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戦争法強行から5年 市民と野党で新しい政権を

2020-09-21 | 安保法制・憲法・反戦平和

志位委員長が参加

 安保法制(戦争法)の強行採決から5年となった19日、同法の廃止や改憲阻止、市民と野党の共闘で新しい政権をつくろうとアピールする行動が全国各地で行われました。(志位委員長のあいさつ)


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(写真)戦争法の廃止を求めて国会正門前行動に参加する人たち=19日、東京都千代田区

 国会正門前では、総がかり行動実行委員会と「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」が共催した行動に3500人(主催者発表)が参加。野党からは、日本共産党の志位和夫委員長、立憲民主党の辻元清美副代表、社民党の福島瑞穂党首が訴えました。

 総がかり行動実行委共同代表の小田川義和さんが主催者あいさつ。「安倍政権の退陣は、9条改憲阻止、共闘を前進させてきた運動の反映であり、安倍政治の行き詰まりの結果です」と強調。安倍政治を引き継ぐ菅政権に対して、「改憲策動に終止符を打ち、戦争法廃止、野党共闘による政権を私たちの力でつくりましょう」と呼びかけました。

 「安全保障関連法に反対する学者の会」の上西充子さん(法政大学教授)は、国会前抗議に足を運ぶなかでさまざまな問題意識を持ち、街頭で「国会パブリックビューイング」を始めるきっかけの一つにもなったと紹介。「続けていくことが大事です。今日をスタートに新たな展開・発信を広げていきましょう」と語りました。

 東京都世田谷区から参加した女性(77)は、「安倍政権は終わったが、国民も憲法も無視する政治を変えていくため、地域から共闘を進めていきます」と話しました。

「安保法制プラス敵基地攻撃能力」は恐ろしいことに

志位委員長が告発

 志位委員長は、「いま、安保法制の危険をとりわけ深刻なものとしているのが、『敵基地攻撃』能力保有の動きです」と強調しました。

 (1)「敵基地攻撃」とは、相手国の領域まで乗り込んでいって、ミサイル基地をしらみつぶしに攻撃することであり、
 (2)政府は、安保法制による集団的自衛権の発動として「敵基地攻撃」を行うことを否定しておらず、「『安保法制プラス敵基地攻撃能力』は恐ろしいことになる」ことを、7月の河野太郎防衛相(当時)の国会答弁を引いて、具体的に告発しました。

 「こんなものが憲法9条のもとで認められるわけはない。絶対に許してはなりません。この点でも安保法制を続けさせるわけにはいかない。きれいさっぱり廃止し、立憲主義を回復しよう」と訴えました。

 5年前に「戦争法廃止の国民連合政府」を提案し、市民と野党の共闘で3度の国政選挙をたたかい、9条改憲を阻止し、今臨時国会の首相指名選挙で野党がそろって立民の枝野幸男代表に投じたことに言及。「いよいよ頂上―政権交代にアタックするところまできた」と力を込め、「政権交代をやって安倍政権の『負の遺産』をすべて一掃して新しい政治をつくるために頑張ろう」と訴え、拍手に包まれました。

 

 

9条守れ 各地で 戦争法5年

プラカードに声援 宮城

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(写真)車道と交差点にむけてアピールする参加者たち=19日、仙台市宮城野区

 仙台市宮城野区内の九条の会でつくる「6地域九条の会」は19日、同区内で「19日行動」の街頭アピールを行いました。

 横断幕やのぼり、プラカードで「憲法9条を守ろう!」「さようならアベ政治」「変えようアベ政治」と掲げて、通行人に改憲反対の署名ビラを配布。出浦秀隆事務局長は「憲法と絶対に相いれないこの戦争法を受け入れることはできません。若者をアメリカの戦争に巻き込むことは決して許されません」と訴えました。

 行動には13人が参加し、「憲法を守り、不要な軍事費を減らしてコロナ対策に充てるべきです」「9条を守り、これからも戦争しない国であることを願っています」と声を上げました。

 自転車を降り「頑張ってね」と声援をおくってビラを受け取った60代男性は「首相が代わっても(改憲など)同じことやるって言ってるなら意味がないよね」と話しました。

市民と野党が集会 群馬

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(写真)市内をデモ行進する参加者=19日、高崎市

 戦争法の強行採決から5年となる19日、群馬県の高崎城址(じょうし)公園で「安倍9条改憲No! 群馬県民アクション」が主催する「9・19群馬大集会」が開かれ、350人が抗議の声を上げました。

 元参院副議長の角田義一氏が「戦争しようとする政権には、市民と野党の統一候補を立ててたたかい倒そう」と呼びかけました。

 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会の北村智之氏は、「安倍政権は民主主義を破壊した。民主主義の再構築に連帯して取り組む」とあいさつしました。

 日本共産党の萩原貞夫衆院4区予定候補が「しんぶん赤旗」日曜版のスクープを示し、「戦争法はアメリカの戦争に加担する法。次の選挙でまともな政治を取り戻そう」と呼びかけました。

 立憲民主党の長谷川嘉一衆院議員が「戦争法の強行で憲法が踏みにじられた。野党共闘で政権交代を」、社民党群馬県連の南雲鋭一代表が「選挙で力を合わせて国民の声を聞く政府をつくろう」と訴え。新社会党から連帯メッセージが届きました。

 集会後、参加者は市内をデモ行進しました。

市民ら700人が集結 愛知

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(写真)互いに距離を取りながら、「安保法制廃止」バナーを掲げる参加者=19日、名古屋市中区

 「違憲の安保法制を廃止し、立憲主義の回復を求める2020あいち集会」が19日、名古屋市中区で開かれました。市民や弁護士ら700人が参加し、「安保法制は廃止!」と大きな声を上げました。主催は同実行委員会。

 主催者を代表して中谷雄二弁護士が「憲法と民主主義を無視し、破壊する政治を許してはならない。主権者として声を上げ、立憲主義を取り戻そう」と力強く訴え。山下勇樹愛知県弁護士会会長が「ともに声を上げていこう」とあいさつしました。

 長峯信彦愛知大学教授は「安倍政権の中心にいた菅さんが、『第3次安倍政権』をつくっている。自助を強調する自民党中心の社会から、ムダな軍事費を削り、必要な人たちに最優先に税金が使われる社会にしよう。憲法9条が求めている日本にしていくためにも運動を続けよう」と話しました。

 オープニングで、弁護士バンド「COLOURS」などの演奏が披露されました。

 立憲民主党の近藤昭一、日本共産党の、もとむら伸子両衆院議員、社民党県連の平山良平副代表が連帯あいさつ。自衛隊南スーダンPKO派遣差し止め訴訟の平和子さんのメッセージが紹介されました。

共同の行動幅広く 和歌山

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(写真)熱唱するTOY・BOX=18日、和歌山市

 「戦争法(=安保法制)強行から5年『戦争させない!9条壊すな!』和歌山共同行動」が18日、和歌山市で開かれました。

 和歌山県平和フォーラムと和歌山県地方労働組合評議会が呼びかけたもので、「九条の会・わかやま」など7団体が賛同。開会あいさつした県地評の琴浦龍彦議長は「幅広い共同が、珍しい光景から日常の光景になってきた」と紹介し、政治を変えようと訴えました。

 ピースメッセージで「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」の藤井幹雄弁護士は「9・19を忘れず活動していこう」と述べ、九条の会・わかやまの柏原卓和歌山大学名誉教授は「安倍なきあとの安倍政治、菅内閣も退場させよう」と訴え、「安保関連法に反対するママの会@わかやま」の馬場潔子さんは「だれの子どもも殺させないと集まった初心を忘れない」と決意。「平和と憲法を守りたい市民の声」の松浦攸吉さんは「憲法にそった社会をつくろう」と呼びかけました。

 行動では、5年間の共同行動をスライドで振り返り、バンドTOY・BOXのミニコンサートも行われました。閉会あいさつした平和フォーラムの裏野勝也代表は「私たちの運動はこれからも続く」と運動の発展を訴えました。

繁華街で抗議集会 愛媛

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(写真)集会の後、商店街を行進する参加者=19日、松山市

 「安保法制(戦争法)の廃止を求める愛媛の会」などは19日、「安保法制(戦争法)強行採決5年 9・19抗議集会」を松山市で開催しました。繁華街にある会場の広場には、県内の国政野党の代表者らをはじめ、無所属の地方議員、労働組合や市民団体のメンバーら約100人が集まりました。

 「愛媛9条の会」の井口秀作代表幹事は開会あいさつで、8年前の自民党総裁選で安倍前首相を担ぎ出し、「史上最悪」の長期政権を生み出した菅氏の政権こそ危険であり、早期退陣に追い込む必要性を訴え。また「成立の過程から、説明から、その後の展開すべてが最悪」と安保法制を批判。安倍政権下で立ち上がった新しい仲間とともに、継続したたたかいをと呼びかけました。

 日本共産党の片岡朗衆院愛媛1区予定候補、立憲民主党の浅湫(あさぬま)和子県議、社民党県連の越智勇二常任幹事、新社会党県本部の島本保徳書記長がリレートーク。片岡候補は5年前、県内でも巻き起こった反対の世論を国会での数の暴力で押し切り、安保法制を成立させた安倍政権とそれを継承する菅政権を「許すことはできない」と強調。市民と野党の共闘で政権奪取をめざすたたかいを呼びかけました。

 集会後の「9条パレード」(愛媛9条の会主催)には約90人が参加し、商店街を練り歩きました。

 

                                                             ― しんぶん赤旗より ―


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