以前、小説を紹介する記事で映画版のお話しをしましたが、”Winter's Tale"にコリン・ファレル、ジェシカ・B・フィンドレイ、ウィリアム・ハートらに続き、イケメン・ゲイのマット・ボマー、ルーシー・グリフィス、そして調べたら米寿になるエバ・マリー・セイントらが出演することになったようです。「北北西に進路を取れ」で印象的な悪美女、イーブ・ケンドルを演じたエバは、撮影時には89歳、恐らく映画公開時は90歳になるはずで、作品への興味とは別に、話題になるかも知れません。
かのアキバ・ゴールズマンのイレコミぶりがわかるのですが、往々にしてお話しにのめり込みすぎた大作映画は撮影時に迷走し、結局妥協の産物になるってことはありがちで、幾多の秀逸な原作が駄作映画にされてきました(デューン/砂の惑星など)。ハリウッドの横暴と勝手に呼んでますが、同時に、原作の世界をずっと越えて、異なった価値観をも呈示してくれるような映画もいくつか記憶にあり(フィールド・オブ・ドリームスなど)、功罪相半ばでもあります。
なにぶん、上下巻の長編小説であり、しかも登場人物のジャンルも、病弱薄命美少女、天翔ける白馬、盗賊、気のふれた主人公、予言と建設を行う聖者、などなど多岐に富み、イベントも盛り沢山、飛び交う価値観の中にある正義への渇望をぶれなく描いた作品なので、興行映画にまとめるのは困難だと思いますが、ゴールズマンの腕に期待したいところです。
かのアキバ・ゴールズマンのイレコミぶりがわかるのですが、往々にしてお話しにのめり込みすぎた大作映画は撮影時に迷走し、結局妥協の産物になるってことはありがちで、幾多の秀逸な原作が駄作映画にされてきました(デューン/砂の惑星など)。ハリウッドの横暴と勝手に呼んでますが、同時に、原作の世界をずっと越えて、異なった価値観をも呈示してくれるような映画もいくつか記憶にあり(フィールド・オブ・ドリームスなど)、功罪相半ばでもあります。
なにぶん、上下巻の長編小説であり、しかも登場人物のジャンルも、病弱薄命美少女、天翔ける白馬、盗賊、気のふれた主人公、予言と建設を行う聖者、などなど多岐に富み、イベントも盛り沢山、飛び交う価値観の中にある正義への渇望をぶれなく描いた作品なので、興行映画にまとめるのは困難だと思いますが、ゴールズマンの腕に期待したいところです。