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文化功労者に作曲家湯浅譲二さんら17人

2014-10-25 09:08:29 | エッセイ
政府は24日青色LED発明中村、天野氏ら7人と郡山出身湯浅譲二氏(85)、漫画家ちばてつや氏、女子ゴルフ樋口久子氏ら17人を発表した。

昨夜はまなかあいづTodayで、湯浅さんのことが紹介されていた。が、殆んど知らなかった。しかし、大河ドラマ徳川慶喜の音楽と聞いてその音には感動していた。やはり先進的な作曲技法を駆使した作品で現代音楽の新しい可能性を追求した功績が認められたようだ。県民として鼻が高い。

賞金なし天皇授与の文化勲章は名誉、実質終身年金350万円文科大臣授与の文化功労者は次の名誉な勲章への土台のようにも思える。

開拓精神が原点の湯浅譲二さんは安積高校から寿泉堂病院長の父が尾上菊五郎の歌舞伎台本作、母からピアノを習い慶応医学部に進学しても趣味で楽しむつもりの音楽が前衛芸術家グループ「実験工房」で作曲家故武満徹氏らと共に活動本格的に音楽の道へ、電子音楽分野で日本の現代音楽をけん引してきた。

作曲62年目での栄誉で、音大出でない国内アウトサイダーとして、母校安積高校に根付く開拓精神が創作活動の原点という。作品は海外でも高く評価され、芸術は独創性が大切と安積高校創立130周年記念事業として校歌を混声合唱と吹奏楽演奏用に編曲し、今年8/25日その編曲を母校で歌唱指導した。

誰も聞いたことのない前衛的な音には心が吸い込まれるように聞こえ今後の期待も高まる。


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