決めた

昨日は11:00から主治医との面談があり、その場で《退院後のこと》についてこちらの最終的な意向を伝えた。

つまり、継続してこの病院で抗がん剤治療をお願いする、ってことをね。

当初家族の意向は

《実家の地元の病院で》

というもので、それは抗がん剤による身体への負担を心配してくれてのこと。

確かに転院するにはいいタイミングではあるよね。

ただ、これまでの検査データの蓄積やここで手術を受けたこと、脚の血栓のこと、そして主治医に対しさほどの不満がないこと等々。

近いけれど知らない人ばかりの病院よりはここの方がいいかな、って。

それと実際に抗がん剤を始めてみないとそのツラさも想像がつかないしなぁ。。

担当医じゃないけど、回診に来た科のＭ医師に迷っていることをぼやいたところ、じっくりと話を聞いてくれた上で

『慣れてるここがいいんじゃないかな』

『あれこれ考えずにとにかく治療を始めちゃった方がいいよ』

って背を押してくれた。

確かにそうだな、って。

揺らいだ気持ちがその軽い一押しで固まったんだ。

19日に父へその旨をメールして、回答は翌日、お見舞いに来た母が持ってきた。

親戚筋の内科医に相談をしたところ

『「そんなの親が悩むことじゃあない。本人がしたいようにするのが一番で、心配ならば父のことは放っておいて貴女（母）が病院に付いていってやればいい」、そう言われ、目が覚めた』

んだそうだ。

実際80近い母を付き添わせてまで通うつもりもないけれど、とりあえずこれで本人と家族の意向が固まった。

昨日はそれを正式にＩ医師に伝えた日。


まだまだ先は見えないけれど、次の一歩が定まった、そんなかんじだね☆（・ω・）