宇治日和

宇治や城陽にお住まいの方、そしてこれから住まれるお客様のために、ユニティがレアな宇治の情報をお伝えします。

ブログの引越し

2011-10-11 | イベント
ブログ「宇治日和」は新しいサイトに引越しました。
お手数ですが、新しい「宇治日和」はこちらからご覧いただき
お気に入りを登録し直してください。
今後ともよろしくお願いいたします。

宇治川の鵜飼

2011-07-19 | イベント
今年も宇治川の鵜飼が始まりました。鵜飼は以前にもお伝えしましたが、今回は準備と本番の様子を動画でご覧いただきながら、新しい情報をご紹介します。
宇治川の鵜飼は女性の鵜匠が2人もいることで有名になりました。澤木万里子さんはすでに10年のベテラン。江崎洋子さんは岐阜県出身で、「長良川の鵜飼を見て鵜匠を志したものの、女性に門戸が開かれていないために澤木さんが活躍する宇治川に来た」という経歴。
下の動画は準備作業。籠に入っている鵜の首に紐をつけているのは澤木さん。鵜は喉を指で撫でてやると落ち着くそうで、その撫で方も鵜匠の技の一つだそうです。



宇治川にも野生の鵜はたくさんいますが、すべてカワウ。一方、鵜飼に使われるのはウミウ。茨城県日立市十王町で捕獲されたウミウが全国の鵜飼に供給されています。
この日、鵜飼を披露したのは澤木さん。約50人の観客の前で、鵜飼の歴史や鵜が取る魚の種類を説明した後、鵜舟にかがり火を炊き、「ホ~イ、ホ~イ」と鵜に声をかけながら、観客の目の前で鵜が魚を獲るシーンを見せてくれます。



暑い夏の夜、夕涼みがてら伝統の鵜飼はいかがですか。9月25日まで開催しています。
詳しくはこちらをご覧ください。

全国煎茶道大会

2011-05-24 | イベント
21日(土)22日(日)の2日間、黄檗の万福寺で「全国煎茶道大会」が開催され、日本全国の煎茶の流派が集ってそれぞれのお手前を披露しました。
煎茶の祖とされる売茶翁が黄檗宗の僧侶であったことから、全日本煎茶道連盟の本部が万福寺に置かれており、毎年この時期に開催されています。今年で56回目を数え、今回は25の流派が集いました。


献茶式

本堂の前では献茶式が行われ、各流派の家元をはじめ関係者が参列しました。また、煎茶道具の工芸展も同時開催されました。
着物姿の女性が多く、いつもの境内に比べるとフォーマルな雰囲気。境内にはあちこちに茶席が設けられ、全国から集まった愛好家が各流派の茶席を回ってお手前を楽しんでいました。


茶席

一般の人も券を買えばお茶をいただくことができます。茶道具や和菓子、お茶を販売するブースも設けられ、万福寺は煎茶一色に染まりました。


茶道具販売のブース

流しそうめん世界記録に挑戦

2011-03-15 | イベント
3月20日(日)、城陽市の南隣・井手町で「流しそうめん世界記録に挑戦!」という面白いイベントが開催されます。
竹の樋を延々3000mつないで、昨年9月に鳥取県で記録された2631mの世界記録を塗り替えようというもの。
実は、一昨年秋に町内のNPOが挑戦したものの、そうめんが1000m過ぎで止まって失敗しました。下の動画はその時のテレビのニュース。




今回はその苦い経験を乗り越えてのリベンジです。町内の各NPOをはじめ、商工会や建設業協会、町職員組合など計18団体が実行委員会に参加。材料となる約800本の竹を山から切り出し、1月下旬から竹の節を抜くなど準備が行われてきました。成功すればギネスブックに掲載されるとか。
スタートは午後1時。ゴール地点では、山城地域の特産品の販売や模擬店、竹細工展示のほか、流しそうめんも食べられるそうです。
井手町商工会のお知らせはこちら
会場の地図はこちら

梅まつり

2011-03-01 | イベント
城陽市の青谷地区には広大な梅林があり、毎年恒例で「青谷梅林梅まつり」が開催されています。今年もすでに2月20日から始まっていますが、寒さのせいか開花が遅れているため、これからがちょうど見ごろになります。



先日、NHK京都も夕方の番組で生中継していましたが、会場の梅林では白梅や紅梅が咲き誇り、梅独特の上品な香りを漂わせています。



青谷は梅加工品の名産地。会場では梅干、梅ジャム、梅肉、ゆかり、梅エキスなどの商品も販売されています。女性に人気があるのは、花の咲いた梅の枝。いい香りがするので切花として部屋に飾るそうです。



また、餅つき大会、青谷史跡巡りなどのイベントも開催されます。3月13日まで開催されていますので、ぜひ足を運んでください。周辺には臨時の駐車場が設けられているので、マイカーでもアクセスできます。
梅まつりの公式ホームページはこちら

除夜の鐘

2011-01-04 | イベント
あけましておめでとうございます。本年も当ブログをご愛読ください。
さて、宇治市内で大晦日に除夜の鐘が撞ける主なお寺は平等院と万福寺。どちらも毎年多くの人が並びます。
いずれも最大6人が一緒に撞きますが、参加者が多い年は108回では足りず、せっかく並んだのに鐘が撞けないという人もあったようです。そこで、万福寺では今回から108回にこだわらず、参拝者全員が撞けるようにしました。仏教の伝統よりも参拝者の気持ちを優先する優しい配慮です。



ご存知のように大晦日は昼間は雪が降る悪天候で、夜には治まったものの、寒い中、境内には長蛇の列ができました。午後11時45分に管長や僧侶によって鐘が撞かれ、その後一般の参拝者が順に除夜の鐘を撞きました。午前0時からは本堂で大般若経の転読法要も営まれました。
上の写真にも写っていますが、鐘の横で読経されているお坊さんは最後の一人が撞き終わるまで立っておられるわけです。
もちろん、当日は入山無料。また、甘酒も振る舞われ、年越しそば(1杯300円)も販売されました。今度の大晦日には是非ご参拝ください。
下の動画で鐘の音もお楽しみください。



受験生を応援

2010-12-21 | イベント
受験シーズンの真っ最中ですが、宇治市植物公園が受験生を応援するおもしろい企画を実施しています。「合格応援」と題して、園内で合格に因んだ植物を紹介しているのです。
まず、入場する際に希望者にはヤマコウバシの葉をパウチした栞を配布しています。落葉樹なのに冬でも落葉しないので、試験に落ちないおまじないになるというわけです。
ローズマリーの枝も配っています。その香りが記憶力と集中力を高めるので、古代ギリシャの学生も頭に一枝挿して勉強したそうです。


ヤマコウバシの栞とローズマリーの枝

さらに、合格電報の文面「サクラサク」にちなんで、冬に開花する桜を紹介しています。この季節に花を咲かせる十月桜や冬桜、子福桜といった園芸品種の桜が園内でも開花しており、入場時に配布される案内地図を頼りに歩くと見られます。


春と初冬の2回開花する十月桜


冬桜も開花

また、温室には鸞凰玉というサボテンがあり、上から見ると五角形に見えるので「合格」に因んで紹介されています。
合格祈願のひとつとして宇治市植物公園を訪れてみてはいかがでしょうか。
なお、ヤマコウバシの栞やローズマリーは数に限りがあるので、事前に確認してください。電話は0774-39-9387(咲く草花)

にぎわいフェスタ

2010-10-26 | イベント
先日の日曜日、宇治橋商店街において恒例の「にぎわいフェスタ」が開催されました。主催は実行委員会、後援は宇治市、宇治商工会議所、宇治市観光協会、京都新聞社。そして40以上の団体が協力する結構大きなイベントです。


商店街の両側に並ぶブース

午前11時、菟道高校のマーチングバンドのパレードでスタート。宇治橋商店街にはたくさんのブースが並び、ステージも2ヶ所設けられ、商品を販売したり、PR活動をしたり、ダンスや歌を披露したり、たくさんのプログラムが行われました。


メインステージではプロの歌手や地元ダンスグループが演技


サブステージではアマチュアグループが演奏

また、子どもたちの絵が青空美術館として通りのあちこちに展示されたり、まんが教室、書道教室、木工教室など遊べるコーナーも設けられました。



当日は「宇治スタンプラリー」も開催されおり、商店街もコースになっていたこともあって、大勢の市民が地元のイベントを楽しんでいました。

精華ドカン

2010-09-28 | イベント
9月18日(土)、宇治公園(塔の島)で「精華ドカン」というイベントが行われました。
これは、京都精華大学のフォークソング部と軽音楽部が合同で行う音楽フェスティバル。「精華の音楽を多くの人に知ってほしい、聴いてもらいたい」という趣旨で企画されました。入場は無料。


(特設ステージで演奏するバンド)

精華大学と言えばマンガ学部を擁するユニークな芸術系の大学。左京区にあるその大学がなぜ宇治公園でフェスティバルを催すのかはよく分りませんが、会場には特設ステージのほか模擬店も並び、さながら学園祭のような雰囲気でした。


(模擬店も並んで学園祭のよう)

当日は学内のバンドとゲストバンドの合計11バンドが演奏を披露。ヘビメタ、ヒップポップ、アコースティックなどさまざまなスタイルの音楽が宇治川河畔に響きました。
宇治では毎年夏に太陽が丘運動公園で「京都大作戦」という野外フェスティバルが行われるように、こうした音楽イベントに縁が深いようです。

全国有名盆踊大会

2010-08-31 | イベント
宇治の夏の3大イベントは、宇治川の鵜飼い、8月10日の花火大会、そして全国有名盆踊り大会。花火大会のすぐ後に行われるためか認知度がいまいちですが、今年も18日に開催されました。
当日は午後5時半に阿波踊りチームが宇治神社御旅所から宇治橋通り商店街を踊り歩いて塔の島に向かいます。


(商店街を踊り歩く阿波踊り連)

その塔の島では6時30分から9時頃まで、特設舞台において全国各地の盆踊りが演じられます。今年は群馬県の八木節、岐阜県の郡上踊り、福岡県の炭鉱節、大阪府の河内音頭など15組が参加し、それぞれがお揃いのゆかたや衣装で地方色豊かな踊りを披露しました。



もともとは宇治市に別格本山がある「生長の家」が開催していたものを、数年前から宇治市観光協会と宇治商工会議所が主催して実施されるようになりました。今年で55回。花火大会が今年50回記念でしたから、それよりも古いわけです。
全国の盆踊りが一度に見られる機会はそんなにないでしょう。夏のフィナーレのイベントとして、来年はぜひ見に行ってください。