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勝沼ワイナリー高野英一さんのトークを聞いて

2013-11-27 10:00:13 | 日記
26日ラジオ深夜便、今朝「明日へのことば」ワインで出会った仲間たちのテーマで勝沼の高野英一さんの話を聞いた。

高野さんは誰もあこがれる東電社員(今は原発事故で地に落ちたが)で、大多数の同僚は関連会社に勤めるが、55才で退職、退職金をすべて叩いてワイン設立会社「東夢」を立ち上げた。妻の反対することが分かっていたので、独断でやり出したという。

80才の母は認知症が酷くなり、自宅介護にも限界があることが分かり、施設に入れたが52才の時母84才で亡くし、両親の介護経験から、60才からは遅いと決め、また、日本各地には耕作放置が出る中で、勝沼地区も同様にあり農地の荒廃が進んでいた。これを自らの手で食い止めたいという願いもあり就農することを決めたという。しかし、自然災害に見舞われて収穫減思うようにならない現実の難しさを知り、先輩の田中さんや手は出せないが金は出すという仲間でワイナリー会社を設立した。

現在66才になり、10年にもなろうとしているとき、若者がネット募り研修に来るし、素晴らしい肩書の方たちも定年退職後研修に来て、テント生活であるため家賃3万円の家を借りてあげたり、あるいは貨車に寝どまり研修しており、内容で手に余る時には指導員にも来ていただいて土作り、ぶどう酒作りそして販売までこなしているという。70才までに仲間同士支えあうグループホームを立ち上げたいというから素晴らしいものである。


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