我が家のトイレには “相田みつを” さんの「日めくりカレンダー」が置いてあります。
かれこれ20年近く置いてあり、置き始めてから毎日、早起きした誰かがめくってくれています。
20年ほど前、我が家は7人で住んでいましたので、
「私以外の誰かが気付いた時にめくってくれているのだろう」
くらいにしか思っていませんでした。
父が亡くなったり、母が施設に入ることになったり、子どもたちが自立して次々に家を出て行ったりで、連れ合いと二人だけの生活になりました。
そこではじめて、その “誰か” が誰であるかに気付いたのでした。
何気ない小さな事でも、毎日毎日、それも何年も何年も続けていくことは大変なことです。
それも、誰も気付かず誰からも感謝の言葉もなくやり続けていくことは私にはできません。
そんな思いを、7個目のブログに書きました。
早いもので、あれから半年が経ちました。
今日もトイレの日めくりカレンダーは新しいページになっていました。
その日めくりカレンダーの横には普段、こんなウサギの置き物が置いてあります。
最近、置き物が別のものに代わっています。
これも “誰か” がこの時期だけの「期間限定」の飾りとして置いてくれたものです。
『もう、二人しかいませんから、私にも 分かります… 』