テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

Manfurotto 055XPROB + Quick-Set ハスキー3Dヘッド + プロワークチェア PW-600S

2012-01-21 23:07:52 | 双眼鏡 望遠鏡
通常、大口径、高倍率の双眼鏡は三脚など支持する道具を使うか、持ち手や双眼鏡本体をどこか(クルマの屋根、枝)にあてて、手ぶれや重さを緩和する。
防振双眼鏡は手ぶれには有効ですが、却って重くなります。
星見の場合、ほとんど、上空を見上げるので、以前にも記事にしたように、高さのある保持具が必要です。
双眼鏡の機動性を損なわないために、一脚を使う場合が多いのですが
星団などをじっくり見たい場合は三脚を使います。ただ、実際やってみれば分かるのですが、天頂付近を双眼鏡+三脚で観望するのは、結構ムツカシイもので、身体が三脚に干渉したり、なにより首がかなりツライのです。
というわけで椅子を併用するのですが、まずこの状態

055PROXBの手前二本の脚を一段広く開脚して、脚のあいだに椅子を入れます。座面の高さは中ぐらい。背もたれの傾斜のおかげで、70°くらいまでは、けっこうラクに見ることが出来ます。

ほぼ天頂を見る場合は、この状態。

センターポールを水平にして、脚はさっきと逆に前側を一段大きく開き、座面を低くして、あさく座り、座面のスイング機構(前下がりに傾く)でより身体を倒して、完全に天頂を観望できます。
他の三脚、GITZOのエクスプローラーやバンガードの一部の機種では、さらにセンターポールを任意の角度にできるので、より使いやすい感じがしますし、
もっと特化した

上図のような星見用のパンタグラフ式の双眼鏡用スイングアームも作られています。

ただ、首の角度を緩やかにしてラクにしてくれるのは、椅子の機能に依るところが大きいので、さらに快適そうなリクライニングチェアや、コット(寝台)+ピローなどを物色中です。