2024年5月23日(木)5日目
宿泊したコッツウォルズ地方の貴族の館「マナーハウス」を8時に出発。
ストウ・オン・ザ・ウォルドへ。(約40㎞)
コッツウォルズとは、「羊の丘」を意味します。丘陵地帯は、かつて羊毛産業で栄えて、
エリア内には10以上の多数の村が点在しています。
バスで一時間ほどで、ストウ・オン・ザ・ウォルド到着。
標高270mと、コッツウォルズ丘陵で最も高所にある村で、滞在中の気温は11~13℃。
ローマ時代に重要な南部の街サイレンセスターへ続く幹線道路が造られ、中世には羊毛の
取り引きが盛んに行われたマーケットタウンとして栄えています。
数万頭の羊が取引されたという広場は、無料の駐車場になっています。
画像中央の十字架の塔は、マーケットクロスと呼ばれているもので、
ストウ・オン・ザ・ウォルドの街がマーケットだったことを示すものです。
フリータイムは、お一人様達と教会に入ったり、お土産屋さんを覗いたり。
ポーチ・ハウスは、石造りの小さいホテルです。
創業947年のイギリス最古のホテルとしてギネスブックに登録されています。
観光地のトイレは有料で、40ペンス(約80円)でした。
コッツウォルズ屈指の人気観光地、バイブリーへ。(約20㎞)
かつてこの地で暮らしたウィリアム・モリスが「イングランドで最も美しい村」と賞賛し、
こよなく愛した村・バイブリー散策。
この村はコッツウォルズでも人気が高く、観光客も多かったですね。気温は15℃。
牛?が草を食んでいました。
14世紀に建てられたアーリントン・ロウ。
石造りのコテージは もとは羊小屋でしたが、17世紀になって毛織物職人の作業場兼住居
として使われるようになったそうです。
建物前の湿地は水鳥の保護地域になっています。
村の中心にはマスが泳ぐ清らかなコルン川が流れています。
1650年に創業した老舗ホテルのスワンはバイブリーのシンボル的存在で、
コルン川沿いに建っています。アフタヌーンティーも楽しめるそうですよ。
白鳥の親子
ランチ。
スープ&パン。
ドリンクフリーだったので、カフェラテ。
チキンソテーのポテト添え。
私には味が薄くて塩をお願いしたら、直ぐに持って来てくれました。
シンプルに薄味に仕上げるのがイギリスの食文化ですからね。
チーズケーキは濃厚で美味しかったですよ。
ハチミツ色のコッツウォルズ地方の建物は、ライムストーン(石灰石)で建てられていて、
長い年月を経て独特な色合いを生み出しているそうです。
絵はがきに出てくるような町並みが可愛くて、とっても素敵なところでした♡