メモ帳３５６ページ目 萩のトンネル

例年より10日程遅くやってきた「萩のトンネル」内の花達は、精彩を放つ
とは言いがたく、おまけに例年に比べ花数が少ない。

秋の七草の中では特に好きな花なので見逃すわけにはいかない。
公園管理事務所に問い合わせると見頃になっていますとの情報を得て、
9月末、急いで出かけた。

「萩のトンネル」内で花を愛でる人々に出会えなかったのは寂しい限りであ
ったが、トンネル内を吹き抜けていく爽やかな風にゆれる萩の小さな花に
出会えた事は喜びであり満足であった。

今頃の公園は、夏枯れぎみで花畑は朽ちた花ばっかり、木々は枯れ葉が
目立っていた。おまけに平日では来園者もまばらである。
紅葉には早いが寒さが足早に進んで来ているようだ。