テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

野菜MVP

2014-05-10 23:32:38 | 日記
3人で、一番の野菜は何か、雑談しました。
私の一押しはキャベツでした。生でも煮ても焼いても(炒めても)蒸しても食べられ、主菜、副菜、付け合わせ思いのままで、献立も多く、栄養価もそこそこ。歯応えなど食感も良く無駄になる部分も少ないなど、その理由はたくさんあります。
他には、ニンジンやジャガイモ、そしてもう一つの本命、タマネギを推す意見も頻出しました。どんな料理にもしっくりと溶け込む懐の深さは他の追随を許さず、唯一弱点は生で食べるときの苦み、でしょうか。ただ、他の食材と組み合わせてその苦みを活かすサラダにすれば弱点にはなりません。トマトと大根は信者というか、特段に強く推す方もおられましたが、トマトは栄養価は高いものの、和風のトマト料理は一般的でなく、大根は煮炊きする料理では他の野菜を圧倒しますが、サラダやおろし等の生食では、味の深みに乏しいということになりました。
とそこで、外野からも意見が飛び込み、曰く、モヤシが一番、とのこと。理由には、価格が安定していつでも買えること、適切に火を通すと、生のような食感で風味も良いこと、などを挙げておられました。賛同するにやぶさかではないのですが、モヤシ生産者の方のブログ等によると、太めのモヤシはエチレンガス等の成長ホルモンを使ったものが多く、モヤシ本来の風味があるのは、黒い豆(ブラックマッペ)の細モヤシらしく、歯応えの良い太モヤシよりも、細モヤシの方が好きなのでした。
その方は、わざわざ生産者直販(2kg入り)で購入してるモヤシに心酔してるらしく、曰く、細くて短いモヤシが一番美味しいとのこと。
閑話休題、結局キャベツ、タマネギが2強、その他特長のある野菜が猛追、というありきたりの結論になったのですが、ナスのサラダ等、面白いメニューもいくつか話題に昇り、実り多い雑談になったのでした。

カミキリ君の拘束旅行

2014-05-10 21:52:36 | 日記
記事タイトルに偽りありです。
先日のキマダラミヤマカミキリ君、近所の木に巣くわれても気分が良くないので、拘束したまま遠方へ移動し放つことにしました。小さな容器にいれたままで、カリカリカリ囓ろうとする音をずっとさせていましたので、給餌することにしました。成虫は樹液が主なお食事らしいので、硬めの綿(使用前のタバコのフィルター)に砂糖水を浸ませて与えると気に入ったのか食らいついています。移動中に適当なところが見当たらず、カミキリ君との連れ合い道中も二日目となったので、今度は蜂蜜を浸ませて与えました。すると砂糖水の時より明らかに反応が違い、むしゃぶりついています。加えて、しきりに体節をこすり合わせて、キューキュー鳴いています。まるで母乳をむさぼる乳児か、初めて裸体の女性に食らいつく少年のような、とんでもない勢いです。もうはなさないぞ、とばかりに綿を抱え込み、これでもかこれでもかと舐め尽くす勢いです。取りあえず、容器を囓ろうとはしなくなったので良し、として翌日、適当な木に放してやりました。まあ、もともとこの種類の幼虫は生木にはあまり見られないらしいので、不要な行為だったのかもしれませんが、蜜にキューキュー鳴きながらくらいつくカミキリ君の様子が興趣深く、印象に残りました。