メモ帳２４３ページ目 個人情報をどう守る？

9月の声とともにデパートのショウウィンドウのマネキンの服装が秋色に
変わった。お隣の庭のお花も植え替えられて「キキョウ」が根付き始め
ている。



昨日はわが町は断続的に集中豪雨に見回れ、久々に涼しい休日となった。
これからは、日中は暑くても朝夕はしのぎやすい季節となるはずである。

月が変わり、我が家の郵便ポストにも急にダイレクトメールが増え始めた。
秋の装い満載のファッションカタログ、夏のダメージ肌に潤いを与える化粧
品カタログ、白髪が目立たなくなるチック剤、夏の疲れを癒す栄養剤、
夏太りは早目の対策をお勧め・・等々、経済的に余裕があれば、どれもこ
れも試してみたくなる商品ばかりである。

しかし考えてみると、一度もコンタクトを取った事がないのに、住所、氏名
に一字の間違いもなく広告メールが届くのは、何処かで個人情報漏洩が
行われているのは確かである。
勿論、自らの情報を自分で書き込んだり、云ったりする事も度々ある。
その時に必要だと思うと躊躇せずに書き込むが、何年か後にその情報が
無関係な企業に回り回って行くことを考えると恐ろしい事だと思う。

願うならば「振り込め詐欺師」のリストに上がっていなければ良いのだがと
少し不安になる。
幸い私には息子も娘もいないので、オレオレのなりすまし詐欺の餌食には
ならずに済みそうだ。

貧乏人は鼻から相手にしてないよ・・詐欺師なりの自尊心に基づいた騙しの
ティクニックがあるのだと言われそうだ・・が、油断はできないと肝に銘じる。

何一つまともに決められない野田総理大臣が政治生命をかけて取り組んだ、
消費税増税に伴い、国民総背番号制が取りざたされるようになった。

国民一人一人に番号を付与し、国民全体の個人情報管理の効率化を図る
事を目的に氏名、本籍、住所、性別、生年月日を中心情報とし、その他の
管理対象として、納税、金融口座、親族関係などがあげられている。

この制度によって行政の手間が省け経費が軽減し、国民にとっても自己の
情報を確認、訂正しやすいメリットがあると言う。

いやいや、もう騙されないぞ～～その内背番号で呼ばれる近未来に背筋が
ざわめき出している。