自然・宇宙・地球・旅から人生を顧みる

自然や宇宙、旅が好きな私のブログです。色々な体験など、日々の出来事について日記風に綴ってみます。

講演会

2012年10月27日 17時58分31秒 | インポート

 本日、午後2時から講演会を実施した。以前、しぶや美術館から依頼を受けていた件で、YAC分団の児玉先生にお願いをしていたもの。「宇宙に関する話を」とのことだったが、美術館側の依頼とは言え展示されている作品とまったく関わりがなく、よって集客も難しかった。今日はMOA美術館の子どもの作品が展示されていて、それを見に来た方が何名か案内されてきた。写真は講演の一コマで、最初は講師の児玉先生、次は聴衆のコマである。

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 話は児玉先生のこれまでの活躍で撮影された天体写真をTVに写しながら進められたが、映像が素晴らしくて聴いている人を魅了した。世界各地へ出向かれての撮影ではあるが、撮影技量も素晴らしい。「あ~あっ、天体ってあんなに美しいんだ」と、感じられた方々がほとんどだっただろう。話の中で私の名前が出たのでびっくりしたが、YACの教材として依頼した天体の映像、具体的には「月の満ち欠けが分かる資料」(写真3)であった。

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 こんな素晴らしい資料が作れるのも、児玉先生ならではなかろうか。1時間の講演と30分の質疑の予定だったが、準備された資料が多く、質疑の時間はほとんどなかった。でも、十分に満足されたようで、感謝の気持ちを言われながら会場を後にされていた。子どもの参加は4名だったが、その4名にYAC入団を打診しておいたが、さて結果はどのようになるだろうか。11月10日の「秋の天体観測」に参加してくれれば脈があるというものだ。

 晴れた時のために太陽を観察できるよう望遠鏡を設置されていたが、残念なことに晴れなかった。

 私はこの“しぶや美術館”に入るのは初めてだったが、常設展示作品はどのようなものなのだろうか。渋谷といえば福山通運となるが、福山通運=渋谷 昇さんは多くの小林和作さんの作品をお持ちであったが、その作品は倉庫に眠っているのだろうか。久しぶりに小林 和作の作品を見たくなった。

 第1回目の講演会は無事終了したが、さて2回目以降の依頼はくるだろうか。帰り際に館長の渋谷さんに「今後ともよろしく。どんな依頼にもお応えできますから」と伝えておいたが、真意が伝わっただろうか。


サツマイモの収穫

2012年10月26日 18時59分43秒 | インポート

 「サツマイモは10月末までに掘るもんよ」と人が言う。「まだ少し早いかなあ?」と思いつつ、午後農作業に精出した。今年は植える本数が少なかったので、場所も一畝だけ。それでも、蔓や葉がしっかり育っているので多少は期待した。

 最初に「鳴門金時」を掘った。ホームセンターで10本買った苗だが、枯れることなく育っている。我が家の畑で一番乾燥する場所に植えたが、作物が育っていると水分も結構あるもので、土はしっかり湿っていた。「鳴門金時」は芋の肌が濃い紅(?)色である。一株に平均2個芋が育っていたが、大小さまざまだった。中には焼くだけで大変な位の大きさの物もあったが、平均して焼き芋に適した大きさであった。10株掘って収穫できた芋の量は、スーパーにある買い物かご一つ分であった。

 次に品種が分からない種類を掘ったが、こちらは5株ほど。「鳴門金時」よりももっと紅色が濃かった。そんなに小さな芋はなく大きなものばかりで、5株なのに収穫できた芋は同じく買い物かご一つ分になった。

 最後は「安納芋」だが、これも5株。蔓も葉も大きく色濃く育っていたので、期待が大。でもこの品種は、余り大きくない芋が数多く蔓に下がって掘れた。3つの種類の中で、一番数は多かった。色は薄い茶色で見た目は美味しそうには見えないが、掘り上げて1週間ほど寝かせると、ず~っと甘みが出てくるようだ。これも買い物かご一つ分の収穫があった。「安納芋」は中がとろける位に軟らかくなるまで焼くと、甘みが一層強くなる。近所で5個貰って食べたが、固めに焼くより軟らかくなるように焼いた方が美味しかった。

 収穫後、雨がかからないように軒下に転がして乾かすことにしたが、二人で食べるには少々多い。また、友人にお裾わけをしよう。

 今年の芋の収穫は終わったが、今後掘った後には「タマネギ」を植える予定である。タマネギの苗はまだ大きく育ってはいないので、少し肥料をやる必要がありそうだ。このところグラウンド・ゴルフや町内会長職が忙しくてなかなか畑仕事に時間を割けないが、何とか時間を作らないと農作業はできない。頑張れば頑張った分だけ、美味しい野菜が食べられるのだから・・・・。


宇宙教育指導者セミナーin大阪

2012年10月21日 14時43分43秒 | インポート

 19日の午後、新幹線で大阪へ向かった。JRの乗車券は新大阪までで購入すると、環状線はすべてOKである。新幹線で新大阪まで行き、JR在来線に乗り換え大阪駅へ、さらに環状線に乗り換えて天王寺で下車した。今回の旅(?)の目的は大阪府教育センターで開催される「宇宙教育指導者セミナーin大阪」で講義をするためである。

 これまでは大阪での仕事がある時は「天王寺東映ホテル」に泊まっていたが、今回は「アパホテル天王寺駅前」が指定された。アパホテルは、例の帽子で有名なおばさんが社長を務めているホテルである。部屋はこじんまりとしていて、まずまずであった。19日一泊であったが、駅ビルで夕食を済ませて戻り、講義のための資料(PPT)を修正した。私に与えられていた仕事は「オリエンテーション」の説明(10分)で、あとはセミナーの統括だったが、講師が一人来られなくなり、その部分も担当しなければならなくなった。

 20日は6時半に朝食を摂り、8時にチェックアウトした。天王寺駅から地下鉄御堂筋線で“あびこ”まで行き、あとは会場まで徒歩で行った。以前、ここ“あびこ”で地下鉄を降り、友人が経営するインド料理店へ行った記憶が蘇ったが、場所までは分からなかった。会場となる「大阪府教育センター」のロビーには、大阪府下の小・中・高の科学作品の優秀作品が展示してあった。

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 セミナーは9時半に開講した。最初に「講演1」として、教育センター長の広浜さんが「宇宙教育」について45分余り話された。写真はその一コマである。

 続いてJAXAの高橋さん(システムズエンジニアリング推進室 主任開発員)が「有人宇宙ミッション検討のミエル化について」と題されて、約1時間あまり講演された。我が国が有人飛行へ方針を変えるには、まだ10数年以上かかりそうだ。その講演で紹介された「星出宇宙飛行士がISSから放出した人工衛星(キューブサット)」が、正にISSから離れて行く様子が写された写真が次のものである。太陽パネルを背景に、小さな物体が3つ、ちゃんと写っている。

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 昼食時間を挟んで、午後は私の持ち時間である。12時50分から10分間で「オリエンテーション」を済ませた。「セミナーの全体構成とテキストの紹介」さらには「宇宙教育のねらい」についても説明した。その後、おおよそ100分という時間で、「望ましいリーダー像、子ども理解」について講義した。聴くだけでは疲労もたまるので、途中にグループワークを取り入れながらの100分、話す方も大変である。

 セミナーの総てが終了したのは17時を回っていたが、閉講式が終了後ただちに帰路についた。“あびこ駅”まで歩き、帰路は新大阪駅まで地下鉄を利用した。18時59分発の「さくら」に乗る予定だったので、新大阪駅で夕食を摂った。「さくら」は新大阪駅が始発なので、早めにホームへ出て並べば楽に座れる。予定の時刻に発車した新幹線は、定刻通りの20時02分に福山駅へ到着した。これで二日間の出張仕事は終えたが、11月2日~3日にかけて今度は博多でのセミナーに行かねばならない。それで今年度のJAXAの仕事は終わる。


映画館へ行く

2012年10月18日 16時31分21秒 | インポート

 何十年振りだろうか、今日は朝から映画館へ。昨日インターネットで調べたのに、時間を間違えて9時過ぎに到着。ところが、上映は9時55分からだった。50分程度待つことになってしまった。フジグランの映画館は小規模な部屋が8つあり、それぞれ別の映画が8本上映されるとか。年配の方々を中心に、朝から多くの人が来られていた。何を観に来られているのかは分からなかったが、結構映画を観に来る人は多いようだ。

 私は「天地明察」という邦画を観に来た。何でも、それまでは中国の暦を使っていて齟齬が多く生じていたので、我が国独自の暦の作成にあたった人の伝記のような内容の映画であった。前評判が良かったのと、11月の宇宙少年団活動の内容に関連するので観に行ったのだが、評判通りではなかった。2時間弱の映画の中で、総てを網羅しなければならないことは分かるが、余りにも場面の流れが性急であった。理解が難しい所もあり少々??の思いもしたが、暦作成に掛ける主人公の人となりは何とか分かった。でも、映画の中で使用されていた各種の機器や道具、当時本当に使われていたのか??の物が存在した。まあ、ドキュメントではなく、作られた物だから仕方はなかろうが。江戸時代は徳川幕府が治めていたような状況ではあったが、実際は幕府の上に朝廷が君臨していた事は分かる。幕府側に視点を置いて見れば朝廷は横暴に見えるが、視点を逆にすれば見え方も変わる。

 まあ、楽しめる映画ではあった。過去、私が映画館で観た映画は何だったか定かな記憶はないが、家内と結婚する前に観た「ふうてんの寅さん」が最後だったような気がする。実に40年以上も前の事である。仕事柄、学校での映画観賞会へは何度か参加しているが、上映場所は学校の体育館。映画館と言う施設は久しぶりだったが、最近は飲み物や食い物(大きなポップコーンなど)を持ち込んで観ている。食べる音が気にはなったが、許可されているようだから仕方ないのだろう。また、部屋の大きさから考えると、少々音が大きすぎたようにも思えた。

 9時55分にコマーシャルで始まった映画は、終わったのは12時20分頃だった。トイレも我慢して少々疲れたが、時間の経つのは速かった。


安納芋

2012年10月17日 19時48分01秒 | インポート

 今年はサツマイモは植えない予定だったが、家内が「鳴門金時」の苗を10本購入してきたので、畑の空いた所へ植えた。その後しばらくして、友人が2種類の芋の苗をくれた。品種を聞いてはいたが、忘れてしまった。が、一つは「安納芋」だった。今年は雨が降らずなかなか育ちが悪かったが、間の草を抜き取った9月末頃から蔓が伸び始め、今は青々と育っている。「さて、芋はできているのだろうか」と思いもするが、まだ掘ってない。

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種子島の安納芋

 安納芋とは、紫芋と共に種子島の芋を代表するさつまいも。高水分で、焼くとまるでクリームのようにネットリとした食感、生の状態で16度にもなる糖度で人気が非常に高まってきた。時間をかけて上手に焼くと糖度が40度前後にもなる。

 糖度の割にはカロリーは低く、焼いた後に冷やして食べても、アイスクリーム感覚で楽しめる。栽培はやや難しく、単位面積あたりの収穫量もやや少ない品種。

 調理に際しては、ゆっくりと時間をかけて加熱すると、より美味しくなる。また、掘りたての新鮮なものよりも、3週間から一ヶ月以上熟成させると、最も糖度が上がり美味しくなる。この品種の特徴は、試験場などで粘質性と呼ばれるその食感に有り、クリームのようにトロッとし食感で、在来の焼き芋らしいホクホク感は全く無い。

 「安納地区だけでしか生産されない」ものではない。西之表市石堂にある鹿児島県農業試験場熊毛支場において系統選抜という方法で改良されたものを改めて「安納」の名前を冠して平成10年に命名された。(元になった芋は古くからあった。)平成25年まで種子島地区にのみ限定許諾されている。

 以上は検索した情報のコピーだが、種子島や鹿児島で販売されているような味は、こちらでの栽培では味わえない。最近二人の友人からそれぞれ安納芋を貰ったので、焼き芋やレンジで調理(蒸し芋)して食べたが、産地の違いを感じた。やはり、品種は同じでも風土が違えば、同じ味は出ないのだろう。

 我が畑のサツマイモも月末頃には掘らねばならないが、さてどんな出来具合だろうか。3種類の味が味わえるので、楽しみである。