旦那の成長記録

心が弱い旦那の日々の一喜一憂を記録します。

立ち直れない旦那

2017-05-17 16:59:50 | 日記
完全にキレた旦那は、「あくまで

待つ」と言っていた物件を勢いで

押さえようとしている。





もう、良いと思ったところは、誰にも

取られたくないのだ。

意地になっている。





そのあいだ、私は旦那をほっておいて

義母とこどもの世話や家事をこなして

いた。


いつものように、旦那の負のテン

ションに巻き込まれないように。





旦那は時々私の様子を見に来て、

黙って部屋に戻った。





しびれを切らしたか、旦那から話しか

けてきたので、「…で、新しい物件は

どうなったの?」と尋ねると、

「その前に俺がキレた不動産会社に

ついて聞くのが先でしょっ!」と

怒られた。





最初に住みたいと思った物件の問合せ

を私がしていて、その時「敷金や礼金

を先払いしたら仮押さえは出来るの

か?」と尋ねたら、できないという

解答だったので、私は仮押さえはでき

ないと思っていた。




しかし、実際はなんらかの書類が

あれば出来るようで、それを提案して

こなかった不動産会社に対し旦那は

キレていた。



相手は謝ることなく、私が他の物件も

探していたので提案しなかったと言っ

たという。


そして、旦那はおさまらない怒りを

私にもぶつけてきた。「俺がどんだけ

あそこに住みたいって言ってたか知っ

てたよね?お前ももっと押さなきゃ

ダメだよ!!」




私は旦那が可哀想と思いながらも

「ごめんね。」のひと言が言えず、

旦那は「もういい」と言ってまた貝に

なった。




1人で部屋で音楽を爆音で流し、

仕事へ行くときも爆音で音楽を聴き

ながら私を無視して出かけていった。




私も強くなったもので、妊娠中、同じ

ことがあった時は泣きながら追いかけ

たが、子供を産んでからは

「いってらっしゃい」と

余裕をもっていいながら

「また怒ってるよ」ぐらいな感じに

なった。





これもいいんだか、悪いんだか。








旦那が帰宅する頃には、先に寝ている

ので、私は置き手紙をして謝った。



~今回は、あなたの気持ちにより

添えず傷つく事ばかりしてしまい

ごめんなさい。私がワルかったです。~








朝目覚めると、旦那は隣に寝ておらず

隣の部屋で眠っていた。

そこには、私へ置き手紙。






~終わったことです。

次に進みましょう。俺もゴメンね。~






何でだろう。

心が狭いと思っている旦那の心の方が

何倍も広く感じて、私の心がちっぽけ

に感じてしまう。






旦那のことを信じていないわけでは

ないけど、心のどこかで信じてない

とこがあったんだろうな。






「ごめんなさい」のひと言で、仲直り

できることなのに、私も変なプライド

があったのかな。







なんだか、久しぶりに旦那を近く

感じて、心が通った気がした。




子どもが産まれて半年の間、

私の心は少し旦那から離れていたし、

自分が思う以上に余裕がなかったんだ

と実感した。





旦那はただ爆音で音楽を聴いていた

だけだはなく、朝目覚めたときに

私にこの曲を聴かせた。





「僕の心をつくってよ」








あぁ、私も大好きだった音楽も

こうしてまともに真剣に、噛みしめて

聴く余裕もなかったな。



こんなに心に染みる音楽ってホントに

素晴らしい。





私と旦那の間にはいつも音楽がある。

私と旦那の間を取り持ってくれる、

第三者が音楽なんだ。





今の2人の心にはこの曲が合う。

今日一日は、仲良く過ごせるかな…。