桜心 ～能登を愛した孤高の絵師～

先日紹介した故・勝田深氷さんの生涯を追った石川テレビ開局４５周年記念の番組「桜心　～能登を愛した孤高の絵師～」。
懐かしい映像あり、初めて知る話あり。
「珠洲市が失ったものの大きさを知る番組。 今後の珠洲を考えるうえでも、ぜひ多くの珠洲市民には観てもらいたい」と書いたが、まったく外れてはいなかった。

再放送をぜひ期待したいが、とりあえず番組のなかの一コマを紹介。

オラクルの創業者ラリー・エリソンの自宅に作品を納めていることは連れ合いの光代さんから聞いてはいたが、番組では世界ではじめてカリフォルニア州にあるラリー・エリソンの自宅にカメラが入った。
世界第５位の富豪（２０１３年フォーブス誌）であり親日家のラリー・エリソンはものすごい立派な日本庭園をつくりその中に建てた日本建築風の家にすんでいる。
その寝室に勝田さんの襖絵「雪月花」が据えられている。







オラクルの創業者が評価しようが、誰が評価しようが、勝田さんにとっては作品の価値を本当に理解してくれるならそれでいいのだろうけど、私のような凡人はそれだけで大騒ぎである。



うちにある「雪　月　花」。
光代夫人からいただいた一筆箋だが、まずは毛筆の修業を積まないと・・・