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改憲議論許さない ― 平和の声発信 各地で

2022-04-30 | 安保法制・憲法・反戦平和

改憲反対 平和の声 発信 
実行委 5・3大集会成功を

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(写真)憲法大集会への参加を呼びかける人たち=27日、東京都内

 5月3日の憲法記念日に開催される「改憲発議を許さない! 守ろう平和といのちとくらし2022憲法大集会」を主催する実行委員会のメンバーが27日、東京都内で会見を開きました。さまざまな立場の市民や各野党の代表によるスピーチや、ロシアによるウクライナ侵略にかかわる特別決議もあげると紹介し、「今こそ改憲反対、平和の声を発信したい」と呼びかけました。

 憲法破壊の自民党政治に対抗するために、2015年からかつてない幅広い枠組みで開催されている憲法大集会。今年は3年ぶりに東京・有明防災公園で開催します。

 総がかり行動実行委員会共同代表の藤本泰成さん(平和フォーラム共同代表)は、参院選後に、自民党などが改憲論議を強引に進めてくる危険性があると述べ、「一人でも多くの人が参加して、『憲法守れ』という声を一緒にあげたい」と語りました。

 弁護士の大江京子さんは、憲法施行から75年を迎える画期的な年だが、「戦後最も改憲の危機が高まっている年だと思っています。市民の側から、平和の声を強く発信していきたい」と述べました。

 憲法9条を壊すな!実行委員会の菱山南帆子さんは、当日の登壇者も女性がかつてなく多くなっていると紹介。自公政治ではできないジェンダー平等を実現するためにも「私たちから変わっていきたい」と語りました。

 憲法大集会は、有明防災公園で、午前11時から多彩なサブステージがあり、午後1時からメインステージが開かれます。

 

改憲議論許さない
法律家6団体・総がかりが国会前集会

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(写真)審査会の強行開催に抗議し「改憲を必ず阻止しよう」と訴える参加者=28日、衆院第2議員会館前

 改憲問題対策法律家6団体連絡会と総がかり行動実行委員会は28日、9条改憲論議をなし崩し的に進める自民、公明の与党や国民民主、日本維新の会などに抗議する緊急集会を衆院第2議員会館前で開きました。参加者は「改憲ありきの議論やめよ」「審査会の強行許せない」と訴えました。5・3憲法大集会を成功させ改憲を許さない運動を広げようとの呼びかけもありました。

 田中隆弁護士は「ウクライナ危機に乗じて、9条改憲への道筋をつけようというのが改憲派の狙いだ」と指摘。「憲法や暮らしと権利を守るたたかいを広げ、それを国会前に集結させて立憲野党の背中を押そう。改憲への道をふさぐため法律家6団体も奮闘する」と表明しました。

 総がかり行動実行委員会の高田健共同代表は、「与党などが数の力で大変乱暴な運営をしている。参院選で立憲野党が3分の1以上を確保し、改憲を許さないために運動を広げよう」と訴えました。

 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、立憲民主党の近藤昭一、柚木道義の両衆院議員、社民党の新垣邦男衆院議員が参加しました。

 赤嶺氏は、サンフランシスコ条約・日米安保条約発効から70年を迎えたことに触れ「絶対不可能と呼ばれた本土復帰を沖縄と本土の連帯で勝ち取った。“憲法のもとへ”とたたかった」とし、「沖縄の心を掲げ、憲法9条を守るため頑張ります」と語りました。

 

 

市民の声 戦争止める

有楽町 ウイメンズアクション

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(写真)軍事費にではなく、命や生活にお金を使うべきだと訴える参加者たち=28日、東京・有楽町駅前

 総がかり行動実行委員会は28日、東京・有楽町駅前でウイメンズアクションに取り組みました。女性の立場から、ロシアによるウクライナ侵略戦争に反対し、国内の9条改憲や軍備増強の議論を批判しました。

 司会を務めた菱山南帆子さんは、4月28日は沖縄の屈辱の日で、6年前には20歳の女性が元米軍海兵隊員から性的暴行を受け殺害された日だと強調。「基地があるがゆえの被害。軍事基地と戦争と性被害は一体のものです。女性差別のかたまりが戦争です」と話しました。

 全労連女性部の寺園通江事務局長は、自民党「安保提言」の軍事費GDP2%が実施されればアメリカ、中国に次ぐ軍事費になると指摘。「戦争の放棄をうたった憲法9条の理念が死文化されます」と述べました。

 新日本婦人の会の米山淳子会長は「戦争で解決するのではなく、対話で解決しようというのが人類の到達。憲法をいかした対話の枠組みづくりをすることが日本政府の役割です」と強調しました。

 日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は「ロシアのウクライナ侵略に対して、市民社会が声を上げることが戦争を止める大きな力になると確信しています。平和の国際秩序にたち、平和を求める国際連帯でロシアを包囲しよう」と呼びかけました。

 

若者は「核兵器反対」

札幌 民青が街頭「憲法アンケート」

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(写真)アンケートに答える青年(左)=29日、札幌市

 ロシアのウクライナ侵略に便乗して「軍事対軍事」と9条改憲に乗り出す岸田自公政権の危険な動きがある下で、日本民主青年同盟北海道委員会と札幌平和委員会青年部は29日、「憲法アンケート」を札幌市の大通公園で実施しました。

 5月3日の憲法記念日を前に、若者の憲法への関心を聞こうと取り組みました。札幌ではコロナの影響で、街頭での対話アンケートは3年ぶりです。

 強く冷たい風が吹く公園で、若者に「憲法アンケート」のボードを見せて話しかけ、14歳から22歳までの青年と対話しました。

 「5月3日は何の日」の質問に、全員が「憲法記念日」と回答し、「現在の憲法についてどう思いますか」と尋ねると、多くの人が「わからない」と回答。「日本が核兵器を持つことについて」は、全員が「反対」しました。「ひと言」欄に「戦争はダメ」「戦争はダメだから」と繰り返し書き込む青年もいました。

 行動を終えて、参加者は感想を出し合いました。初めて参加した青年は「一人ひとりの思いを聞ける、こういう行動をやってみたかった」と意欲を燃やします。

 山本朱莉民青副委員長は「ウクライナ問題で、平和を願う若い人の思いは一致しています。そこに日本国憲法をつなげる良い活動でした」と話しました。

 

 

            — しんぶん赤旗より —

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