを描き、武骨に見える前からの姿とは異なり、後ろからは、優美な鳥のようにも見える、魅力的な機体です。





ジェットは一部を除いて、プラモデルではあまり作らなかった私ですが、タミヤの1/100ミニジェットシリーズのバッカニアは、ROYAL NAVYの上下ツートーンカラー、いわゆるペンギンカラーのこの機体が好きで、3機編隊分を作ったものでした。

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