迷える羊のメモ帳

こんな言葉 あんな花に癒されて生きる

メモ帳315ページ目 今年最後のツツジを求めて・・           

2013-05-13 10:46:00 | 日記
青梅市塩船にある「大悲山塩船観音寺」へ出かけた。
この寺は「花と歴史の寺」としても名高く、5月3日の大祭頃はツツジが丘陵
地が侵食されて出来た谷状一面に隙間無く咲き乱れる事で有名である。

ツツジはすでに盛りを過ぎているが、遅咲きが見頃との情報を得て早目に
家をでる。普門閣を中心にすり鉢状に色とりどりのツツジが咲き乱れ、大祭
には花に見守られての火渡荒行修行が行われる。
遅咲きの花はしっとりとした落ち着きのある色合いで山全体が静かに休息を
している様に見えた。



山門(仁王門)
茅葺の山門を入ると、両側に千手観音を安置したのが始まりとあって建物
脇にのぼりが多く見られる。

阿弥陀堂
今年最後のツツジを見届けたい参拝者が拝殿へと続いていた。

薬師堂
ぼけ封じ薬師如来が祭ってあり我々を「ぼけ」から遠ざけてくれるとあって、
中高年に人気がある堂である。
私も、お賽銭を奮発して、深く祈りを捧げお願いしてまいりました。

山全体を玉造り仕立てのツツジが剪定士とカラーコージネイターによって
来年の開花を支えている。




塩船平和観音像は平成22年に山の最上部に建てられ、季節ごとの花々を
見渡し続けている。そして観音様の願いは心が平安であり、世の中が平和
であり、人々の幸福を祈ってくれている。

この観音様は、基本的な姿の正観音とのこと、右手は胸の前で人々に向け
られているのは、恐れを取り除き、安心を与える身振り、左手は正面に向け、
願いを聞き入れ、望むものを与える身振り、手を下げるは慈悲をあらわして
いる、また水瓶には大慈大悲の水が入っていて、人々に無限に与える意味と
されているとか・・?
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メモ帳314ページ目 涼しげな初夏の白い花々           

2013-05-09 09:25:39 | 日記
季節の移ろいは早いものである、と共に自然とは不思議なもので桜の頃に
なると一斉に春の花が咲き誇り、冬枯れの殺伐とした野原を彩ってくれたの
はつい先日のような気がしている。

しかし立夏を境に陽ざしも強く初夏の陽気が続いている中、木々の緑も色を
深めて力強さを増している。
そんな木々に涼しげな白い花々が目に眩しいこの頃である。

初夏の定番の花であっても、タイミングが悪ければ何年も写真に撮れずにい
たが、2年越しのチャンスをものに出来た花もあり、アルバムの空白を埋める
事が出来て幸運であった。

連休中に爽やかな風を感じて咲く、初夏の花々を集めてみました。

なんじゃもんじゃ

花筏

ミズキ

ハクウンボク

ヒトリシズカ

やまぼうし


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メモ帳313ページ目 微笑ましい「こどもの日」の過ごし方          

2013-05-06 12:01:31 | 日記
ゴールデンウィークの最終日、遠出をした訳ではないが、何故か倦怠感が
ある。休み明けの鈍った身体に鞭打ちながら始まる坦々とした日々が待っ
ているからだ。

「こどもの日」は最高の五月晴れに恵まれ、親子連れの姿を多く見た。
ここは、駅ビルルミネ立川店の10階屋上である。開放感あふれる屋上庭園
でのんびり過ごす親子の姿が微笑ましかった。

この親子は、よほどお父さんの読み聞かせが上手なのか、飽きずに何冊も
せがんでいた。



青空が近い、気持ちの良い場所で「あおぞらガーデン」が開催された。
高層ビルが立ち並び、決して景観が良いとはいえないが、こどもの日に
ちなみ真ん中に大きな本棚が置かれ、絵本が沢山、好きなだけ自由な場
所で読んでもよい事になっている。

イベントのテーマ「あそんで 学んで 街とつながる」を目的に屋上庭園を
通り抜ける爽やかな風の中で思い思いのスタイルで過ごす事が出来る時間
に感謝した。


あちこちに座り込んで熱中して本を読む親子の姿があった。
こんなにのんびりと過ごす時間、遠くへ出かけなくても家族と過ごすこんな
時間があるのを知り「こどもの日」の意義を改めて感じた。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メモ帳312ページ目 遠のきつつある「端午の節句」          

2013-05-02 09:22:28 | 日記
皐月晴れの空に力強く泳ぐ鯉のぼりは、日本人独特の感性であり、いつまで
も続いてほしい良き風習だと思うのだが、最近は街中ではほとんど見る事が
なくなった。




同じ町内に幼稚園と私立小学校があるが、鯉のぼりは何処にも見当たらない。
「子どもの日」として国民の祝日となってからは、特別行事としての役割がない
からだろう。せめて♪♪やねよりたかい こいのぼり・・・親から子へと受け継が
れてきた「鯉のぼり」の歌は教えて欲しいし子供には歌って欲しいと願う。

明日からゴールデンウィーク後半の4連休が始まる。
仕事で多忙な日々を送る人々にとっては、鋭気を養うには4連休は最高のご
褒美である。遠出をするのも良し、のんびりゴロゴロも良し、よけいな事は考え
ず休めばいいのだが、一応、内閣府では国民の祝日の意味を次のように定め
ている事を知っておきたい。

5月3日 憲法記念日 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
5月4日 みどりの日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をは
             ぐくむ。 
5月5日 こどもの日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、
             母に感謝する。
5月6日 振り替え休日休日(主に祝祭日)が他の休日(日曜日、他の祝祭日など)
              と重なった場合、月曜日以降を休日にして休日が減ら
              ないようにする制度である。

兎に角、自由と平和を求め、美しい風習を育て、より良き社会、より豊かな生活
を築くため国民こぞって祝い、感謝する日とあるから、あり難く休日を満喫したい
ものである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする