宇治日和

宇治や城陽にお住まいの方、そしてこれから住まれるお客様のために、ユニティがレアな宇治の情報をお伝えします。

城陽旬菜市

2011-08-30 | 穴場
以前、宇治市周辺にある野菜の直売所をご紹介しましたが、城陽市にも「城陽旬菜市」があります。
野菜直売所はスーパーの野菜売場のように品数が豊富ではありませんし、売場もおしゃれではありませんが、生産者が直接持ち込んだ野菜なので、新鮮でおいしく、何よりも安いのが魅力です。そして、地産地消ですからエコロジーでもあります。


城陽旬菜市の概観

城陽旬菜市は文化パルク城陽の南側にあり、営業日時は水曜日~日曜日の9時~16時。城陽市はイチジクなど果物の生産も盛んなので、野菜のほか果物、花、はちみつなども取り扱っています。


店内の様子

この旬菜市のほか、城陽市内には20ヶ所以上の直売所があり、地元の人たちに利用されています。
こちらのサイトで旬菜市以外の直売所の地図が掲載されています。

夏休み、子供と遊びに行く場所

2011-07-05 | 穴場
もうすぐ夏休み。「どっか連れて行って~」とせがむ子供たちの期待に応える場所をご紹介します。城陽市にある「アウトドアフィールド友愛の丘」。豊かな自然の中でキャンプやバーベキューを楽しんだり、プールで泳いだり、思い切り遊べます。




バーベキューを楽しむ家族


小さいながらプールもあります

テントや炊事道具を持ち込んでもいいし、借りることもできます。「テントは面倒」という方には宿泊施設もあります。
しかも、民間ではなく財団法人が運営しているので、料金がリーズナブル。例えば、野外設備の利用料大人500円、プールの利用料中学生以上400円、幼児・小学生300円など。


バーベキューができる屋根付きの広場

家族で楽しむだけでなく、大人数でも楽しめます。クラブや団体の合宿場所としても利用されているようです。フットサルコートもあるので、サッカーが好きな子供たちにも人気です。


取材した日も団体が利用していました

「友愛の丘」のwebサイトはこちら

兎の神社

2010-12-07 | 穴場
来年の干支は兎ですが、宇治には兎にちなんだ神社があります。世界遺産として知られる宇治上神社の隣にある宇治神社を訪れると、まず手水鉢の兎が迎えてくれます。普通の神社では龍の口から水が流れ出ていることが多いですが、この神社では兎の口から水が出ています。


兎の手水

言い伝えによると、宇治神社のご祭神である莵道稚郎子(うじのわきいらつこ)が皇位を兄(仁徳天皇)に譲って河内の国からこの地に向かう途中、道に迷って困っていると、一羽の兎が現れて莵道稚郎子を振り返り振り返り道案内をしたそうです。


絵馬の図柄も兎

この伝説から、宇治神社のシンボルが「見返り兎」になっています。宇治に莵道(とどう)という地名が残っているのもこの伝説に由来するのかも知れません。


本殿

年賀状のネタに使えるかも知れませんね。あるいは、兎年の初詣に宇治神社へ参拝するといいことがあるかも。


見返り兎のおみくじ

ビートルズを聴く

2010-11-23 | 穴場
宇治の槙島、京都文教大学の近くに、ビートルズのコピーバンドが定期的に出演しているライブハウスがあります。店の名前は「Beatles Bar FAB4(ファブフォー)」、バンドの名前はThe Btrics(ビートリックス)。
小さなお店ですが、イギリスの国旗がカーテンになっているので目立ちます。



ライブはほぼ毎月1回行われ、次回は12月4日(土)に予定されています。演奏の実力のほどは以下の動画を見て判断してください。




これでチャージ1000円は激安でしょう。ビートルズ世代やビートルズが好きな方、ぜひ一度のぞいてみてください。
YouTubeにはこのほかいくつかの演奏がアップロードされていますから、一度チェックしてみてください。
FAB4のwebサイトはこちら

宇治のパワースポット

2010-10-12 | 穴場
最近、パワースポットがよく話題になります。「スピリチュアルなエネルギーを感じる場所」という意味のようですが、宇治にもそれらしい場所がいくつかあります。
一つは、宇治川右岸にある興聖寺(こうしょうじ)。紅葉の名所として有名ですが、血天井のあるお寺としても知られています。
本堂はもともと伏見城にあった建物を移築したもので、廊下は二条城でも有名な「鶯張り」。歩くとキュッキュッと鳴ることで侵入者を防ぐという武家屋敷ならではの仕組みです。


(伏見城から移築された本堂)

その廊下の天井に血の手形と足形が残っています。今は風化して見にくくなったため、チョークで囲んで明示してあります。なぜ、天井に血の手形や足形が残っているのでしょう?


(血の手形。左下向きに指の跡)

秀吉の死後、当時の伏見城城主・徳川家康は城を鳥居元忠の手勢1800人に任せて上杉征伐に出発。その留守を石田三成率いる4万の西軍が攻め、全ての兵が討ち死しました。
西軍は伏見城をそのまま放置し、引き返してくる家康を迎え撃つために出発。2ヵ月後、関ヶ原の戦いが終わってようやく死体の処理が行われたため、血は床板に染み込んで手形や足形、顔形などがはっきり残ったそうです。


(血の足形。風化して見にくいですが右向きに指の跡)

その死者を供養するため、いくつかのお寺が血染めの床板を預かり、足で踏まないように天井に再利用したというのが血天井の由来。興聖寺のほか京都市内の4寺院にも同様の天井があるそうです。
もう一つの宇治のパワースポットは、橋姫神社。ここには恐い伝説が残っています。その昔、夫の浮気に嫉妬した女が、貴船大明神に丑の刻参りをして「憎い女をとり殺したいので、生きながら鬼にして欲しい」と願ったところ、「姿を変えて21日間、宇治川に浸かればよい」とのご神宣を得ました。


(県通りにある橋姫神社)

女は髪を松ヤニで固めて五つの角を作り、顔や体を赤く塗って、頭には鉄輪をかぶり、松明を口にくわえて、深夜の都大路を疾走して宇治川に身を浸しました。21日後に鬼となった女は、念願どおり夫と浮気相手を殺した…という恐ろしい話が『平家物語』に「宇治の橋姫」として残っているそうです。
現在は縁切りのご利益がある神社として、知る人ぞ知るスポットになっています。

マジカルエコラのファクトリーツアー

2010-07-06 | 穴場
もうすぐ夏休み。そのプランの一つとして、無料で楽しめて、冷たいものが飲めて、子どもたちが大喜びする場所をご紹介します。
宇治市内ではないですが、隣の久御山町にコカ・コーラの京都工場があり、見学を受け付けています。そのタイトルが「マジカルエコラのファクトリーツアー」。


(コカ・コーラ京都工場)

この工場では「ジョージア」と「紅茶花伝」を作っていて、1分間に1600本も生産できる日本最速のラインがあります。子どもたちはそのラインを見るだけでも喜ぶようですが、3Dメガネをかけて立体画像でコカ・コーラの歴史を見たり、この工場オリジナルのキャラクター「エコラちゃん」とプリクラ(有料)したり、クイズにチャレンジしたり、楽しいメニューが用意されています。
昔の瓶や缶、ヨーヨーなどのプレミアムも展示され、大人にとっては懐かしさに浸れるコーナーもあります。また、レアなグッズも販売しています(有料)。
しかも、コカ・コーラのドリンク類が飲み放題のコーナーもあり、最後はおみやげをもらって帰るというおいしいツアー。けっこう人気が高く、予約で満席になっている日もあるので以下のサイトで確認してください。
マジカルエコラのファクトリーツアーのwebサイトはこちら

グッドデザインの駅

2009-10-27 | 穴場
京阪電車が大阪の地下に開設した中之島線の4駅がグッドデザイン賞を受賞しました。駅のホームやコンコース、地上の出入り口などに天然木をふんだんに使って、表情豊かな質感を表現したことが受賞理由です。


(渡辺橋駅はホームの壁面も木)


(地上の出入り口も木製)

実は、京阪電車の駅がグッドデザイン賞を受賞するのはこれが2度目。13年前の平成8年には宇治駅が受賞しています。しかも、私鉄の駅としては初めてのグッドデザイン賞受賞でした。


(宇治駅の西側外観)

今回の4駅が木を使った自然派であるのとは対照的に、宇治駅はコンクリート打ちっ放しの超モダン派。安藤忠雄の登場以来、当時はそれが建築界のトレンドでした。


(宇治駅構内は未来的な空間)


宇治駅を設計したのは、関西の有名な建築家・若林広幸氏。建築だけでなく、南海電車の関空特急ラピートの車両デザインを手がけたことでも知られています。


(南海電車のラピート)

丸をモチーフにした宇治駅、丸窓が特徴のラピート、どこか共通点があります。ちなみに、京阪宇治駅は「近畿の駅百選」にも選ばれています。

木のおもちゃと絵本の店

2009-09-29 | 穴場
育児中のお母さん方に、ちょっとユニークなお店をご紹介します。
宇治橋商店街の中ほどにある「キッズいわき ぱふ」は、1階が絵本、2階が積み木など木のおもちゃ、3階はイベントスペースという店舗構成。



店主の岩城氏は独学で発達心理学を学び、明確な教育哲学を持っておられます。絵本や木のおもちゃを販売するだけでなく、3階のイベントスペースで地元のNPOが主催する子育て講座をサポートしたり、ラジオ番組に出演したり、絵本の翻訳も手がけています。
木のおもちゃに対しても確かな考えがあり、「日本の玩具は素材ばかり注目されますが、子どもにとって大切なのはいかに遊ぶか。だからいろんな種類をそろえています」とのこと。


(2階にはおもちゃで遊ぶコーナーもあります)

お母さんたちの子育てに対する疑問や不安に応えながら、その子にもっともふさわしい絵本や玩具を選んでくれます。宇治周辺の幼児教育の分野ではよく知られた方です。
「子育てに自信がない」「どんなおもちゃを与えたらいいか分らない」という方は一度訪ねてみてはいかがでしょう。
「キッズいわき ぱふ」のwebサイトはこちら

プールで遊ぼう

2009-07-21 | 穴場
いよいよ夏休み。子どもたちは水遊びを待っているでしょうから、今日は宇治周辺の公共のプールをご紹介します。
まず宇治市営では西宇治公園プールと黄檗公園プールがあります。どちらも25m×6コースのプールのほか、大型バケツがひっくり返って大量の水が落ちてくる装置や小さなウォータースライダーがあります。料金は大人400円、子ども150円。


(黄檗公園プール。上のバケツに水が溜まるとひっくり返る)

「もっといろんな遊びがしたい」という家族は、太陽が丘運動公園のプールへどうぞ。ここのファミリープールには、波が押し寄せる造波プール、幼児用の渓流プール、全長77mのウォーターボブスレー、子供用のスライダーなどがあるほか、さまざまなイベントも予定されています。
料金はやはり市営プールより高く、一般1,000円、高校生700円、小中学生450円、幼児100円。


(太陽が丘運動公園の幼児用プールは水深40cm)

宇治市内ではありませんが、京阪中書島駅近くの京都府立伏見公園にもプールがあります。屋内プールのほか、屋外にも児童プール、幼児プール、スライダーなどがあります。午前、午後、夜間の3交代制で、料金は滞在時間によって違いますが最大で大人600円、高校生450円、小中学生300円、幼児150円。
各プールのwebサイトはこちら
宇治市営プール
太陽が丘運動公園
伏見港公園

フリーマーケット

2009-05-12 | 穴場
野菜を賢く買うなら前々回ご紹介した直売所がベストですが、衣料品や雑貨を賢く買うならやっぱりフリマでしょう。ということで、今回は宇治市周辺のフリーマーケット情報をご紹介します。
定期的に開催されているのは、黄檗山万福寺の「ほていまつり」(毎月8日)と県神社の「このはな市」(毎月第2日曜日)ですが、いかんせんお店が少ないです。


(写真はいずれも県神社の「このはな市」)

定期開催ではありませんが、5月24日(日)に太陽が丘運動公園で行われるフリーマーケットは規模も大きく、買い物がてら運動公園内の「ふれあいの森」や「冒険の森」で遊ぶこともできます。
お隣の城陽市の総合文化施設「文化パルク城陽」で行われるフリーマーケットも毎回賑わっているようで、次回の開催は6月20日(土)・21日(日)。こちらは屋内施設なので、天気も気にせずエアコンの効いた快適な会場で物色できます。



少し遠いですが、JR祝園・近鉄新祝園の駅前でも5月23日(土)にフリーマーケットが開かれます。
買う方でなく、店を出したいという方はこちらのwebサイトからどうぞ。