日本国民の利益とは何か
永井津記夫(ツイッター:https://twitter.com/eternalitywell)
私はユーチューブ動画のコメント欄に時どき投稿をする場合があります。最近、ある政治系ユーチューブ動画のコメント欄に投稿し、
日本国民の利益(安全・名誉・幸福・平和)に反する言動をとる国会議員などは排除しなければならない、という趣旨の投稿をすると、一人の読者から、
国民の利益に反する行動をする国会議員を排除したら今の国会の議員数はほぼゼロになりますよ、という返信が来ました。
私はこの返信を見て、少し驚きましたが、そのように思われても仕方のない国会議員が与野党を問わず満ち溢れていることは否定のできない事実です。
国会議員が第一に目指さなければならないものは“国民の幸せである”と思うのですが、そうではなく、自分の利益(選挙での当選、金儲け、議員の地位確保による生計の維持、選挙や政治活動での支援者の利益)しか頭にないような議員が多数おり、そのような議員がますます増えているように思えてなりません。
自分のまわりの支援者(=有権者=日本人)の利益を図ることは他の大多数の利益にならない場合が多いのでよくないことですが、これが外国人や外国の利益を図り、日本と日本国民の利益に反することを平気でするようになると、もはや日本国民から選ばれる国会議員の資格がないということになります。しかし、この外国の利益に沿って言動する国会議員や政党は日本では与野党に関係なく、多数存在しているのではないでしょうか。
「“(日本)国民の利益”とは何か?」ということなど一度も考えたことのない議員、政治家が多数おり、それと同様に「国民の利益」を無視する官僚群が存在するようにも思います。教育界や経済界やマスコミ界も「国民の利益とは何か」ということを考える回路がないように思われます。
国民の利益・幸せとは何か、を考え行動する哲学や宗教心の欠如した政治家が大多数を占めているのと同様に、マスコミ界や経済界にも金儲け(自社の生残り)第一主義で、日本国民の利益、安全を損なう言動をとる企業が多数存在します。
思い返せば、私は戦後に太平洋戦争でインドのインパール作戦に参加した父が帰国した後に生まれて戦後教育を受けて育ったのですが、私を教えてくれた先生たちは男性の場合は私の父と同世代で戦争に参加した人が大部分だと思われますが、中学、高校、大学と教師の戦争に対する見解、意見は聞いたことはなく、“日本国民の利益”とは何かといことに対してその意見を聞いたことはありません。戦後、米国・GHQによる政界、経済界、マスコミ界、教育界に対する粛清と統制と脅しが行き渡り、WGIP(戦争犯罪意識埋込計略)により、日本人の大多数が洗脳されたことにより、政界から教育界まで“日本国民の利益”をきちんと捉えることができなくなっているように思います。
私は日本国民の利益とは、
(日本国民の) 安全・名誉・幸福・平和
である、とツイッターなどで言ってきました。これはだれかの言っていることの受売りではなく私自身がよく考えたすえ列挙した項目です。「平和」とは正確にいえば「日本と世界の平和」です。世界の平和なくして、日本の平和はないからです。それと「安全」が一番に来ていますが、これは「日本国民の安全」なくして、その他の日本国民の利益は成り立たないからです。
日本国民の安全を考えない、国防意識の欠如した政党や、政治家に未来はないし、日本国民の利益を害するマスコミや企業には滅亡だけが待っているはずです。
米国のトランプ大統領は2021年1月に退任したあと、“The Office of Donald J. Trump”を立ち上げ、その冒頭の挨拶文の中に、次のような文があります。
Through this office, President Trump will remain a tireless champion for the hardworking men and women of our great country – and for their right to live in safety, dignity, prosperity, and peace.
このオフィスを通じて、トランプ大統領は疲れを知らぬ(戦闘の)王者であり続けます、偉大なる我が国の勤勉な人々のために、さらに彼らの安全・名誉・繁栄・平和の中で暮らす権利のために。
私はトランプ第45代米国大統領のこの言葉を見て、驚きました。私が日本国民の利益としてあげている「安全・名誉・幸福・平和」とほぼ同じ言葉、同じ順序だったからです。私はこの言葉をスローガンとして2019年の後半ころからツイッターなどで言い始め、2020年に入るとスローガンとして掲げるようになりました。
日英両語のスローガンも掲げるようになり、「安全・名誉・幸福・平和」は、
安全:safety 名誉: honor 幸福: happiness 平和: peace
としています。
トランプ大統領の言う“dignity”は英和辞書では「威厳」というような訳語が載っていますが、彼のスローガンである“Make America Great Again.”の“great”の言い換えでしょう。私が使っている「名誉」とほぼ同じ意味で用いていると考えられます。また、彼は“prosperity (繁栄)”という言葉を用いています。これは経済的繁栄、金銭的余裕という面がつよい言葉ですが、私の幸福(happiness)は物心両面での幸福を意味しています。もちろん、経済的繁栄も私の言う“幸福”の中には含まれています。私のhappinessとトランプ大統領のprosperityは意味的に大きく重なります。
トランプ大統領が2016年11月の大統領選挙に出て、ヒラリークリントン候補を破って当選し翌年1月に大統領に就任した直後に、大統領就任演説のある部分の意味を確認するためにホワイトハウスに手紙を出しました。その後、私を米国籍の有権者と勘違いしたのか、トランプ大統領が直接支持者に出す手紙が届くようになり、共和党の議員からも寄付を依頼する手紙が頻繁に来るようになりました。
私の名前がトランプ大統領支持者名簿に載っているのは構わないのですが、あまりにも頻繁な共和党議員からの寄付の要請には閉口しました。
さて、トランプ大統領のオフィスの掲げる言葉と私の掲げるスローガンがなぜ一致しているのか、トランプオフィスのだれかが私のブログを参考にしたのか?など色々と考えて見ましたが、これはPatriot(愛国者→与民者)であれば当然に出てくる言葉であると結論づけました。
トランプ第45代米国大統領も私も“Patriot(与民者)”なのです。政治家が「愛国心」を持ち出すときには用心すべき場合があります。国民の利益を大切にするということよりも、その国を支配している政権を大切にし、その指示することに従うべきである、と考えている政治家が多数いると思います。
が、私がトランプ大統領が立派であると思う点は、
remain a tireless champion for the hardworking men and women of our great country (我が偉大な国の勤勉な男性と女性のための疲れを知らない闘う王者であり続ける)
というように“男女=人々=国民”を前面に持ち出していることです。政治家として自分のために、または自分の周囲の人々のために“アメリカを再び偉大にする”と言っているのではありません。
日本の政治家の中には、「自分の利益(当選・利権)と支持者の利権」を第一に考え、「日本国民の利益、すなわち、安全・名誉・幸福・平和」などは頭の片隅にもなく、平気で外国(中韓北露米)の利益のために活動する者が多数いるように思われます。これは与野党を問いません。
日本国民の利益とは、
日本国民の 安全・名誉・幸福・平和
です。日本の周辺国(中韓北露米)は無法非道のヤクザ国です。その影響を受けすぎたのか、無法非道の日本人も多数でてきているようです。政治家や官僚も例外ではありません。
国民の利益の中で、最優先事項は、
日本国民の安全
です。この意味で、国防意識の欠如した政党や政治家は排除されるべきです。国民の安全なくして国民の生活、人々の生活は成り立ちません。 (2023年1月12日記)
日本国民の利益をほぼ考慮していないのが、日本の大手マスコミ、メディアといえます。とくに、国民の利益のなかでマスコミがもっとも軽視しているのが〝日本国民の安全〟ですが、それに勝るとも劣らないくらい軽視しているのが、〝日本国民の名誉〟でしょう。これは過去の日本(国民)にかかわる名誉も含まれています。捏造の「慰安婦報道」を続けた朝日新聞などは日本国民の名誉とは何か、などまったく無視しているか無知なのかどちらかでしょう。そのくせ、NHKや朝日などは系列のテレビ局も含めて自社の社員の犯した不祥事、犯罪はほぼ報道せず沈黙を保ちます。自社の不祥事、犯罪は事実であるのに報道せず、事実にもとづかない過去の日本(軍)の状況を〝犯罪〟にしたてたのが朝日新聞などの“捏造の慰安婦報道”です。 いったい、日本のマスコミはだれのために働いて(動いて)いるのでしょうか。日本周辺の無法非道の国々(中韓北露米)の政権の利益のために動いているように見えるときがあり、また、米国に拠点を置くDSとその複合体の利益のために動いているように見えるときがあります。 少なくとも、日本国民と、日本周辺国(中韓北露米)の国民、人民の利益のためには動いてはいません。日本国民の利益、世界の人々の利益を無視し、一部の巨大組織の圧力と日本周辺国の政権の圧力に屈して迎合する報道をつづける日本のマスコミに未来はないと思います。(この段落は2023年3月14日追加)
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〈私がツイッターで掲げるスローガン〉