社民「戦争するくにづくり」反対キャラバンで訴える

　

社民党石川県連合は、昨日は加賀から金沢、今日は七尾、珠洲、輪島、志賀、羽咋と能登一円を集団的自衛権行使の憲法解釈変更反対を訴えるキャラバンをおこなっている。私は日程の関係で珠洲市内だけの参加となったが、１１時から清水幹事長、浅野俊二３区支部代表らと市内野々江町のムサシ前で街宣をおこなった。

通常国会閉会が近づくにつれ、情勢は日増しに厳しくなっている。
その一方で、集団的自衛権ってなに？という市民が多いことも事実。
昨年の特定秘密保護法案を巡る攻防でも、多くの国民の間に法案の危険性や問題点が浸透したのは、参議院の審議に入ってからだった。

今回は法案ではなく閣議決定を巡る攻防なので、市民から見たらなおわかりにくい。

加えて、政府からの提案内容も一貫性がなく、与党公明党をいかには説得するか、落とすか、という戦術に走り、公明党も与党を離脱しないという前提の下での駆け引きに終始している。

国のあり方、今後の行方を左右する重大な問題が、こんな次元で協議されていること自体が腹立たしい。

当初、安倍首相は自分の政権で解釈変更をやったという実績がほしいのかと思っていたが、最近の彼の発言を聴いていると、自衛隊の最高指揮官である総理大臣として、自衛隊員が国民の命を守るため（と称して）本当に血をを流す、命を失うという状況をつくりたいのではないかと思えてならない。