農林水産物でほとんどの国が９８％関税を撤廃している中日本は約８１％にとどめまた自動車部品は一台につき３万点の部品の即時撤廃にこぎつけて、これら中小企業零細企業で雇用にとって大きく影響し現地で生産している企業にも大きくプラスになると、日本の勝利を声高に宣言した。果たして勝ち負けを争うものか。勝組が出れば、必ず負け組が存在する。負けた国はどう思っているのか考えたことがあるのか。ＴＰＰの輪の中で相互に助け合う精神が無ければ国の品格は疑われる。もうすでにアメリカの大統領戦で候補者はＴＰＰの撤廃を公言している。これが成功しないと大変なことになると中国の経済をにらみ、言い出しっぺのアメリカが逆に先頭切って廃止を民主、共和両党から公約されたらどうなるのか。そこへ日本の勝利宣言を出すことは間違っていないか。金の力で国外を支配する野望ではないか。集団的自衛権でアメリカを抑え込んだと思ったら大間違い、アメリカには日本を護る意思がないことは世界の警察を降りた時点で明確になっていることを忘れないで政治を行ってもらわないとそれこそ大変なことになる。