ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「 シロタエヒマワリ(白妙向日葵)」 キク科 

2024-09-30 08:03:52 | 日記
    「 シロタエヒマワリ(白妙向日葵)」 キク科 ☆8月31日の誕生花☆
                   花言葉は… 憧れ・熱愛・光輝




  9月30日(月) 今日も和泉市の天気予報は “曇のち晴” です 。 
  24時間予報では、朝からお昼過ぎまで マークが並び、夕方からは マークが並んでいます。
  お天気実績では、明け方5時ごろ小雨が降ったようですが、寝ていて気が付きませんでした 。
  今朝の最低気温は4時の21.5℃でした。最高気温は29.4℃(湿度60%付近)を予想しています。
  今日も過ごしやすい日になりそうです。 明日は終日 の予報で、最高気温は30.3℃を予想しています。

  昨日の予報は “曇” でした。 涼しかったですねぇ  最低気温は24.0℃、最高気温も30℃に届かず29.2℃止まり、
  扇風機もエアコンもお休みでした  予報通り、終日 に被われ、薄暗い日曜日でした。
  
  

 今日の花は 「 シロタエヒマワリ(白妙向日葵)」 です。







数年前までは 「ギンヨウヒマワリ(銀葉向日葵)」 の名前でアップしていましたが 
「 シロタエヒマワリ(白妙向日葵)」 の方が一般的のようです。 表題を変更しました。
“普通のヒマワリ” は初夏から夏の盛りに咲きますが、このヒマワリは少し遅れて、晩夏~秋にかけてが花期です。
花は一般的なヒマワリより二回りほど小さく、10~12cmの大きさです。
普通のヒマワリは一茎に一輪だけ花を咲かせますが、このヒマワリは分枝しながら1茎に4~5輪の花を咲かせます。
白い葉、明るい黄色の花弁、中心が黒とも思える濃い茶色… 良く目立ちます。





全体に白色の細かな綿毛を密生させているのが特徴で、銀色の葉に見えるところから名付けられた名前だそうです。
同じ理由から 「ギンヨウヒマワリ(銀葉向日葵)」 とも呼ばれます。





そらいろネット》によれば… 〖アメリカ合衆国南部の原産の園芸種の一年草。
まれに荒れ地、道端、砂地などで野生化しています。 茎は直立してよく分枝し、高さ60cm~200cmになります。
全体に密毛が生えます。 葉は互生し、広卵形で縁に低い鋸歯があります。長い柄があり、
葉長は15cm~20cmになります。葉はビロード状の綿毛が生え、銀色を帯びたように見えます〗





〖枝先に約10cmの頭状花を次々と咲かせます。舌状花は黄色で、筒状花は黒紫色です。
開花期は7月~10月上旬で、普通のヒマワリのように冠頭に一輪の大きな花を咲かせるのではなく、
分枝しながら1茎に1~5輪の花を付けながら開花します。園芸品種では、舌状花が淡黄色の花などもあります。
花は太陽を追って向きを変えます。「シロタエヒマワリ」は戦前から切り花用や園芸用などに栽培されています〗





良く見かける普通のひまわりは一斉に同じ方向(東)を向いていますが、
この 「白妙向日葵」 はちょっとお行儀が悪いですね。
アメリカのテキサス州、フロリダ州、ノースカロライナ州辺りが原産地だそうです。





世界中で栽培され、アフリカ、オーストラリア、南アメリカなどで野生化し、
日本でも野生化が報告されているそうですが、ここではまだ畑や庭で見掛けるだけで、野生化した物は見掛けません。




 過去の「和泉市・市民文化祭 子供絵画展」に出品されていた絵を紹介しています。          

 しばらくは「百羽の鶴」の読み聞かせを題材にした絵をご覧ください。(6年生の作品です。
 読み聞かせ ⇒ 情景を絵にする… 一貫授業として小学校が取り入れているようです。
 ですがどの作品も似たような描き方が気になります。
 よくは知りませんが ‶こういう描き方もありますよ″ という統一した描き方の指導があるようです。 
 子供たちの自由な発想を妨げるとして賛否両論あるようですが、一つの画法として知っておいてもいいのかも知れないですね。
 もうすでに紹介した絵を載せる事が有るかも知れません。 ご容赦を・・・


奇麗な絵ですねぇ、額に入れて飾っておきたいです。月を目指して一直線。 構図が良いですね。
 そして飛んでいる鶴の様々な姿も上手に描けています。
       
 「百羽の鶴」 とはこんな物語です  奈良県大淀町役場HPより
〖冷たい月の光で、こうこうと明るい、夜更けのひろい空でした。
そこへ、北の方から、真っ白な羽を、ヒワヒワとならしながら、百羽のツルが、飛んできました。
百羽のツルは、みんな、同じ速さで、白い羽を、ヒワヒワと、動かしていました。
首をのばして、ゆっくりゆっくりと、飛んでいるのは、疲れているからでした。
なにせ、北の果ての、さびしいこおりの国から、昼も夜も、休みなしに、飛び続けてきたのです。
だが、ここまで来れば、行き先は、もうすぐでした。

楽しんで、待ちに待っていた、きれいな湖のほとりへ、着くことができるのです。
「下をごらん、山脈だよ。」と、先頭の大きなツルが、嬉しそうに、言いました。
みんなは、いっときに、下を見ました。黒々と、いちめんの大森林です。
雪をかむった、高い峯だけが、月の光をはねかえして、はがねのように、光っていました。
「もう、あとひといきだ。みんな、がんばれよ。」百羽のツルは、目を、キロキロと光らせながら、
疲れた羽に、力を込めて、しびれるほど冷たい、夜の空気をたたきました。
それで、飛び方は、今までよりも、少しだけ、速くなりました。もう、あとが、しれているからです。
残りの力を、出しきって、ちょっとでも早く、湖へ着きたいのでした。
するとその時、一番後ろから飛んでいた、小さな子どものツルが、下へ下へと、おち始めました。

子どものツルは、みんなに、内緒にしていましたが、病気だったのです。ここまでついてくるのも、やっとでした。
みんなが、少しばかり速く飛び始めたので、子どものツルは、ついていこうとして、死にもの狂いで、飛びました。
それが、いけなかったのです。
あっという間に、羽が、動かなくなってしまい、吸い込まれるように、下へおち始めました。
だが、子どものツルは、みんなに、助けを求めようとは、思いませんでした。
もうすぐだと、喜んでいる、みんなの喜びを、壊したくなかったからです。
黙って、グイグイとおちながら、小さなツルは、やがて、気を失ってしまいました。
子どものツルのおちるのをみつけて、そのすぐ前を飛んでいたツルが、鋭く鳴きました。
すると、たちまち、大変なことが起こりました。
前を飛んでいた、九十九羽のツルが、いっときに、さっと、下へ下へとおち始めたのです。

子どものツルよりも、もっと速く、月の光をつらぬいて飛ぶ、銀色の矢のように速く、おちました。
そして、おちていく子どものツルを、追い抜くと、黒々と続く、大森林のま上あたりで、
九十九羽のツルは、さっと羽を組んで、一枚の白い網となったのでした。
すばらしい九十九羽のツルの曲芸は、見事に、網の上に、子どものツルを受け止めると、そのまま空へ、舞い上がりました。

気を失った、子どものツルを、長い足でかかえた先頭のツルは、何事もなかったかのように、みんなに、言いました。
「さあ、もとのように並んで、飛んでいこう。もうすぐだ。がんばれよ。」
こうこうと明るい、夜更けの空を百羽のツルは、真っ白な羽をそろえて、
ヒワヒワと、空の彼方へ、次第に小さく消えていきました。

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