昨年の7月9日に、ある団体の招待旅行で鏡ヶ成スキー場傍の渓流に行ったとき、可憐な合弁花に出会った。その時見た樹木の花の写真が、次のものである。
色々と検索していたが、最近わかった。和名を“ウリノキ”といい、ウリノキ科ウリノキ属の落葉低木樹だった。学名は Alangium platanifolium var.trilobum という。
山地に生え、高さが3~4mになるとのこと。「葉は互生し、長さ10~20㌢で3~5浅裂し、質は薄い。表面には軟毛がある。5~6月、葉のわきに集散花序をだし、白い花を数個吊り下げる。花弁は長さ3~3.5㌢の線形で6個あり、強く反り返る。雄蕊は12個。葯は黄色で細長い。果実は長さ7~8㍉の楕円状球形で、藍色に熟す」と、樹木図鑑に表記があった。
「分からなかったことが分かる」と言うことは、嬉しくて楽しい。が、今の「コロナウイルスの蔓延」は全くわからず、八方手を尽くしているようだが終息が見えないし、予測もできない。昨夜「緊急事態宣言」が出されたが、見えない「ウイルス」の恐怖は大きい。家から出ないことが先決なのだろうが、さて、今後どのように推移していくのだろうか。