70歳代の一人暮らし・・今どきのお婆ちゃん

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物々交換好きの、高齢者たち

2012-05-17 23:56:10 | 日記
5月16日(水)

 江戸川区で、ちょっとプレシャーの強い会議のあった帰り
自宅に帰る前に、温泉に入って疲れを取ろうと
22時10分、スパに入った。23時閉館なので間に合った。

 私はこの温泉に入ると、たいていの疲れは取れてしまう。
風呂上がり、ロッカーの前で
野々村夫人(仮名)が声をかけてきた。「お久しぶり会わなかったわね」と
いそいそと荷物の中から、丁寧に包まれたものをくれた。
会えば渡そうと毎日持ってきてくれていたのか。

 先日、私が突然お邪魔した時、お互い忙しくってこんなチャンスめったにないから
お昼食べていってと、旦那さんが手料理を作ってくれている間、
女性二人はおしゃべりを楽しんだ。

 その時常備菜だといって出たグリーンの「ひたし豆」
関西育ちの私は、初めて食べて物珍しくおいしかった。

 あれよ、と
覚えていてくれたのも嬉しい。ほっこりした気持になった。

 彼女はいつも私を嬉しい気持ちにさせるのがお上手。
「あなたの畑のさやえんどう、やわやわ美味しかったわ。
朝は味噌汁に、昼は旦那がサラダにしてくれたのよ」
などと言ってくれる。

 「無農薬ですから健康にいいのだけは確かよ」などと言いつつも
手塩にかけた作物をほめてもらうのは、とっても嬉しい。

 今日1日の疲れはすっかりとれて、さわやかに上機嫌で帰宅したのでした。

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2 コメント

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物々交換 (マダム)
2012-05-20 10:15:14
これからの時代は物々交換や労役交換がますます盛んになっていくのではないかと予測しています。

そうすればかなりの部分お金から解放されて生きることが可能だからです。

お金はお金として便利なものなので、それはそれで大いに楽しみながらも、それに生殺与奪の権を奪われたくはないと考える人が増加しているように思います。

その一つの、そして根本的な解決策の一つが、自分の食べるものを自分で作るということです。

衣食住の基礎を、自分の畑で作った作物や、友人・知人同士の力の貸し合いでまかなっていける、というライフスタイルは、考えてみれば豊かさの究極的な形ではないでしょうか。

なんのことはない、昔からあった「ゆい」とか「すけごう」とかいったものと同じじゃないか、「昔は良かったってやつか?」という声も聞こえてきそうですが・・・

一つ違う点は、今の私たちは、昔の村落共同体の良くない所も知っていて、それに背を向けて独立個人として生きてみて、今またその良くない所も見えてきて、という二つの長所短所を経験した上で、今また第三の在り方を創っていこうとしている点だと思います。

柳田民俗学学徒のtakaさんはどう思われますか。
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違うのは自由なところかなあ (taka)
2012-05-25 03:04:38
マダムありがとうございます。
すぐに長い長いコメントを返したのでしたが
残っていない、どこに行ったのでしょう。?

 昔のは生活を営む上で欠かせないものだった。断りにくい、というか断れない助け合い。
 
 今のは軽くって、ちょっと好意を示したいな、という時にいい。頂いても返さなくってもいい。これっきりにしてね、と暗に示すことも簡単、何回頂いても返さなければいい。

 もの不足の時代から、今やモノ余りの時代で、差し上げるのは難しい。気心の知れた方でなければできない物々交換です。

 物々交換はわざわざ買い求めてでなく、多すぎた頂き物とか、余り物。
 畑の無農薬作物などは物々交換しやすい。

 喜んでもらうだけでも、嬉しい、なのに覚えておいてくれてお返しとか頂くと2回嬉しくなる。

 でも差し上げるのが難しい人が多いのは確か。だからこそ気楽に余り物を物々交換できる人は貴重。なのかも・・
 
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