自然・宇宙・地球・旅から人生を顧みる

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宇宙教育指導者セミナー in 呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)

2018年03月04日 23時16分53秒 | 日記・エッセイ・コラム

 3月3日~4日、標記のセミナーに指導者として参加するため、呉市まで移動した。呉は、昨秋長姉の所へ行って以来、訪問していない。久し振りの“呉市”であった。呉まではいつものルートで向かったが、約2時間でミュージアム駐車場へ着いた。初日の3日は「水ロケットの見本」作りと会場設営。何と、雑駁な見本づくりであった。15時頃から17時過ぎまでミュージアムの4F研修室で作業をしたが、途中でYACの小定さんと、九州大学の麻生先生が合流された。作業の合間にロビーに出て撮影したのが、次の写真である。一枚目はコンテナ船で、ここからの景色の中に常に被写体となる船である。2枚目は、「JMU 大和のふるさと」と書かれた看板が目立つ、旧海軍工廠の大和建造ドックの遺産である。3枚目は西方を遠望したものだが、本日宿泊する「クレイトンベイホテル」が中央辺りに目立っている。4枚目は、海上自衛隊の船溜まりの景色である。5枚目は、このミュージアム隣りの桟橋に到着した石崎汽船のフェリーで、広島~呉~松山を結ぶ航路を走る船である。6枚目は、ミュージアムテラスに設置してある、その場所から見える呉港と工場群の説明板だが、なかなか分かりやすくて良かった。

          

 かくして準備で時間がかかった初日が終わり、ホテルでチェックインの後、YAC(宇宙少年団)やまと分団のリーダーとの会食(夕食)に臨み、交流を図った。20時頃に“お開き”にしてタクシーでホテルへ戻り、大分から私用で遅れてきた高橋先生と共に5名で22時25分から23時半まで、セミナーの打ち合わせとテキスト改訂の編集について協議して別れた。部屋に帰りセミナーの準備を済ませると24時を回っていたので、慌てて床についた。

 セミナーの開催日は、昨夜(?)遅く寝付いたのに早めの4時半に目が覚めた。カーテンを開けて外を眺めたが、危機管理のためか窓はねじ止めされて開けることは出来なかった。ガラス越しに撮った写真だが、大学を卒業するまで毎日眺めていた「灰が峰」が薄い朝日に光って見えた。

 当時の我が家は灰が峰の山麓にあり、子どものころは良く山で遊んだ記憶がある。片側1車線程度の県道があるが、中学・高校と続けていた陸上競技の練習によく走ったことも記憶に残る。

 7時の朝食の後、8時にホテルを出て会場へ向かった。駐車場に車を止めて、通称“鉄のクジラ”と呼ばれている潜水艦の博物館前を通って会場へと歩を急いだ。

 会場へ着くと、ほぼ机等の準備は済んでいた。

 「9時開始」の計画だったが、予定より若干遅れての開会となった。最初に開催団体(YAC:JAXA)を代表して麻生先生(活動委員会委員長)が挨拶をした後、呉市長:新原芳明様の挨拶を受けた。このセミナーに行政のトップがお出でになることは、これまでにはなかったことだ。

 その後、オリエンテーションでセミナーは始まった。

      黄色のジャンバーを着用している方が、私の分団のリーダー達である。

 オリエンテーションは臼井委員が担当し、テキスト第1章~第3章に係る部分は高橋委員、第4章~第5章に係る部分は臼井委員、最後の第6章~第7章に係る部分は私;中村が担当したが、昼食時間前で講義時間が大幅に遅れて時間不足の中で終えた。現在執筆中のテキスト改訂部分を中心に講義して、あとは渡してあるテキストを読みこんでほしい旨を強く訴えておいた。

 委員5名はミュージアム西側にある店舗で昼食を摂り、早めに会場へ戻った。が、帰途「大和の200分の1」模型の前で記念写真。この5名が本日の講義スタッフである。

  そして「特別展を見てください」と案内されたので、短時間で回ったが、もっと時間をかけてじっくり見たかったが、本音であった。

 午後の講義は「飛行機はなぜ飛ぶの」との課題で、「羽根の働き」についての説明や実験を見た後、「紙飛行機の制作」に入った。

          

 この講義担当は麻生先生で、大学でのご自分の専門内容の一つである。めったに聞けない「九州大学大学院教授の講義」であった。参加者は本気で紙飛行機を制作し、広いフロアーで思い切り飛ばしていたが、その様子は子ども達と変わるところはなかった。中途半端に制作したのでは、「巧く飛ばせない」ことが分かっただけ収穫であった。

 16時終了予定が延び延びて17時を大きく回り、会場の片づけを済ませて駐車場の車に乗りこんだのは17時半を過ぎていた。薄暮から真っ暗になる時間帯を走るのは疲れたが、これで今年度のスケジュールは終わった。帰り着いたのは19時半が近かった。

 

 


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1 コメント

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Unknown (きじ)
2018-03-07 14:31:29
久々にコメントします。呉港の写真と「灰が峰」で思い出しました。まさに、世界的に有名な賞を受賞したアニメーション映画「この世界の片隅に」の舞台ですね。主人公のすずさんが嫁いだ家は、灰が峰の中腹という設定だったと思います。レンタルDVDも出ているようで、また見てみたいと思う作品でした。

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