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走れ!優柔不断児

優柔不断なオヤジの戯言。

平々凡々なオヤジが少しだけ頑張るjogやマラニック、日常の出来事について語ります。

防府読売マラソン2019年

2019年12月17日 17時40分31秒 | イベント・大会


11月15日(日)「防府読売マラソン2019年」大会に参加してきました。
この防府読売マラソンは今回初めての参加となります。
歴史ある大会で以前は福岡でもTVでリアル放映していたのを覚えています。(現在は生中継ではなく大会当日深夜に録画放映されています)
この大会を走ってみたいと思ったのはちょうど1年前のことです。昨年この大会に参加される方々を応援しようと小倉駅から防府まで約100kmを約20時間かけて5人で歩いて行きました。そして真剣勝負に挑むランナー達を見てかっこよく勇ましく感じました。自分も走ってみたいなぁと。
そして7月29日エントリーのクリック合戦に運よく当選し出場権を得ることができました。
11月に開催された下関海響マラソン、福岡マラソンに続いて今季3本目の大会です。今シーズンのフルマラソン公式大会への参加はこれが最後です。
それなりに格式がある大会なので何としてでも完走したいという気持ちが今までのどの大会よりも強く感じました。
目標は、まず制限時間内(4時間以内)での完走。できれば3時間40分台前半で。あわよくば自己ベスト(3時間38分)を更新したいなぁと思って臨みました。




当日の受付時間は9時から11時までとなっています。間に合うように当日の朝に新幹線で向かいました。新山口まで行き在来線に乗り換え、防府駅へ9時14分に到着しました。


防府駅から会場のソルトアリーナ防府までシャトルバスが運行していました。待ち時間なくすぐ乗車でき約15分で会場へ到着しました。






受付を済ませ会場の体育館が控え室となっているので移動し着替等準備をしました。

ゼッケンNoは2897です。過去のタイム記録を事前に申請提出しますが早い順位にNoが振られます。最終が3100番台なので最終寄りのNoです。当然スタートブロックもこのNoで細かく区切られています。

この大会の良い所はスタート直前にスタートブロックに整列すれば良く、何十分も前から並ぶ必要がありません。もちろん自分のブロックの少しでも前に整列したいのであれば早くから並んだ方が良いのですが早く並んでも遅く並んでも10mも変わらないため時間ギリギリまで控え室でストレッチなどを行っていました。
スタート20分前になり外へ出て10分くらい動的ストレッチを行ったりWSを数本行ったりしました。
10分前にスタートブロックに入りました。整列地点からスタートラインまで100mくらいでしょうか。

参加者は全部で3,400人くらいでしょうか。招待選手として大会3連覇を狙う川内優輝選手などトップアスリートも一緒に走ります。
スタート時刻の12時2分となり、号砲が響きました。拍手が沸きます。




なかなか前へ進みません。スタートラインは先に見えていますがゲートの幅が狭いため(2車線分程)詰まっています。福岡マラソンのときはCブロックスタートでしたが38秒でスタートラインを超えることができたので、今回も1分もかからないだろうと思っていました。ところが1分49秒もかかってしまいました。昨年までは陸上競技場スタートだったのが今年から表の道路に変わったことも影響しているようです。他の方も予想以上に時間がかかったと言っていました。

まぁ仕方ないです。あせらずに最初からオーバーペースにならないようにと言い聞かせて走り出しました。



最初の1km(スタートラインを超えてから)4分58秒。集団の中なので5分半位かと思っていましたが全体のペースが速いこともあり意外と良いタイムで進むことができました。

無理な追い越しはせず、ほぼ周りのペースに合わせて走って行きました。
4km地点で最初の給水所がありました。本日快晴で気温は少し高めの14℃あります。まだスタート間もないので暑くもなく寒くもなくといったところですが早めの給水を心掛けました。
5km地点ラップ24分13秒。平均4分51秒/kmペース。
普段の練習でもこんな速いペースでのPRやっていなかったので飛ばしすぎかなと思いましたが大丈夫そうです。

再び8km地点で給水を摂り、10km地点の計測マットを越えました。この5kmのラップは23分46秒。平均4分45秒/kmでした。先月の福岡マラソンでは5分ちょうど位だったので少し速いペースで進めています。
沿道では地元の方々の暑い応援、そして地元福岡からもたくさんのラン仲間が応援に駆けつけてくれています。同じ方々に途中4回出会い、ハイタッチをして元気をもらいました。本当にありがとうございました。

その後15km地点のラップは24分1秒、平均4分48秒/km。20km地点では24分2秒、同じく平均4分48秒。自分でもびっくりするくらい順調すぎるペースで走れています。
問題はここからです。11月の下関海響、福岡マラソンとも20kmから25kmの間で足に痛みや違和感が出てスピードダウンしてしまいました。特に下関海響の時は足の付け根(股間節)が“カクカク”になりロボットみたいな走りになり前半の貯金を食い潰す結果となってしまいました。福岡マラソンではテーピーングやサポーターをしたお陰もあり股間節は大丈夫でしたが膝に痛みが生じ、やはり後半は5分半くらいのペースに落込みました。


↑井ヶ瀬さん写真ありがとうございました。

中間地点を1時間43分10秒(グロス)で過ぎました。その先で折り返した先頭選手とすれ違いました。あれ、川内は先頭ではない、7番手位を走っていました。そして25km地点のラップ24分10秒、4分50秒/km平均でした。たのむ脚よ、このまま持ってくれ、35kmまでいや30kmまでこのペースで走ることができますようにと祈りながら走りました。この頃になると少しずつ両膝に痛みを感じてきました。いつものことです。まだまだ耐えられる痛みなのでそのままのペースで進みました。

折り返してすぐの30km地点、ラップ24分33秒、4分55秒平均でした。まだ4分台で走れています。今までこんな経験ありません。サブ3.5が頭をよぎりました。もしかしたら行けるのでは。いやいや、そんなに甘くはない、できるだけ今のペースを保つようにしよう、同じくらいのペースで走っておられる方の後ろに付き、引っぱってもらうこととしました。早い方には置いて行かれ、自分のペースが少し速いかなと思った時は前へと出てを何度か繰り返しながら何人かに引っぱってもらいながら進んで行きました。

特別暑い訳ではないのですが喉が渇きました。全部で8箇所給水所がありますが、27km地点の次は34km地点までありません。ここがきつかったです。この間に給水所がほしかったです。飲むだけでなく膝に水をかけ気を散らしたかったです。

35kmまで来ました。ラップは24分42秒、平均4分56秒/kmです。まだ5分を切れています。
この頃からサブ3.5を強く意識し始めました。頭の中で計算してしまいます。残り5分20秒平均でいければ間に合うなとか皮算用が始まりました。幸い脚はまだ持っていますが、明らかに前半のペースより落ちてきているのが体感で分かります。腰を高く、腕を下げず90度に保ち、笑顔で走ろうと意識して進みました。元気があれば35kmからスパートをかけようと思っていましたがそんな余裕はありません。とにかく今のペースをできるだけ落とさないよう走るのが精一杯でした。

そして40km地点。ラップは25分26秒、平均5分5秒/km。ついに5分台に落ちました。いやここまできて5分5秒なら上出来です。過去にありません。ここまで3時間16分42秒(グロス)です。残り2.195kmを13分でいければ3.5達成できます。無我夢中でした。“3.5、3.5”と唱えながらゴールを目指しました。残り1kmの表示を過ぎたとき3.5を確信しました。最後のコーナーを曲がり競技場の入口が正面に見えました。競技場の入口で応援してくれていたヒロ君、ナミさんにハイタッチしながら“3.5、3.5”と叫んでいました。夕日に照らされた競技場を最後の力を振り絞って4分の3周してゴールしました。

グロス3時間27分45秒、ネット3時間25分56秒という結果でした。
自己ベストを約11分更新して初めてのサブ3.5を達成することができました。







信じられないです。記録更新に向けての特別なトレーニングをした訳でもありません。30kmどころか20kmのPR走も1回もやっていません。ゼーゼーハーハーの追い込む練習も1回もやっていません。相変わらず普段のチンタラJOGと11月の下関と福岡マラソンを走ったくらいです。
普段のJOGも6分20秒位から入り、せいぜい上げて5分0秒くらいまでです。練習では4分台で走ったことは1度もありません。よっぽど運が良かったのでしょう。奇跡としか言いようがありません。

自分なりに良かった点と反省点を振り返ると

良かった点
①今までのどの大会よりも絶対完走するという気持ちが高かったこと。
②少しでも良い体調で臨もうと約3週間禁酒したこと(厳密には途中3日ほど飲んじゃいましたが)
③好天に恵まれたこと。寒さに弱いので今回のように少し暑いくらいがちょうど良かったです。
④最後までほぼ同じペースを保つことができたこと。

反省点
①事前にもう少し身体を絞りたかった(1.5kg位減量したかった)
②地元の応援して頂いた方たちにもっとありがとうを言えば良かった。
③苦しい時こそ笑顔を意識したがあまりできなかった。

最後にいつもながらですが
「大会関係者の皆様、沿道から熱い声援を送って下さったたくさんの方々、本当にありがとうございました。」
そして「家族のみんな、今日も一日好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

皆様本当にありがとうございました。

福岡マラソン2019

2019年11月10日 16時05分42秒 | イベント・大会


福岡マラソン2019年に参加してきました。
昨年に引き続き3回目の参加です。

この大会を最初に走ったのは2015年、季節外れの暑さの中、3時間58分でした。
これが今まで走った中の福マラ含めワースト記録です。昨年(2018年)は3時間46分でした。

今年はこの記録を上回ることを目標として3時間45分を目標タイムに設定しました。


今年の結果は3時間46分。昨年とほぼ同じ。が、しかし昨年より44秒短縮することができました。

昨年はDブロックからのスタート、今年はCブロックからのスタート。
スタートラインを跨ぐまでの時間を考えると、昨年とほぼ同じ時間での結果だと思います。

今回の点数をつけると75点くらいでしょうか。
4時間切りが最低目標、あわよくば3時間35分~40分でゴールできたらなぁと思っていました。

先週の下関海響マラソンでは20㎞過ぎから足がロボットみたいに“ガクガク”となり、
特に脚の付け根が痛くて痛くてたまりませんでした。
その後、失速して4時間を切るのがやっとでした。(3時間53分でした)
その反省を踏まえ、今まで使ったことがないテーピングやサポーターパンツ?
を着用してみました。
また地元であるため、早めに会場入りして約30分程入念にストレッチを行いました。
その結果あってか、20㎞位から脚に多少の違和感を感じてきたものの、それ以上の痛みは進行せず、
何とか5分半ばで前半を進むことができました。

中盤から後半は「何とか脚よ持ってくれ‼」と祈りながら進みました・

終盤(35㎞以降)にスパートをかけようと思っていたのですが、5分半から6分の間での
ダウンジョグになってしまいました。

残り5㎞を切ると「この後歩いたら何時何分にゴールできるだろう、4時間きれるかなぁ」
等と負の要素が頭をよぎります。

沿道からの応援と、気力だけで前へ前へと進むことができました。
何とか最後まで歩かず休まずゴールすることができました。

有田さん、写真ありがとう‼

大会運営者の皆様、ボランティアの皆様ありがとうございました。
沿道から声援頂いた、川下さん、ちっちさん、有田さん…その他大勢の方々。

ご一緒頂きました
「K坂っち(さすが、ナイスラン‼もうついていけません!)」
「M山さん(伊都国Tシャツナイスです!)」
「S町さん(同じく伊都国お世話になりました!)」
あちこちで顔見知りの方をお見掛けしましたが声をかけられずすみませんでした。

福岡マラソン今年で6回目の実施でしたが、回を重ねるたび良い大会になっています。
運営の皆様本当にありがとうございます。

ゴール後の楽しみ「おもてなし」最高でした。
豚汁あまりの美味さに「おかわり」しちゃいました。

ご一緒頂きましたランナーの皆様ありがとうございました。
大会運営、サポートして頂きました皆様ありがとうございました。
そして女房ありがとうございました。
女房は応援に来るとか全く聞いておらず、ゴール後に聞いてビックリしました。
ゴール直前にいたとのことで、目が合ったというのですが全く気づきませんでした。
たぶん、ゴール後のビールのことしか考えていなかったと思います。

次は12月15日「防府読売マラソン」を走ります。
何とか時間内に完走できればと思います。

本日はありがとうございました。









下関海響マラソン2019年

2019年11月03日 17時13分00秒 | イベント・大会


下関海響マラソン2019年に参加してきました。

この下関海響マラソンは3年ぶり4回目の参加です。
初マラソンを走ったのもこの大会。自己ベストを出したのもこの大会。
とても思い入れがある大会です。
大会は今年で12回目ですが、毎年沿道からの声援、応援が熱く、街全体で
盛り上げて下さいます。大好きな大会です。


公式レースは昨年の福岡マラソン以来、約1年ぶりです。
結果は何とかサブ4は維持できたものの、グダグダな内容でした。


それも仕方がありません。
なんせ一度もスピード練習をせずに挑んだのですから。
ここ数ヶ月両膝に少し痛みを感じ、無理をすまい、しかし月間のノルマは
達成しようとチンタラ走る日々が続いていました。


スタートは運よくAブロックから。
スタートラインを跨ぐまで38秒。今までになくスムーズにスタートを切ることができました。

最初の1㎞、4分40秒。嘘やん、練習ですらこんなスピードで走ったことありません。
少し抑えよう。以降しばらく5分5秒~20秒で進みました。
前半はこんな感じで進みました。まだ脚は動いています。

折り返してきて海岸辺りの18㎞、脚に違和感が訪れました。
膝の痛みではなく、太ももが張ったような感じです。
何とか5分20秒前後で走れています。

中盤、トンネルを過ぎ上りへと向かいます。
上りと言っても約50m位なのでスピードを落とさないよう走りました。
この先でトップランナーとすれ違いました。

29㎞出島まできました。
脚がロボット動き化してきました。
5分30秒から45秒に落ちてきました。

後半の32㎞を過ぎ、残り10㎞。
残りの距離が一桁になり、気持ち的に少し元気になりました。
しかし、脚はますます動きません。

もう時間よりもゴールすることだけを考え、ペースを落としました。
5分45秒から6分30秒の間を行ったりきたり。

残り5㎞。
スパートをかけようと思うが無理、無理です。脚が動きません。
シューズの足裏が地面に擦れる音が頻繁に聞こえます。
脚がいかに上がっていないか。

残り2㎞。
あぁ、あと大濠公園1周分か。
スパートしたいができません。
もうこの惰性でゴール目指します。

残り1㎞。
やはり脚は言うこと聞いてくれません。
最後ぐらい、ちかっぱスパートかけたかったのですが無理です。

最後の角を曲がりゴールが見えました。
最後の力を振り絞り直線を進みます。
ゴールは両手を上げ(引き攣った)笑顔でゴール。
何とかゴールすることができました。


ふぐ鍋汁頂きました。
とても美味しかったです。


久しぶりに大会の緊張感を味わいました。
そして、実力不足を味わいました。
そりょあそうですよね。
普段、ゆるゆると6分半でしか走ることがないので、
時間を追うのは無理というものです。


次週(11月10日)の福岡マラソン、12月の防府読売マラソンへと続きます。
今回の反省を活かし、12月の防府読売へ繋げたいと思います。

本日ご一緒頂きましたラン仲間の皆様、応援頂きました皆様、大会運営の皆様
本当にありがとうございました。
来年もエントリーしたいと思います。

ありがとうございました。








ジョグトリップin唐津ダブルフル 2019年10月

2019年10月09日 14時14分54秒 | イベント・大会


10月6日(日)ジョグトリップ「唐津ダブルフル」84km大会に参加してきましたのでその様子をレポートします。

この大会は一昨年以来2回目の参加です。名前の通りフルマラソン2回分ということで距離は84kmあります。




本日のスタート及びゴール地点は唐津城です。会場最寄のJR唐津駅へ電車で向かっていると、EN藤さんも同じ電車に乗っておられ一緒に会場へと向かいました。

午前0時少し前に到着すると主催者の“あみりん”が設営の準備をされており、一緒に手伝いをしながら受付開始まで過ごしました。

開会式直前に小雨が降ってきましたがすぐ止みました。一時期の暑さも和らぎ、涼しさを感じます。
本日の参加者は28名です。東京都や沖縄県からの参加者もいらっしゃいます。


選手宣誓は地元からご参加のベテランジョグトリッパー「Mr.K」さんです。


スタート時刻の1時になりました。あみりんの「ゴール時間には緩いが、スタート時間には厳しいジョグトリップ。5・4・3・2・1はいスタートです」の掛け声のもと一同緩やかにスタートを切りました。
ゴール待ち受け開始は11時から、最終は17時となっています。飛ばして走るつもりはありませんが、12時頃までに戻って来たいと思います。

スタート直後、地下道をくぐって道路を渡ります。少し進んで右に折れ松浦川を渡って唐津の街中方面へと向かいます。


やがて街中を抜け国道202号線を伊万里方面へと向かいます。
前半はなだらかな道が続きます。
先頭集団を大ベテランのF房さん、O串さんが引っぱって行きます。必死について行きますが今日の私には少しペースが速すぎます。特に体調が悪いわけではないのですが前半は身体がだるく、感覚よりキロ30秒くらい遅いペースで進んでいました。
まぁ先も長いし前半は無理せず後半に備えようと言い聞かせながら走りました。

11km地点、最初のオアシス到着です。写真を撮り忘れましたがオアシス食は「かっぱ巻き」でした。水分を補給して先へと進みます。もう先頭について行くのは止めました。と言うより、ついて行けませんでした。

街中を外れ、伊万里に向けての緩やかに上って行きます。勾配はさほどきつくありません。
前回はこのあたりで空を見上げると満天の星を見ることができましたが、あいにく本日は曇り空でほとんど星は見ることができませんでした。

伊万里市に入りました。


数名の方が元気良く追い抜いて行きます。

3時10分、20km地点のオアシスに到着しました。


オアシス食は「コーヒー大福」でした。小休止して先へと向かいます。


前回参加した時はバイパスをダラダラと走った記憶があるのですが、コースが変わっており飽きる事もなく走りやすかったです。
武雄市に入りました。先日の大雨の影響で歩道に土砂が流出して残っている箇所がいくつもありました。


国道498号線に入って少し行き、4時30分に31km地点のオアシスに到着しました。


オアシス食は「みたらし団子」平戸蔦屋さんの銘菓です。美味しいのですがお腹がいっぱいで受け付けません。申し訳ないと思いながらパスしました。ごめんなさい。

先へと進んで行きます。ここから女山峠へと向かっていきます。なにやら昔、美人の盗賊が住んでいたとのことです。盗賊は嫌だが美人に会えたらいいなぁなんて考えながら山を上って行きました。
すると、上り坂の途中でO串さんに追いつきました。美人に会えて良かったです(笑)
お互い眠たい眠たいと唱えながら一緒に歩いて上って行きました。

ここでヘッデンの電池が切れました。夜明けまでまだ1時間位あるため予備のハンディーライトを取り出します。
上りきって下り坂になりました。走って下ります。

5時45分、39km地点のオアシスに到着しました。ここでアリースタートされたEN藤さんと一緒になりました。


オアシス食は「いなり寿司」でした。前のオアシスで食べなかったこともあり、お腹が空いてきたので美味しく頂きました。ピントブレぶれすみません。


休憩を終えスタートすると少し空が白み始めました。前回もほぼ同じ地点で夜明けを向かえたことを思い出します。


途中から左に曲がるよう矢印が引かれていました。前回は真っ直ぐ進みましたので何だろうと思いました。すると川沿いの道に出ました。




なるほどこれはいい。車も通らないのでのんびり長閑な風景の中を進んでいると地元の方でしょうか、ジョギングされている男性の方が後ろからやってきました。「おはようございます」お互いに挨拶をします。男性が言いました「昨日矢印を引いていたのでマラソン大会があるんだろうなと思っていました。」「佐賀市内までですか」「私もサロマ湖や四万十川に参加したことがあるのですよ」しばらくお話しながら一緒にジョギングをしました。




このように地元の方と触れ合えるのもジョグトリップの良さだと感じました。

7時5分、50km地点のオアシスに到着しました。先を走っていたF房さんがいました。かっぱ先生と合流するタイミング調整のため、この後はゆっくり進むとのことです。
オアシス食は百枝製菓さんの「百枝プリン」です。


昔はジョグトリップの帰りに百枝製菓さんに立ち寄りお土産を買っていましたが最近行っていないので今度平戸方面へ行くことがあれば久しぶりに立ち寄ってみることとします。

残り30kmちょっとです。脚に痛みがあるもののゆっくりですが走って進んでいきます。

途中酒蔵がありました。


8時20分、60km地点のオアシスへ到着です。


オアシス食は「梅酒ゼリー」でした。梅酒といってもノンアルコールとのことです。


初めてお目にかかります。食べてみます。梅の味が広がり、つるっとして美味しいです。そして梅の果実が大きく食べ応えがあります。今までいろんなオアシス食を食べてきましたが今までで1、2を争う美味しさです。参加者の声で他の方も絶賛していました。季節的には冬に向かっていきますが、これからも出してほしいです。

先へと進みます。道の駅厳木(きゅうらぎ)の看板が見えました。立ち寄ってみました。


白い像が建っていました「佐用姫(さよひめ)像」です。12mの高さがあります。


後で調べて分かったのですが、この像20分かけて時計回りに一周するそうです。

厳木駅にきました。昔の佇まいを残す駅舎です。


途中から脇道へ逸れました。前回までは直進していたのですが交通量があり、歩道も狭く走り辛かったことを思い出します。今回は川沿いに長閑な道を進んでいきます。交通量も少なくとても走りやすかったです。こちらのコースへ変更して正解だと思います。


9時55分、本日最後のオアシス72kmに到着しました。


「桃の水大福」昔から好きなオアシス食です。これからの季節は大福系が合いますね。


ゴールまで残り12km。ここから走り歩きで向かいました。1.5km走って500m歩くを繰り返しました。

遠くにゴール地点の唐津城が見えてきました。


この先にあるファミリーマートに立ち寄りゴール後に飲むビールを買いました。

舞鶴橋を渡っていきます。


むちゃくちゃ風が強いです。吹き飛ばされそうになりながらヨチヨチと進んでいきました。
そして11時30分無事ゴールしました。
ゴールと同時にビールの栓を開け乾杯ポーズで記念撮影してもらいました。
参加者の声(ヒーローインタビュー)を述べます。
全体的に涼しくて走りやすかったこと、途中地元の方とお話ししながら一緒に走ったこと、オアシス食の梅ゼリーが美味しかったこと等々。

ゴールされた方々と暫くお話しし、近くのバス停から高速バスにて帰路につきました。
もちろんバスの中でもビールを飲みました(笑)


今後当面の予定は、11月3日下関海響マラソン、10日福岡マラソン、24日ジョグトリップ「遊山!春日安満岳」に参加します。
これから本格的なマラソンシーズンに入っていきます。橘湾岸やいろんな大会に参加される皆様どうぞお体に気をつけて頑張ってください。

あと、大濠公園のチューリップ育成に申込みました。11月上旬に植え付けして来年4月頃開花予定です。夏のひまわりみたいに水やりしなくて良いので楽ちんです(笑)

最後にいつもながらですが、
「ご一緒させて頂きました皆様、本日はどうもありがとうございました」
「家族のみんな、昨晩から留守して好き勝手やらせて頂きすみません、そしてありがとう」

本日の走行距離…84km

第9回伊都国100kmマラニック

2019年09月17日 19時19分34秒 | イベント・大会
9月15日伊都国100kmマラニックへ参加してきました。3年連続3回目の参加です。
一昨年は台風直撃でコースが短縮され約半分になり、昨年は大雨の影響で一部コースカット(白糸の滝から山下り)となり、今年初めて正規コースを走ることとなりました。

結果は正規コースで完走できず、途中からショートカットしてゴールする結果となりました。12時間半で走行(歩行)距離88kmという結果でした。
山を下ってからの暑さで体力を奪われ走り続ける気力まで奪われてしまいました。
今回は今までに経験した事のない身の危険を感じました。このまま無理し続けると命を落とすのではないかと。

そんな結果でしたが、ざっと振り返ってみたいと思います。
写真を撮る余裕も無かったので文章だけのダラダラとした記事になります。

今回の参加者は100kmの部が81名、糸島半島一周の部が23名です。
朝5時に100kmの部が初音旅館裏の海岸をスタートしました。満月で月明かりはあったものの暗くハンドライトを握ってしばらく走りました。
さほど暑くもなく皆のペースが速いです。おそらくキロ6分位で進んでいたでしょう。
最初のエイドまでF房さん、O串さんたちと併走して走りました。
その後しばらく単独で走り、西日本短大を過ぎた15km地点のあたりで後ろから一人の方が追いついて来られました。最初誰だか分かりませんでしたが、次のエイド(ゆらりんこ橋への上り口の神社)で止まった時その方を見てびっくりしました。kimiさんでした。
途中、○広さんとkimiさんが併走されていたのを抜いたのは記憶にありました。その後ペースを上げてこられたようです。
この後kimiさんと遊歩道という名の登山道を上り、木の香ランドキャンプ場の少し先まで併走させて頂きましたが、そこでぶっちぎられました当然ですね(笑)

単独で黙々と走ります。相変わらずアップダウンが厳しいですが山の上は涼しく走りやすかったです。途中てれっとの○野先生に追いつきご挨拶して前に出ました。○野先生が作成されたギリギリタイム表を持ってくるのを忘れました。

8時半頃白糸の滝を通過、昨年は通行止めで行けなかった雷(いかづち)神社方面と進みました。ここの坂がきついのなんの。気力で上りきりました。

雷神社から下るのではなく更に先へと進みます。車輌通行止めとなっていますが人は通れます。もう一上りしてやっと下りになります。ここまでで約42km。ようやく前半の上り坂から開放されました。ここまでの上りは歩かず全て走って上ってきました。

ダラダラと山を下るにつれ気温がどんどん上昇していくのが分かりました。

県道49号線に出たところで身体の不調を感じました。脚が痛いとかではないのですが、急に走れなくなりました。1km走って少し歩くを繰り返しました。

やがて中間地点を過ぎ11時過ぎにエイドまで来ました。いろいろ食事を準備してくれていましたが食欲がありません。抹茶んさんに冷し素麺を作ってもらい流し込みました。

少し休んで走り歩きで進みました。
この頃「もう杉能舎でやめよう」という気持ちが強くなってきました。杉能舎の少し手前で他のランナーさんと一緒になり歩きながらその方も杉能舎で終わりにすると言っていました。

12時過ぎ杉能舎に到着しました。ここで止めようと思いビールを注文しました。少し酔っていい気分になりました。しかしまだ12時ここから初音旅館まで戻るにしても早すぎる。どうしたものか。とりあえず前に進むかという気持ちになり15分ほど休んで江口さん達に「止めようかと思いましたが先に進みます」と告げて拍手をもらいながら出発しました。「なるようになるさ」そんな気持ちでした。

今津運動公園を過ぎ元寇防塁を進みます。ここは松原で陽が閉ざされて気持ち良かったです。

大原海水浴場を抜け、道路に出たところでバス停の時刻表を見ました。二見ヶ浦方面15時19分発、まだ1時間半くらいあります。バスをあきらめ、ほぼほぼ歩きで進んでいると70km海釣り公園のあたりで糸島半島一周の部に参加されている「あいあい奥様」が後ろから追いついて来られました。少しだけ併走させていただきました。

その先のYショップに立ち寄りビールを買いました。飲みながら歩いて先へと進みました。

観光客で賑わう二見ヶ浦を横目に走り歩きで進んで行きます。志摩シーサイドゴルフ場入口のエイドに来ました。ここまでで78kmくらいでしょうか。まだ時間はあるのですがこの先の彦山を越える気になりません。ショートカットしますと告げ下の道路を進んでいきました。しばらく行くと彦山から下ったエイドに到着しました。エイドの方が言われていました。バスで来たり歩いてきたりいろんな方向からランナーが来ると。もう止めて戻ろうと思いました。この先の芥屋ゴルフ場の先が17時の関門でそれ以降は左折してショートカットとなります。そのショートカットコースを行こうと決めとりあえずゴルフ場へと向かいました。

16時50分ゴルフ場先の分岐点に来ました。関門時間前ですがこの先進んでも次の関門で引っかかる事が分かっていましたし皆に迷惑かけるのでショートカットして戻る選択をしました。

ショートカットすると岐志漁港に出ました。最後はゴール地点までの海岸を懸命に走って進みました。17時20分走行(歩行)距離約88kmでゴールしました。

最終的に正式ゴールされた方は10名ほどしかおらず、完走率12%と過酷な大会でした。
ゴールされた方はどなたもなるほどウルトラ界のスーパースターの方々でした。

その後19時から本大会のメインイベントであるバーベーキュー大会に参加し、飲んで食べてみんなで楽しく騒ぎました。21時にお開き。旅館のバスで前原駅まで送ってもらい、仲間達と電車に揺られ無事帰宅しました。

完走できなかったのはとても悔しいですが、一方でまだまだ心身ともに鍛え方が足りないと感じました。これを経験として精進していきたいと思います。

最後に一緒に走って頂いた先輩方や元気を与えて頂いたエイドをはじめ各所でのボランティアの皆様、本当にありがとうございました。
そしていつもながら家族のみんな今日も好き勝手やらせて頂きすみません。そしてありがとうございました。
また来年も苦しみながら?楽しみながら?参加したいと思います。


本日の走行距離…88km