六月の手紙

山崎まさよしサンのファンです。六月生まれで、手紙の様にLIVEレポが中心のblogにしたいと思っています。

HAND MY ADDRESS2006 Vo.l 25 金沢 12/8

2006-12-10 00:46:35 | Weblog
師走を向かえ、1週間余りが過ぎた。
職場ではノロウィルス感染症の対応に追われる日々・・・
おかげ様で私は元気で、毎日自転車で通勤し仕事をし、神戸のシカオちゃんのLIVEや、京セラドームのビリー・ジョエルのLIVEに行ったり、相変らず音楽と縁深い生活を送っていた。

HMAツアーも終盤となり、12/8金沢へ行って来た。
JR金沢駅で大阪のKサン、Tチャン、新潟のPチャンと合流。
お昼ご飯を食べてから向かった先は、ひがし茶屋街。
まさやんが、99-00のOKSTで訪れた三味線屋さんに行くのが目的。
あさの川の傍の石畳の路地を入ると、江戸時代の藩政の頃の佇まいが広がる。
格子戸と2階建ての木造建築の町並みは国の「重要伝統建造物群保存地区」に指定されている。
ガラガラと板ガラスの扉を開けて三味線屋サンに入ると、TVにも出演され、まさやんを案内した女将さんが迎えてくれた。当然だが、三味線がイッパイ展示されてある。三味線の体験をしたいと言うと、2階に案内された。
2階の奥座敷では三味線の製作中。
男性の二人組のお客サンも来られていた。先ずはお抹茶でおもてなし頂く。作法が解らずお茶の経験のあるKサンとPチャンに教えてもらいながら戴いた。
そして、いよいよ三味線の体験。
最初に三味線の持ち方やバチの持ち方を説明。
そして目の前にある「さくらさくら」の弾き方をレクチャーされるが、メチャ早い説明でチンプンカンプン。説明してくれた女将さんは説明が終わるとサッサと居なくなってしまい、取り合えず、目の前の楽譜を見ながら、悪戦苦闘。
もう結構4人共必死。
さくら~さくら~迄は何とか全員弾けた。
余りにも一生懸命な私達に呆れたのか早々に男性二人は「お先に~」と帰って行かれた。
Tチャンが4人でさくら~さくら~迄セッションしよう~と言い、私達は調子に乗ってメチャ短いセッションに挑んだ。
三味線をメチャクチャ弾きまくり、それでも初めての三味線に触れ、思う存分楽しんで、情緒のある音色に少しはまった。
三味線って幾ら位するのか聞いたら最低8万円との事。
うーんギターよりはやはり高価だけど、私のギターは10万円だから、一生物と思えば決して高くないと思った。
楽器に触れて音を奏でるって、ヤッパリ面白いと4人共大満足だった。
ちなみに体験料はお抹茶付きで300円。

時間があるので少し茶屋街を散策しようと思い、その前に無料休憩所でトイレを借りたら、観光協会?の叔父さんが「案内しましょう」と言って頂き、ガイドして頂けた。
茶屋街の家々にある格子戸は木が三角になっていて「紅柄木虫籠(ベニガラキムスコ)」と呼ばれ、中から外は見えるが外から家の中の様子が見えない作りが特徴と。金沢の名産はやはり金箔と、金沢の金箔で京都の金閣寺は出来ているとも教えて頂いた。
金沢の人の温かさが嬉しかった。
歩き疲れ、喫茶店を探す。
大通りに出ると面白い看板が目に留まる。「禁煙喫茶室」と書いてあるが・・その横にタバコの吸える喫茶店とも~どっちやねーんと興味深々で、お店に入ると、なんとも愛嬌のあるマスターが向かえてくれ「うちは時代と逆行でタバコの吸える喫茶店なんです」と。レトロな雰囲気のお店は面白いネーミングの喫茶店で雑誌やガイドブックにも紹介されていると言う金沢では有名な喫茶店だった。マスターが「うちはココアが自慢」と。その言葉で4人共ココアを注文。自慢のココアは生クリームがタップリでクリーミーで程好く甘くて、冷えた体を優しく温めてくれた。


そしてタクシーで会場へと向かった。
そうそう、この日は4人行動なのでタクシーを使う事が多かったが、金沢のタクシーの運転手サンはお客さんへのリップサービスが上手、とにかく面白いし、よう喋らはる~

会場に着き、「はあ~なんかもう満足したなあ。これから旅館帰ってお風呂行こうか・・」みたいな気分でもあり・・・何でやねーん!今から本番やろ~と突っ込まれそうやから、ハイ、本題。
いや~ホンマすいません。前置き長いよ~と言われるかな?

金沢厚生年金会館は1階のみで、会場がすり鉢を半分に切った様な作りになっていた。
本日のチケットは福井のまさ友サンのTサンにFC先行で取って頂いた。
本来ならTサンも参加し、一緒に楽しむ予定が、急遽ご家族の方の看病で来れなくなり、新潟のPチャンを誘った。
席は6列目のステージから向かって左の端っこ。

定刻より少し遅れて開演。
キタローさんが登場すると、凄い歓声。リズムに合わせて・・フーと云う掛け声もあり、いきなりスタンディング。お客サンのテンションが最初から高い。
続いてゲンちゃんがお尻をフリフリしながら可愛く登場。
そして・・・まさやんが登場するとキャーと云う黄色い歓声が飛ぶ~
まさやんは白地にFRYNG HIGHと書かれたダメージTに大きめサイズのGパン。髪も良い感じで落ち着いていました。寒くてもキタローさんとゲンちゃんは変わらず半パン。
ベース・ドラム・ハープのセッションでは、まさやんとキタローさんがかなり接近して、お互いを見つめながらリズムに合わせて、チョコット横・前・横・前の可愛い振り付け。お客サンもフーフーとリズムに合わせて言い、ノリノリでした。

1曲目のNAVELから素晴らしい歌声。

ま:みなさんこんばんわ。山崎まさよしデス。え~石川、随分寒くなりましたが、HAND MY ADDRESS大分大詰めですけど、今日は石川金沢デス。
会:金沢どう?
ま:いきなり・・そんな漠然と。(笑)「前田利家どうですか」と同じ様な感じで、すり鉢状のこの感じが非常にこう・・何かこう迫って来るみたいで・・
咳をしてらっしゃる方もありますが、こう言うと余計コホンコホンとする人もありますが誘惑に負けない様にと云う事で。え~まあ寒いんですけど、心配しなくても僕の頭は後半に行くに従って盛り上がって行くんで・・・お見苦しい点を見せると思いますが、お許し下さい。今日は最後までごユックリお楽しみ下さい。

本日はメヌエットとSuperのバージョン。
LongYesterdayのギターの響きと絶妙な3人のコーラスワークが素晴らしくて、まさやんの優しさが会場を包み込んで行く。
12弦ギターの音色の美しさにも負けない、高音の伸びやかさも素晴らしいメヌエット。
Superの間奏でギターを弾き一瞬横を向く顔も今日は良く見えて、何だか男の色気も垣間見た様な気分。ちょっとドキドキする横顔でした。

4曲終了すると、会場からは大きな拍手と歓声。
汗を拭い、ピアノへ移動。
ま:え~映画の撮影できましたし、調度犀川のほとりで・・やりました。2月でしたね~。今年?去年の2月か?
会:しっかり~
ま:しっかり?君野球の応援でも見に来てるのか?部活を見に来てるのか?え~と云う事で・・このままこの向きだとズット独り言喋ってるミタイになるんですよね。(と、突然客席の方を向くとキャーと歓声)皆さん此処の楽屋のトイレご存知でしょうか?非常に狭いですよ。無理してユニットバスにしてるんですよ。僕ね、非常に水周りとか気になるんですよ。東京でもワンルームマンションになると、ユニットバスとか便器見ながらお風呂に入る事になるんですよね。水周り位はね贅沢にしたいデスね。所謂、西洋と違ってですね、日本はお風呂に長くつかる文化がありますよね。座ります?(立ってMCを聞いてるお客サンにさりげなく着席を促し、着席しました)(そしてお風呂話の続きへ・・)ノンビリと足伸ばして入りたいモノですよね~特にこう寒くなって来ると。結構シャワーで済ましてる人多いでしょ?半身欲とかしてますか?ああ云うのしないとね、これ位になってくると、段々代謝が悪くなって来るんですよね。汗かく時に汗出ないミタイな~
会:大丈夫?
ま:大丈夫?って(笑)そいう風に健康について、今日はこんな話を・・・

まさやんのMCは自分の日常で感じてる事、誰もが暮らしてる中で感じてる身近な話題がより親近感を産む様に感じます。決して饒舌では無いけれど、丁寧な語り口調も好感が持てますよね。最近は会場の声も上手に拾う余裕も感じたりします。

そして「8月のクリスマス」
背中から聴く8クリは格別。切なさが一層胸に迫る。

チャイムが鳴り、キタローさんとゲンちゃんが登場しソファートーク。
本日のお土産は「ウーロン茶で乾杯と言えば」とゲンちゃんが言い、キタローさんが出したのは「第七餃子」。
包みを開けると、まさやんが思わず「丸いじゃん!」と。
ゲンちゃんはたこ焼きみただねと。
そしてゲンちゃんはカニを期待してたと。
するとまさやんは(カニだったら)MC無くなると思うと。(笑)
そして第七餃子を食べたゲンちゃんは「ウワ~これはね、周りの皮のムチムチ感と中のアンの組み合わせが、又も一口で食べられる大きさが絶品ですな~」と。
まさやんにもナンで食べないの?と云う様に餃子を勧めるゲンちゃん。
ま:俺は無類の餃子好きですよ。
と言いながらも食べないまさやん。
ゲ:旨いわ~この鼻を抜けるニラの香りと肉とキャベツのハーモニーがたまりませんなあ~
キ:食い物の表現が上手いよね。俺なら美味しいで終わっちゃうけど・・
そして、今日はまさやんがインタビュアーの様にキタローさんとゲンちゃんに金沢の思い出とかは無いの?と聞き、ゲンちゃんの金沢の恋の思い出話が展開。都道府県別恋愛1位らしい。金沢の女性は日本人らしい日本人女性なんだそうデス。
キタローさんが「我が家が恋しい季節だよね」と言うと。
お家へ帰ろうが始まる。♪
♪お家へ帰ろう~コウバコ食べよう~お家へ帰ろう~シチューを作ろう~コウバコでダシ取ろう~♪
と歌ってステージのバックには雪が降りました。スタッフもアドリブが利くとゲンちゃんもビックリしてました。
(コウバコは加賀と能登のカニを加能カニと言って市場で売ってるそうで、雄を「ズワイ」雌を「コウバコ」と呼ぶのだそうです。Pちゃんに教えて頂きました)

未完成

ゲ:今時あれだよ、今時のコンサートって何かコンピュターでで縛られてダンサーとか居てね、凄い事になる訳だよ。
キ:ステージこれだけで良いのか。マイク3本。
ゲ:俺達ってホントにアナログだよね。
ま:ヘッドマイクとか付けてるんだよね。
ゲ:俺、昔使ってたよ。CCBのマネして。息切れするとゴホゴホって言う息切れも入っちゃうんだよ。
ま:1回ヘッドセット付けてやってみる?
ゲ:俺、ヘッドセット付けてる頃って坊主じゃなかったんだよ。今大変だよ~ツルッと落ちちゃうよ。しょうがないアナログでやろう~最近アナログもね、時代遅れかも知れないけどね。

ADDRESS
「深~い」と歌い出だしの声から鳥肌モノの素晴らしい歌声。天性の歌声って感じがする。

冬が嫌い!夏よもう一度と強引に今日も波マシーン登場。
波の音に乗り、今日も可愛いくまさやんはジャンプ~。Gパンがブカブカで小さいお尻がキュートでした。

本日のPartyはカップルと女性二人。そしてキョードー北陸のお花ちゃんこと岩見さん。岩見さんのカツラ姿にまさやんは「岩見、カツラ似合ってるぞ~」と。
もうすぐ結婚すると聞いたカップルの方に中華料理で「おめでとう~♪」と歌ってました。

チャーリー君とゲン子ちゃんのトークセッション。
タバコを買いに行くと言い、3日間帰って来ないチャーリー君。
ついつい金沢迄来てしもうたんやと言うチャーリー君はゲン子ちゃんに「ゴメン兄貴!哀川翔みたいや。」と、「意味解んない」と突っ込まれるチャーリー君。
「罰に夕飯奢って」と言うゲン子ちゃんは最近メタぼってると。
チャーリー君は「今日のごきげんようで言ってたコウバコカニはどう?」と。
「金沢と言えばコウバコカニよね。でもカニ食べると会話が無くなっちゃうじゃない」と。すると、「さっきの残りの第七餃子がある」と云うチャーリー君。一応焼いてあると言われて「焼くと云う言葉に弱いかも~」とゲン子ちゃん。焼きたい?焼きたいのか~金沢も焼きたいのか?随分と物分りが良いねと、パンへ♪

会場は一気にヒートアップ。
パン、Mama・長男とまさやんのパワフルなボーカルを堪能。
Mamaの間奏では舌を出したり、お茶目な表情も見せてくれる。
長男はキタローさんもゲンちゃんもパーカッション。まさやんのエレキ。こんなにもシンプルな構成のハズの音なのに、この3人から作り出されるアフリカの民族音楽の様なアレンジはとにかくカッコいい。
アンジェラは、今日も力強くて、山崎まさよしの声のパワーに圧倒される。
そして色っぽいのだ。男っぽくて色っぽい。より切なさが胸の奥に迫ってくる。
CDでは味わえない大音量で聴く力強さに酔いしれる。全身でまさやんの声を受け止める感じがたまらない。
これぞLIVEの醍醐味だと思う。

そして晴男になると、軽快なレゲエのリズム。まさやんの零れる様な笑顔に魅了される。歌詞も素敵だ。
「そうなんです!私、未だ兼六園に行った事がないんですよ。今度必ず行きます!
」それはそれはそれで良い~♪と歌ってました。

そして晴男の後ステージの袖に下がる前に投げキッス2回飛びました~

ツアーTのスタンプT生成りを着てアンコールに登場したまさやん。スリムな体にフィットして、凄く似合っていて可愛かったです。
セロリを歌うまさやんの笑顔も素敵。
楽しくて仕方ないこの笑顔に会えるから、何度も足を運びたくなる。この笑顔が幸せを届けてくれるんですよね。

最後のMCでは、
ま:ありがとうございます。まあ北陸飛び飛びで来ましたが、今日が北陸の千秋楽デス。色々と縁がありまして、石川とかは撮影とか、弾き語りのLIVEでも来てますけれども、またこうしてバンドでこうやって演奏出来るのも楽しみにしてました。映画のロケも来てましたが・・・僕12月生まれなんで、そんなに雪弱い方じゃないんですよ。まあ住んでる方は大変なんだと思うんですが。もうすぐクリスマスですけど、風邪をひかずに、ご健康でお過ごし下さい。

バス停

「ありがとうございました」とお礼を言い、ステージの左右中央でお辞儀。
そして、見えないかな?との配慮でか、スピーカーの横からチョコット顔を覗かせて、ステージの左の端の方のお客サンにも笑顔で手を振ってくれました。
そして又投げキッスが~2回飛びましたよ。

「おやすみなさい」と言って終了。

北陸のHMAも終了。
夏から始まったツアーも後は四国3公演となりました。

音楽の世界も日進月歩。いろんなデジタル機器からの電子音で作りこまれているLIVEも確かに増えているのかも知れない。その事がどうのこうのと言える立場でも無い。
でも、まさやん自身から生身で作り出される音はやっぱりカッコいい。
そして本当に芸達者な3人の最強のバンドから作られる今回のLIVEも又素晴らしい。音に対する物足りなさは微塵も感じない。
自由で奔放でありながらも完成度の高いLIVEは山崎まさよしのボーカリストとしての成長と共に、今後もワクワクドキドキが止まらないだろう。職人気質の様に何時までもきっと変わらずにアナログに拘りながらも、新しいモノも否定せずに更に進化して行くんやろうね。

今宵も幸せ度120パーセント!
金沢のLIVEの後は地元のまさ友のAサンと大阪のTさん、Kさんと打ち上げて、この日はAさん宅に泊めてもらい、積もる話で布団に入っても深夜までお喋りしていた。
翌日は高岡へ行き、鈴木写真スタジオにも行って、贅沢な金沢・高岡の旅を満喫。

ヤッパリまさやんは最高に素敵さ~

次回は松山レポの予定です。




2 コメント

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金沢よりお帰りなさいませ~♪ (あけやん)
2006-12-10 23:20:04
金沢よりお帰りなさいませ~ 金沢は観光では行った事があり、兼六園にも行きましたが、ライブではまだ行った事もなく、金沢厚生年金も訪れた事はないのです、一階のみ、すり鉢状になってるのですね、総立ちになってまーちゃんが迫ってくるような感じというのも、なんとなく想像出来ておかしかったです。金沢も素敵なライブの展開だったようで、羨ましい(^.^)b、またTVで放映された三味線茶屋にも行かれたそうで、私も行きたかったです、金沢や高岡もまた素敵な思い出が沢山出来ましたね!いいなぁ(^O^)/いいなぁ\(^O^)/こんどゆっくりとお話聞かせて下さいませ!水周りのお話も楽しかったです、何だか想像が膨らみますよね!まーちゃんらしいなぁと思いました!投げキッス4回もしてくれて、会場に居たらキャッチしたくなった事でしょう!素敵なレポ有難うございました。後ライブも少しとなりました、お仕事や主婦としてお忙しい中でのレポアップ、いつも有難うございます。また松山も楽しみにしております。どうか引き続きお風邪等引かれませんようになさって下さいませ(^Q^)/^
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いつもありがとうございます (ecomama)
2006-12-15 21:00:11
毎回、まさよしくんのレポの中で一番早くUPされているようなので、楽しみにしていました。本当に、詳細なレポありがとうございます。たぶん今頃、涙のバス停なんでしょうね。私のブログでもkatuyoさんのブログを紹介させていただきます。他のまさ友さんも楽しみにしていますよ。本日のレポも期待しています!!
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