自然・宇宙・地球・旅から人生を顧みる

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「サルナシ」

2020年10月03日 11時21分10秒 | 日記・エッセイ・コラム

 10月1日に配送された「サルナシ」の苗木2本を、今朝畑に植えた。先月、蒜山の山荘に行ったとき立ち寄った道の駅「風の家」で売っていた「サルナシの実」を購入し、早速食べてみたところ美味しかった。「じゃあ、畑に植えておくか」と言うことになり、早速通販で購入。ネット検索すると結構販売しているSHOPがあり、適当に2本注文したものが1日に届いていたもの。

 購入した果実は既に食べたが、息子の仲間や親せきなどが「美味しい」と食べてくれた。畑に植えた苗木に実が付くには2~3年かかるらしいが、楽しみに育てよう。写真のネット近くに植えてあるが、中央左に1本と支柱の右に1本見える。

 植物図鑑で検索してみると、「サルナシ=Actinidia  arguta」マタタビ科マタタビ属の蔓性植物で、和名を「サルナシ(猿梨)」という。別名「シラクチヅル・コクワ」とのこと。「シラクチヅル」は祖谷の「かずら橋」に使われているが、同じものだろう。

 山地に生える。葉は互生し、長さ5~12㌢の楕円形または広楕円形で先はとがり、縁には刺状の鋸歯がある。表面は緑色で光沢があり、裏面は淡緑色。5~7月、葉腋に直径1~1.5㌢の白い5弁の花が咲く。雄花、雌花、両性花がある。雄花と両性花は集散花序につき、雌花は1個づつつく。果実は長さ2~2.5㌢の広楕円形~球形で淡緑黄色に熟し、甘酸っぱくて美味しい。果実酒にもなる。野生の猿が好んで食べるので、この名が付いたようである。

 畑に数種類の果実がなる樹木を植えているが、手入れが大変である。晩秋には「ビワ」の枝を間引かねばならない。蜜柑類や柿の手入れもあるし、イチジクやサクランボもある。手入れは大変だが、実が口に入る時は嬉しい。友人などにおすそ分けをすると喜んでもらえるし、それが栽培の励みなのかも知れないなあ。


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