数年前から栽培していた「宇宙芋」。昨年秋に収穫して、今年の種イモとして保存していたものが低温でやられていた。「あ~あ、これで栽培が切れたか」と思っていたら、2年前に種イモを分けてあげた友人が「もう、栽培しないから」と言って種イモを30ばかり持ってこられた。写真のようにすでに発芽しつつあったので、早速畑に植えた。
7~8個植えて、さらに残っていたので親戚に持って行ったが、さて植えてくれるだろうか。写真の芋は、残ったので我が家で保存するものである。これから「欲しい」という方がお出でなら、分けて差し上げられる。
「宇宙芋」は学名を「Dioscorea bulbifera」といい、別名を「エアーポテト」という「ヤマノイモ科」の蔓性植物で、原産地は熱帯アジア・フィリッピンとのこと。葉はハート形で大きく、十分に育てば遮光植物として活用できる。レシピはインターネットで検索できるが、特別な味があるわけではなく、食べにくいこともない。今秋は沢山収穫出来れば、仲間たちにおすそわけが出来るのだが…。畑に植えると場所を取り栽培もなかなか大変だが、面白い植物でもある。