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北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

本村のサンクチュアリ 三崎権現の御仮屋

2013-04-13 | 雑感
 私の住んでいる三崎町本地内の伝説を少し紹介したい。

 昔むかし、三崎権現(須須神社の神様)の御出後幸(おいでごこう)という郡内巡幸があったそうな。
 須須神社を出発した神輿は、浜伝いに各村落を回り、木郎村不動寺(現能登町不動寺)の山王の宮までいき、帰りは正院から山手に入り帰座するのを例としていた。
 神輿が泊まる道々には仮屋があり、そこでは餅をついて玉居祭りがおこなわれていた。巡幸の最後の仮屋があったのが本村の、現在の元谷内正雲さんの山とのこと。ここに権現屋敷と呼ぶ聖地があり、現在も元谷内さんが手入れをしている。

 
 今般、元谷内さんはこの伝承を残すため、由来を記したこのような石碑を建てられた。

 権現伝承は1988年に発行された坂下喜久次先生著の「三崎の歴史」や昨年発行された飯田高校百周年記念誌「伝説とロマンの里」でも紹介されている。


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