もしも、
寿命が明日で終わる事を知ったなら
その
怒り。悲しみ。苦しみ。
それほど
重要には感じません。
きっと
この 生きる 時間の意味を悟り。
過去の自分を振り返り。
残された時間をいとおしく
感じるものです。
例えば
今、大切な人が認知で過去の全てを
忘れていく瞬間に立ち会うとき。
それは
ある意味 別れ に似た感情を
感じます。
今までの大切な人がいなくなり
別の方と話をしている気分です。
ですが、
それを 悲しくうけとらず
その人とのその、一日を大切に
過ごせばそれが 生きる ことです。
過去の出来事を忘れる時
もし自分が全てを忘れてしまった時。
それに対して 思い出せない。痛みを
感じます。
ですが、思い出せない。
でも今日は確実に進んでいるのです。
どんな日常も大切な一日で
どんな日常もかけがえのない一日。
ですが、
それを失って初めて気がつく。
多くの方は
体験して気がつくことでしょう。
もしも
明日までの命なら
少し考えてみてください。
きっと
何かに固執していることが
ムダに感じ、
怒りが
馬鹿馬鹿しいと感じることがあります。
今日という一日を大切に。
そして大切な人をより大切に。
人間らしく生きていただければと
感じます。