かりんとうの小部屋Z

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おやすみプンプン

2020年12月15日 18時16分10秒 | サブカルとかテレビとか
Twitterでこの作品に触れている方がいて、気になって読んでみました。
いやぁ、実に鬱々とした漫画です。
物語はヒヨコみたいな姿をした小野寺プンプンの小学生から20歳ぐらいまでの、
青春期の葛藤?を描いたものですが、読むのがつらい。
プンプンはどんどん不幸になっていきます。両親の離婚から始まり、最後は…。
最後まで読んでみて私はクイーンの「ボヘミアンラプソディ(曲)」を思い浮かべました。
神様を求めながらも、圧倒的な虚無感にさいなまれ生きることができない。そして周りの
人たちも不幸にしてしまう…。まさに「Nothing really matters」の精神。

田中愛子ちゃんという女の子が出てきます。プンプンの恋の相手であり、人生のすべてに
なっていく女の子。しかしプンプンの不幸の原因といっても過言ではない子。
この子の人生の結末を見届けるのはきついです。ネタバレはしませんが。
私はこの子はいわゆるファムファタルだと思っていました。男を破滅に追い込む女。
でも全然そうじゃなかった。彼女はただただ運命に翻弄される。
その顛末はあまりにも悲しいです。

【総合評価】
何%の人が最後まで読めるでしょうか。半数の人は脱落するのでは?
私は4巻まで読んで「もういいかな…」と一時撤退。そのあと日があいて
最後まで(13巻まで)読みました。
最後まで読んだ人は…心にトゲが刺さった状態になるだろうな。抜けないトゲ。
おすすめはしません。読後はしばらく廃人です。それでもいいという方はぜひ!!

泣いた巻 6巻 12巻 13巻。
好きなキャラ プンプン 愛子ちゃん プンプンママ 翠

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