自然・宇宙・地球・旅から人生を顧みる

自然や宇宙、旅が好きな私のブログです。色々な体験など、日々の出来事について日記風に綴ってみます。

8月最終日:グラウンド・ゴルフ指導員研修会

2019年08月31日 18時09分00秒 | 日記

 台風10号以来天候不順で雨が続いたが、昨日から晴れ始めた。今日は「福山市グラウンド・ゴルフ協会;普及指導員研修会」が開催されるので、7時半には会場の「山手グラウンド・ゴルフ場」へ行った。何でも8時過ぎに受付が始まるとのことだったが、早く着き過ぎた。グラウンド・ゴルフ場は草が伸び放題で、芝生のはずだが芝なんて草に負けて見えなかった。本日の日程は、午前中が実技で同じコースで3ゲームして、午後は会場を移してルール等の座学であった。仕事は指示された方が少なく、女性がコース設定で私は実技終了後の成績の集計だった。ゲームをするための割り振り表が貼られたが、出席者は66名で全員の出席ではなかった。

 開会行事後に実技研修(競技)となって、2ゲームは続けて行い、間に休憩をはさんで残りの1ゲームである。私の組み合わせは、「3ホールスタート:7名」であった。男性5名、女性2名でゲーム(実技研修)を行った。芝生広場というよりは草原で、ボールは転がりが悪そうだったが、思ったよりは転がった。1ゲーム目は“ホールインワン”が一つ出て、成績は16打だったが、2ゲーム目が上手くいかず20打で終わった。休憩の後の3ゲーム目はさらに苦労して21打で終了した。トータル57打で実技研修は終わった。不要な荷物は車に乗せたままで、徒歩で研修会が行われる会議場まで徒歩で移動した。

 会議室で待機していると、役員が成績表(スコアカードと個人カード)を持ってきて、「成績を集計してください」と渡された。他の参加者は弁当を食べ始めたが、集計する係(私を含めて3名)は作業を始めた。「表彰は5名だが、10位までの成績を出してほしい」とのことだったので、個人カードから成績を拾って順位をつけ、スコアカードと対比させて確認作業を進めた。その中に私の個人カードもあったが、残念なことに7番目だった。

 表彰式はルールの研修後だったが、名前を呼ばれた5名は顔が綻んでいた。「もう少し頑張れば…」と思ったが、それは実力不足か。ともあれ、本日のスケジュールを終えた帰宅した。

 8月最終日は、こうして暮れていった。明日からは9月、今年も残りが4か月となる。また、齢を重ねるなあ…。


自然観察会

2019年08月21日 14時46分30秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今年度最初の「自然観察会」を実施した。天候が心配されたが、幸いに青空の見える曇りの天気。蒸し暑さは残ったが、曇っているだけ過ごしやすかった。

 集合は「四川ダム駐車場10時」の案内だったようだが、参加者は受け付け時刻までには集まったようだった。下見調査で決めたように、市の軽四バンで駐車場から大谷池の堰堤まで参加者を搬送した。私は一便で、参加者4名と共に先に行った。

 四川ダムは農業用水の調整用ダムで、通常は写真のように堰堤半ばあたりが満水位である。

 駐車場から事務所方向に目をやると、遠くに滝山山頂辺りが眺望できる。滝山は、戦国時代に「志川滝山城」があったとのことでその遺構が残っているが、山城であった。

 10時過ぎに観察会を開始したが、あれこれ話したり演習したりしていると、まだ堰堤から一歩も下っていないのに11時が過ぎていた。ここでは、顕微鏡を使って“ススキの葉の鋸歯”を観察してもらった。ガラスのような鋭い鋸歯に、皆さん驚かれていた。10数種類の植物の観察などをして、急ぎ散策路を下り始めた。終了予定時刻は12時だったが、下り始めたのは11時を過ぎていた。説明しながら九十九道を下ったが、見下ろす峡谷(?)は「クズ」に覆われたマント群落であった。沢の流れの音は涼しさを感じさせたが、体中を汗が流れていた。質問されれば回答し、ポイントでは全員が集まるのを待ってまた説明と、繰り返していると時間だけが過ぎゆく。三分の二位下ったところで見つけた「テイカカズラの実」を採集して持ち帰った。小豆の鞘ような実だが、完熟すると綿毛のようなものが飛び出る。植物とは、実に不思議なものである。

 その近くで「サネカズラ」の花を見た。和菓子のような赤い実は見たことがあるが、花は初めてである。良い観察会となった。

 終わり近くで、本日予定していた「植物の糖分の確認」を行った。参加者全員に「尿糖検査薬(試験紙)」を一枚ずつ渡し、センダングサの茎を切った物を渡した。それを検査紙のポイントに30秒ほど押し付けて、色の変化を確認するという作業。全員が“濃い緑色”に変化し、糖(ブドウ糖)の存在を確認した。植物は葉ででんぷんを作り、ブドウ糖に変えて植物体全体に送る。そのことの確認実験であった。

 最初の駐車場へ帰着したのは13時前、計画時間を大きく超えていたが、参加者からは“愚痴”は聞かれなかった。簡単な終わりの挨拶をして、次回(10月)の観察会の案内で本日を閉じた。全身、汗だらけとなっていた。


山荘の草刈り

2019年08月14日 09時18分38秒 | 日記

 11日(日)、14時半に来られたお寺さんが盆のお参りを済まされた後の15時半ころ、友人を誘って山荘へ向かった。「草刈りをするんだ」と言っていたところ、「草刈りなら手伝うで」と言いつつ同行してくれた。山荘に着いたのは17時を回っていたので、車の荷を下ろしたて直ぐに「快湯館」へ行ったが、お客が多かった。温泉から出て隣の食堂へ行ったが、ここもお客が多く食事にありつくまでにかなりの時間がかかった。結局山荘へ戻ったのは20時を回っていて、その日が終わった。

 翌12日は早朝から作業。友人が草刈りをしてくれたので、私は植えてある木々の整理をすることができた。山荘の周囲は芝が植えてあるので私は気を使いながら刈るが、友人は本当に「草刈り」である。人間の頭に例えると「丸刈り」状態。したがって草刈りが終わると、凄くさっぱりとして見えた。実に「奇麗」であった。友人夫婦が草刈りのすべてをやってのけてくれたので、10時前に終了。汗だくになったのでシャワーを浴びて朝食。朝食の支度は家内の分担だった。

 少し休憩の後、「犬挟の道の駅」へ行こうと言うことで、車で移動。珍しいものはなく、トウモロコシも無かった。帰路、昔立ち寄ったおばあちゃんの店に行くと未だトウモロコシがあったので購入。値段は3分割してあり、聞くと「重さで分けている」とのことなので、一本150円のものを購入した。みかもストアーで夕食用の食材を購入して帰宅、すぐに温泉に行った。が、人が昨夜よりも多かった。大風呂にゆったりと浸かり、汗を流してリフレッシュ。山荘に戻り、夕食の支度。

 山荘は朝夕は涼しく過ごしやすいが、日中の日差しは強く、風がなければ暑さはあまり変わらない。それでも風が吹けば、山陽と違って心地よく過ごせる。夜は、満天の星で奇麗だった。

 TVの天気予報では「超大型の台風10号が接近」とのことで、「15日には中国地方の中央辺りを直撃」という予報。「自宅も心配」なので、明13日の午後には帰宅することにした。

 13日は朝から好天気だった。台風情報は若干ずれて、中国地方には16日ころに…とのことだったが、予定通り帰宅することにした。往路と同じ道を経て帰宅したが、福山は異常に暑かった。

 3日間メールチェックをしてなかったので新着メールも多かったが、その中に「ハップル望遠鏡による木星画像を紹介します。撮影は2019年6月27日。恐るべき解像力です。」と言う着信があった。開けてみると素晴らしい画像。私の152mm反射赤道儀では、このような詳細部分は全く見ることはできない。まさに「感動!」である。

 地上で観望すると上下が反対に見えているが、これが宇宙空間を移動している「木星の姿・形」である。このブログを読まれた方も、木星の美しさに“感動”してほしいものだ。

 今日は14日、朝から燃えるような太陽が照り付けている。熱い一日が始まった。


自然観察会の下見

2019年08月06日 14時57分58秒 | 日記・エッセイ・コラム

 台風の影響で朝から雨、止んでくれるのをひたすら待ったが、止む気配なし。主催者の「福山市農林水産課」の職員から電話があったが、「雨天でも決行しましょう」と返事をした。集合予定時刻は10時だったが、「出る前に用件が派生したので、30分ほど遅れる」とのことだった。10時15分頃に待ち合わせ場所の「四川ダムの駐車場」に着き、待つこと10分、市の職員がお一人で来られた。小雨が降ってはいたが、何とか雨傘なしで歩ける状況だった。「自然観察会」は、四川ダム駐車場から大谷池までの凡そ4kmを歩きながら植物観察の計画。蒸し暑さの中、歩き始めるとまなしに体中汗が流れる。道は一応県道ではあるが、崖は「何時でも崩落の恐れあり」の状況で、通行車両はまず無い。2km弱歩いた頃に草刈りをしている人と出会った。市職員と顔見知りの方だったが、言われるには「この道の整備は、山持がすることになっているよう」とのこと。それで本日は一人で作業に来られたようだ。「えっ、池まで歩かれるの? まだ大分あるよ」と笑われた。会話していると、「この近くまで、大きな鹿が出てきたよ」とのことだった。「猿、猪、鹿で、あとは熊だけですねえ」と言うと、「熊の情報も聞きますよ」とのこと。

 途中まで鬱蒼と茂る崖を右手に、左手は深い谷の様子を見ながら、ただ大谷池に向かって歩いた。登りの道は歩幅が小さくなるし、スピードも上がらない。唯々、汗が流れるのみ。市職員曰く、「当日は駐車場から大谷池まで、私がピストン輸送しましょう」とのこと。池から下り道を観察しながら歩くほうが能率は上がりそうなので、「そうですね、無理をして下さいますか」と返事した。

 途中で会話も途切れるような状況だったが、何とか大谷池堰堤まで到着した。昔は周りに桜が植えてあり、花見の季節には大勢の人が集ったと言うが、今は訪れる人は殆どいない状況である。

      

 一枚目はこの池の由来と記念碑であるが、この堰堤は約27mの高さがあるという。地形的にはもっと高そうだが、丁度良い谷あいに建設したものだ。「堰堤は、部分的に漏水が見られるようで、国会議員さんたちも視察に来られた」とは、先にすれ違った道普請の方の話だった。二枚目は取水口がある場所で、遠景が三枚目である。四枚目は池の西側の様子で、堰堤は池の南側に位置する。四枚目の写真左辺りから斜面に準じて「中国自然歩道」の看板が見えたが、人が歩いた痕跡は伺えなかった。

 少々の時間を過ごしてダムサイトの駐車場へと下ったが、下り坂は歩が進んだ。見下ろす景色も良く、天候に恵まれれば楽しく散策できそうに思われた。30分弱で駐車場に着き、市職員と別れて帰途に着いた。別れ際に、当日使用する資料を渡して、「カラーで印刷して」と依頼しておいた。台風の影響か、外はまだ激しく雨が降っている。明日は、回復するだろうか。