宇治日和

宇治や城陽にお住まいの方、そしてこれから住まれるお客様のために、ユニティがレアな宇治の情報をお伝えします。

ブログの引越し

2011-10-11 | イベント
ブログ「宇治日和」は新しいサイトに引越しました。
お手数ですが、新しい「宇治日和」はこちらからご覧いただき
お気に入りを登録し直してください。
今後ともよろしくお願いいたします。

芋掘り

2011-09-27 | 自然
城陽市寺田地区特産の薩摩芋「あらす芋」は甘くておいしいと評判。年間600トン生産されますが、人気が高く、観光農園や直売などで販売されるため市場へは出荷されません。
その観光農園が9月18日にオープンしました。今年は定植した5月頃の温度が高く安定していたため、しっかり根を張っておいしいそうです。


広大な芋畑

毎年、幼稚園や自治会、学校などの団体や家族連れなど約2万人訪れるとか。取材した昨日も老人ホームの団体と子ども連れの家族が、広い畑の中で楽しそうに芋掘りをしていました。
味覚の秋、掘って楽しく、食べておいしい芋掘りに家族連れで出かけませんか。


砂地の畑で収穫された「あらす芋」

料金は3株750円(201株以上は1割引)。期間は10月末の予定ですが、株がなくなり次第終了です。
お申し込みはJA京都やましろ城陽支店(0774-52-5131)まで。
大久保バイパス沿いにあるので車でのアクセスが便利です。


水害への備え

2011-09-13 | 行政
台風12号は甚大な被害をもたらし、100名以上の死者・不明者がでました。幸い、山城地区は強風が2日以上続いたものの、雨や洪水の被害はありませんでした。
この災害をきっかけにして、水害への備えをもう一度確認しておきたいものです。そこで今回は、水害に関する防災情報をお伝えします。
前にもご紹介しましたが、宇治市では地震や風水害に関する防災地図(ハザードマップ)を作成して全戸に配布し、ホームページでも公開しています。


宇治市が配布している「地震・風水害ハザードマップ」

ホームページの風水害ハザードマップはこちら
ただし、現在の水害ハザードマップは平成14年に作成されたもので、その後「土砂災害防止法」が成立したことから、京都府では昨年から今年にかけて現地調査を行い、指定区域の見直しを進めています。
すでに、宇治市では東笠取・西笠取・池尾・二尾の4地区、城陽市では富野・寺田・長池・観音堂・中・市辺の6地区のハザードマップが作成され、京都府のホームページで公開されています。
京都府の「土砂災害警戒区域等指定箇所情報」はこちら
「土砂災害警戒情報」はこちら

他の地域については、順次地元自治会を通じて説明会が実施されており、近日中にホームページに公開されるはずです。
前回の調査が平面的な地図によって警戒区域が指定されていたのに対して、今回は現地を立体的に計測して指定されています。また、「土石流」と「急傾斜地の崩壊(崖崩れ)」の2つについて警戒区域と特別警戒区域を指定しています。

一方、大雨が降った場合、河川の水位をライブカメラで見ることもできます。宇治川と木津川は国の管轄なので、国交省(淀川河川事務所)のホームページでライブカメラ映像が見られます。天ケ瀬ダムの放流の模様も見られます。
淀川河川事務所のライブカメラのページはこちら

また、京都府が管轄する山城地域の河川では、古川、田原川、玉川、大谷川にライブカメラが設置されています。同時に、雨量の状況もほぼリアルタイムで把握できます。
京都府の河川防災情報のサイトはこちら
「山城北」をクリックすると宇治市・城陽市周辺の情報メニューが表示されます。

今後も台風やゲリラ豪雨に襲われる可能性がありますので、これらのサイトを「お気に入り」に登録して、防災に役立ててください。

城陽旬菜市

2011-08-30 | 穴場
以前、宇治市周辺にある野菜の直売所をご紹介しましたが、城陽市にも「城陽旬菜市」があります。
野菜直売所はスーパーの野菜売場のように品数が豊富ではありませんし、売場もおしゃれではありませんが、生産者が直接持ち込んだ野菜なので、新鮮でおいしく、何よりも安いのが魅力です。そして、地産地消ですからエコロジーでもあります。


城陽旬菜市の概観

城陽旬菜市は文化パルク城陽の南側にあり、営業日時は水曜日~日曜日の9時~16時。城陽市はイチジクなど果物の生産も盛んなので、野菜のほか果物、花、はちみつなども取り扱っています。


店内の様子

この旬菜市のほか、城陽市内には20ヶ所以上の直売所があり、地元の人たちに利用されています。
こちらのサイトで旬菜市以外の直売所の地図が掲載されています。

移動販売のバウムクーヘン

2011-08-16 | グルメスポット
スイーツの世界で数年続いたロールケーキ・ブームも下火になり、話題の大阪・堂島の専門店も以前はいつも長蛇の列ができていましたが、今はほとんど並んでいません。あるフードコーディネーターによると、ロールケーキの後マカロンやドーナツを経て、バウムクーヘンが新しいトレンドになりつつあるとか。
その一翼を担っているのか、最近、京都を中心にバウムクーヘンを移動販売する店があります。名前は「グラフミューラー京都」。そのホームページによると、「移動車による日本初!!焼き立てバウムクーヘン専門店」とのこと。
京都や滋賀のショッピングセンターへ車で出向き、その場で焼いたバウムクーヘンを販売しています。下の画像は、宇治川花火大会の日(8月10日)、アルプラザ東宇治店での模様。この日は屋上駐車場の花火特設会場だったため、テントでの販売でしたが、通常はオリジナルデザインの2トン車です。





実際に食べてみると、今までのバウムクーヘンと違ってフワフワと柔らかい。年輪もあまりはっきりしておらず、新しいイメージのバウムクーヘンです。


プレーンバームは600円

スイーツの新しいトレンドを自分の食感でぜひ体験してみてください。
京都南部での次回の販売は、8月27日~28日の2日間、六地蔵の近鉄MOMOで行われます。
販売先はホームページで確認できます。

花の小径

2011-08-02 | 自然
城陽市のシンボルは花菖蒲(アイリス)。日本4大産地の一つでもあります。
その花菖蒲や杜若(かきつばた)を商品としてだけではなく、自然の中で咲く姿を市民に見てもらおうと、市が農家の協力を得て「花の小径」を設けました。栽培地の農道(約500メートル)を散策路として整備し、自由に花を観賞できるようにしたのです。
毎年5月中旬には「花しょうぶまつり」が開催されます。花菖蒲の時期はもう終りましたが、まだ名残りの花が咲いていました。



今はハスの花のピーク。田んぼ一面をハスの葉が埋め尽くし、淡いピンク色の花があちこちに咲いています。



花が好きな方、花の撮影を趣味にしておられる方、ぜひ「花の小径」を訪れてみてください。
城陽市観光協会の案内はこちら

宇治川の鵜飼

2011-07-19 | イベント
今年も宇治川の鵜飼が始まりました。鵜飼は以前にもお伝えしましたが、今回は準備と本番の様子を動画でご覧いただきながら、新しい情報をご紹介します。
宇治川の鵜飼は女性の鵜匠が2人もいることで有名になりました。澤木万里子さんはすでに10年のベテラン。江崎洋子さんは岐阜県出身で、「長良川の鵜飼を見て鵜匠を志したものの、女性に門戸が開かれていないために澤木さんが活躍する宇治川に来た」という経歴。
下の動画は準備作業。籠に入っている鵜の首に紐をつけているのは澤木さん。鵜は喉を指で撫でてやると落ち着くそうで、その撫で方も鵜匠の技の一つだそうです。



宇治川にも野生の鵜はたくさんいますが、すべてカワウ。一方、鵜飼に使われるのはウミウ。茨城県日立市十王町で捕獲されたウミウが全国の鵜飼に供給されています。
この日、鵜飼を披露したのは澤木さん。約50人の観客の前で、鵜飼の歴史や鵜が取る魚の種類を説明した後、鵜舟にかがり火を炊き、「ホ~イ、ホ~イ」と鵜に声をかけながら、観客の目の前で鵜が魚を獲るシーンを見せてくれます。



暑い夏の夜、夕涼みがてら伝統の鵜飼はいかがですか。9月25日まで開催しています。
詳しくはこちらをご覧ください。

夏休み、子供と遊びに行く場所

2011-07-05 | 穴場
もうすぐ夏休み。「どっか連れて行って~」とせがむ子供たちの期待に応える場所をご紹介します。城陽市にある「アウトドアフィールド友愛の丘」。豊かな自然の中でキャンプやバーベキューを楽しんだり、プールで泳いだり、思い切り遊べます。




バーベキューを楽しむ家族


小さいながらプールもあります

テントや炊事道具を持ち込んでもいいし、借りることもできます。「テントは面倒」という方には宿泊施設もあります。
しかも、民間ではなく財団法人が運営しているので、料金がリーズナブル。例えば、野外設備の利用料大人500円、プールの利用料中学生以上400円、幼児・小学生300円など。


バーベキューができる屋根付きの広場

家族で楽しむだけでなく、大人数でも楽しめます。クラブや団体の合宿場所としても利用されているようです。フットサルコートもあるので、サッカーが好きな子供たちにも人気です。


取材した日も団体が利用していました

「友愛の丘」のwebサイトはこちら

京都宇治土産.com

2011-06-21 | グルメスポット
宇治商工会議所が地元の土産物を紹介するサイト「京都宇治土産.com」をオープンしました。宇治茶はもちろんスイーツ、漬物、加工食品、調味料など約350点が掲載されています。
当初は3月の予定でしたが、東日本大震災の影響で遅れ、5月末にようやくスタートしました。


京都宇治土産.comのトップページ

「ネットなので商品が手に取れない分、品質の良さやこだわりが伝わるようなサイトにしたい」と商工会議所が話しているとおり、商品をただ羅列するだけでなく、各お店のこだわりや店主のコメントを加えるなど宇治のディープな魅力を伝えながら紹介しています。また、「今月の人気ランキング」も発表されています。
今後は有名人が商品について書いたコラムやポイントキャンペーンも実施する予定で、将来的には100店・1000アイテムの掲載を目指しているそうです。
基本的には日本全国の消費者に販売するのが目的でしょうが、宇治市民が誰かに贈物として届けたり、わが家でおとりよせしたり、という使い方もありですね。
京都宇治土産.comはこちら

ブックカフェ

2011-06-07 | グルメスポット
数年前からブックカフェが静かなブームになっています。店内にアート系の豪華な画集や絵本、自然系の雑誌や書籍などを置いて、顧客に読書を楽しんでもらおうというカフェです。
京都のブックカフェの草分けは二条通りにある「カフェ・ビブリオティック・ハロー」。店の前にバナナの木がある店として知られています。
そこのスタッフが独立して宇治に店を出しました。宇治橋西詰のビルの2階にある「A.B.C. cafe」。


店内

置いてあるのは自然系の雑誌や書籍。アウトドア派の雑誌や野鳥の図鑑のほか、「ナショナル・ジオグラフィック」のバックナンバーもそろっています。


本棚

店内には薪ストーブも置いてあって、冬の暖房に使われているようです。薪ストーブや置いてある書籍から判断すると、オーナーは環境派というかスローライフ志向なのでしょう。


薪ストーブ

スローライフ志向のブックカフェが宇治にはもう1軒ありました。開業日が金土日の3日間だけ、日が暮れると閉店というユニークな「えぜこ」。宇治ではちょっと注目の店でしたが、残念ながら6月5日で閉店してしまいました。
ブックカフェはもちろん自分で持参した本を読むのもOK。読書が好きという方は、A.B.C. caféへどうぞ。