
何か? と思われるでしょうが、なとり謹製、
いかフライである。

枚数を変え、並び方、重なり方を色々と吟味した結果、左から順に、上に来るいかフライの端が中央に重なる、この配置が最も優れていると結論した。
商品パッケージからもおわかりの通り、6枚入りではあるが、惜しむらくは、2枚に損壊が見られ、悪魔の数字の6枚はともかく、星の深淵の真理の数である、5枚重ねを試行できなかったのが、悔やまれる。
実際並べた順に、
・一枚では孤独だった
・二枚は二律背反の畏れがあった
・三枚はそれぞれがすくんでしまった
・四枚で調和の兆しが見られた
ので、4枚と相成ったが、もし5枚、それも五芒星にならべたら、宇宙の深淵たる闇の真理が開闢したかもしれないと思う。
以前、小売りギョーカイの中の人に聞いた話によると、このいかフライのような”割れる”商品は、配送泣かせらしいが、色々と工夫と細心注意を重ねて、店頭に並ぶ際に割れているのはまずないはずだと云うことなので、
七つの大罪のうち、傲慢と嫉妬と強欲の3つに囚われた悪漢が割っているに違いない。
もし、オモシロ半分に店頭のいかフライを割って回るのが趣味だというヤツがいたら、生まれ変わって有孔虫か粘液胞子虫になるに違いない。
2011.11へ
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