宇治日和

宇治や城陽にお住まいの方、そしてこれから住まれるお客様のために、ユニティがレアな宇治の情報をお伝えします。

災害への備え

2011-05-10 | 行政
東日本大震災が発生して2ヵ月。現地は復興に向けて少しずつ歩み始めたようですが、関西に住む人間にできることは、前回ご紹介したような継続的な支援と、私たち自身の防災意識を高めることではないでしょうか。
そのための施設が宇治市や城陽市から比較的近いところにあります。京都市南区、国道十条にある「京都市市民防災センター」。


京都市市民防災センターの外観

ここでは、地震、台風、土砂災害、火災などの疑似体験や、避難や消火器の訓練ができます。子どもが楽しみながら防災体験ができるコーナーもあるので、一度ご家族で行かれるようお勧めします。
地震を疑似体験できるコーナーは2つ。1階の「地震体験室」では、ダイニングキッチンに座って震度7の地震を体験しながら、テーブルの下に隠れたり、余震の間にストーブやガスコンロの火を消す訓練ができます。


地震体験室では3つの火を消し、扉を開ける訓練

3階の「3D・京都大地震」では、下の写真のような座席に座り、3Dメガネをかけて、大きな揺れを体感しながら、家の中では家具が倒れてきたり、外では避難途中にビルが倒壊するといった立体映像を見ます。迫力あるCGの映像と音、そして激しい揺れで、実際の地震がシミュレーションできます。


遊園地にあるジェットコースターのような座席

このほか、ゴーグルをつけて強風を体験したり、音と体感で土砂災害をシミュレーションしたり、消火器を実際に使うコーナーもあります。


消火器訓練室

また、3階には実物大の救援ヘリコプターが展示されており、運転席に座って画面を見ながらレスキューパイロットを疑似体験できるようになっています。男の子はゲーム感覚で楽しめます。
放水ノズルを画面に向けて消火活動を疑似体験するゲームセンターのようなコーナーもあります。


画面で疑似体験できる救助ヘリコプター

消防ゲーム

見学や体験は無料で、京都市民でなくてもOKです。個人や家族で行くのもよし、町内会や学校、職場など団体でも参加できます。せっかく近くにこんな施設があるのですから、「もしも…」の時のためにぜひ体験してください。
京都市市民防災センターのサイトはこちら
なお、宇治市の「災害時避難場所・給水場所マップ」はこちら(PDF)
「地震・風水害ハザードマップ」はこちらから選べます。

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