宇治日和

宇治や城陽にお住まいの方、そしてこれから住まれるお客様のために、ユニティがレアな宇治の情報をお伝えします。

移動販売のバウムクーヘン

2011-08-16 | グルメスポット
スイーツの世界で数年続いたロールケーキ・ブームも下火になり、話題の大阪・堂島の専門店も以前はいつも長蛇の列ができていましたが、今はほとんど並んでいません。あるフードコーディネーターによると、ロールケーキの後マカロンやドーナツを経て、バウムクーヘンが新しいトレンドになりつつあるとか。
その一翼を担っているのか、最近、京都を中心にバウムクーヘンを移動販売する店があります。名前は「グラフミューラー京都」。そのホームページによると、「移動車による日本初!!焼き立てバウムクーヘン専門店」とのこと。
京都や滋賀のショッピングセンターへ車で出向き、その場で焼いたバウムクーヘンを販売しています。下の画像は、宇治川花火大会の日(8月10日)、アルプラザ東宇治店での模様。この日は屋上駐車場の花火特設会場だったため、テントでの販売でしたが、通常はオリジナルデザインの2トン車です。





実際に食べてみると、今までのバウムクーヘンと違ってフワフワと柔らかい。年輪もあまりはっきりしておらず、新しいイメージのバウムクーヘンです。


プレーンバームは600円

スイーツの新しいトレンドを自分の食感でぜひ体験してみてください。
京都南部での次回の販売は、8月27日~28日の2日間、六地蔵の近鉄MOMOで行われます。
販売先はホームページで確認できます。

京都宇治土産.com

2011-06-21 | グルメスポット
宇治商工会議所が地元の土産物を紹介するサイト「京都宇治土産.com」をオープンしました。宇治茶はもちろんスイーツ、漬物、加工食品、調味料など約350点が掲載されています。
当初は3月の予定でしたが、東日本大震災の影響で遅れ、5月末にようやくスタートしました。


京都宇治土産.comのトップページ

「ネットなので商品が手に取れない分、品質の良さやこだわりが伝わるようなサイトにしたい」と商工会議所が話しているとおり、商品をただ羅列するだけでなく、各お店のこだわりや店主のコメントを加えるなど宇治のディープな魅力を伝えながら紹介しています。また、「今月の人気ランキング」も発表されています。
今後は有名人が商品について書いたコラムやポイントキャンペーンも実施する予定で、将来的には100店・1000アイテムの掲載を目指しているそうです。
基本的には日本全国の消費者に販売するのが目的でしょうが、宇治市民が誰かに贈物として届けたり、わが家でおとりよせしたり、という使い方もありですね。
京都宇治土産.comはこちら

ブックカフェ

2011-06-07 | グルメスポット
数年前からブックカフェが静かなブームになっています。店内にアート系の豪華な画集や絵本、自然系の雑誌や書籍などを置いて、顧客に読書を楽しんでもらおうというカフェです。
京都のブックカフェの草分けは二条通りにある「カフェ・ビブリオティック・ハロー」。店の前にバナナの木がある店として知られています。
そこのスタッフが独立して宇治に店を出しました。宇治橋西詰のビルの2階にある「A.B.C. cafe」。


店内

置いてあるのは自然系の雑誌や書籍。アウトドア派の雑誌や野鳥の図鑑のほか、「ナショナル・ジオグラフィック」のバックナンバーもそろっています。


本棚

店内には薪ストーブも置いてあって、冬の暖房に使われているようです。薪ストーブや置いてある書籍から判断すると、オーナーは環境派というかスローライフ志向なのでしょう。


薪ストーブ

スローライフ志向のブックカフェが宇治にはもう1軒ありました。開業日が金土日の3日間だけ、日が暮れると閉店というユニークな「えぜこ」。宇治ではちょっと注目の店でしたが、残念ながら6月5日で閉店してしまいました。
ブックカフェはもちろん自分で持参した本を読むのもOK。読書が好きという方は、A.B.C. caféへどうぞ。

京都府で一番おいしいラーメン

2011-04-12 | グルメスポット
グルメ情報の口こみサイト「食べログ」において、京都府で最もおいしいと評価されているラーメン店が宇治市と城陽市の間にあります。
店の名前は「俺のラーメン あっぱれ屋」。同サイトにアップされた府下のラーメン店全583軒中、最高点の3.97を獲得しています。
場所は、宇治市から宇治田原町に抜ける峠道から城陽市側へ下ったあたり。車でないとアクセスできない不便なロケーションながら、しかも日曜・祝日・第4土曜は定休日という強気の商売ながら、平日でも常に客が並んでいます。客席はカウンターのみで18席。


店頭。駐車場は30台可能と広い

特徴は自家製の麺。店の一角に製麺室があり、製麺機や小麦粉の袋や置いてあります。
スープはクリーミーな魚介系のこってり味。店が勧める塩味のほか醤油味もあります。いずれも700円で、チャーシューメンは950円。
そのチャーシューはやや噛み応えのあるしっかりしたもの。メンマも食べ応えがある極太のものが載っています。


写真は「こくまろ塩チャーシューメン」950円

つけ麺ファンに人気なのが「特製スーパーつけ麺」(950円)。午前と午後20食限定のため、これを目当てのファンが11時半の開店前から並ぶようです。
ラーメンファンの方は、並ぶのを覚悟の上でぜひ一度訪れてください。
食べログのページはこちら
お店のブログはこちら

DOG CAFE

2011-02-15 | グルメスポット
犬を飼っている方は多いですが、普通はペットを連れたままレストランやカフェには入れません。でも、大好きな犬と一緒に入店できるドッグカフェが宇治にもあります。
御蔵山商店街の少しはずれにある「ニンナナンナ」。





おしゃれな洋風の建物の中に入ると、ウッディーなインテリアに包まれて、テーブル席が4つとカウンター席が4つ用意されています。店内には、いろいろな犬の写真が貼ってあったり、犬の漫画がおいてあったり、犬好きにはたまらない空間です。出てくる水のコップも犬の足跡柄。



メニューも豊富で、食事もできます。犬用のメニューや容器も用意されています。
ドッグランと言うほどではありませんが、店の裏には庭があって、リードをつけたままなら犬の散歩もできます。



車も店の前に3台ほど駐車できるので、遠くからも常連の愛犬家がやってくるようです。いくつかの注意事項さえ守れば、可愛い犬と一緒にゆったりと時間が過ごせますよ。
ニンナナンナのHPはこちら

抹茶珍メニュー

2010-09-14 | グルメスポット
抹茶アイスなどのスイーツをはじめ抹茶入り商品が全国的に流行しているようですが、宇治は抹茶の本場だけあって、「え~?」と驚くような抹茶商品があります。
まずはパン。宇治橋商店街の「ベーカリー・タマキ」は抹茶入りのパンをいろいろ作っていますが、抹茶入り食パンが名物。また、抹茶アンパンはアンだけでなくトッピングにも抹茶が入っています。
実は、以前「噂のパン屋」でご紹介した「たま木亭」のオーナーはこの店の息子さん。店名も場所も少し変えて、親子2代がそれぞれにパン屋さんを営んでおられるのです。


(抹茶入り食パンで作ったサンドイッチ)


(抹茶アンパンはアンもトッピングも抹茶)

さらに、県通りにある「とり菊」では茶葉の天ぷらを売っています。天ぷらの香ばしい風味に茶葉のほんのりした苦味が加わって、ボリボリお菓子感覚で食べられます。ビールのおつまみにも最適。しかも、両手一杯くらいの量で100円と安いのも魅力です。


(お茶の新芽を揚げた天ぷら)

この店には抹茶入りのコロッケもあります。クリーミーな食感と抹茶の苦味が調和してなかなかイケる味。これも1個100円。抹茶コロッケは宇治橋商店街の「スーパーナツカ」、肉屋の「はりよし」でも販売しています。


(抹茶コロッケ)

抹茶豆腐を作っているのは、宇治橋商店街の細い路地を入ったところにある「松井商店」。きなこと黒蜜がついていて、スイーツとしても頂けます。


(抹茶豆腐)

遠くから来られたお客様にこんな抹茶ものを食べさせてあげたら、「さすが宇治!」と喜んでいただけること間違いなしです。

アジアン・エスニック

2010-07-20 | グルメスポット
フレンチ、イタリアン、コリアンなどのレストランは宇治にもたくさんありますが、東南アジアのエスニック料理が食べられる店はほとんどありません。以前ご紹介した宇治植物公園の「蝶々」は、インテリアはアジアン・エスニックですが、料理はヨーロピアン。
その貴重な東南アジア料理の店が菟道地区にあります。名前は「トラベラーズ道」。学生時代に東南アジアや東欧を旅行したオーナーが、国際交流できる場所をつくりたいという思いで始めた店。カフェのほか、外国語教室を開いたり、2階に宿泊施設も設けています。


(店内はエスニック柄のプリントでアジアンムード)

メニューはナシゴレン、ミーゴレン、トムヤムヌードルなど東南アジアの料理のほか、ベトナムコーヒーやバリコーヒーなどドリンク類もアジアン。また、タイ、ベトナム、インドネシアをはじめ世界各国のビールもそろっています。


(ミーゴレン)


(生春巻)


(ベトナムのビール、バーバーバー)

店頭に置いてあるのは、東南アジアでタクシーとして走っているトゥクトゥク。単なる飾りではなく、送迎などに使われています。


(目印はトゥクトゥク)

アジアン・エスニックが好きな方は、一度ぜひ訪れてください。
トラベラーズ道のwebサイトはこちら

試食カフェ

2010-03-30 | グルメスポット
宇治橋商店街におもしろいお店がオープンしました。いろんな食品を試食し、気に入ったら買うというスタイルの「ちゃーがんじゅ~カフェ」。


(3つの渦巻き模様が目印)


(イートインスペース)

「ちゃーがんじゅ~」とは沖縄の言葉で「元気になる」。沖縄産の食品を中心に扱っており、店のキャッチフレーズも「京と琉球の元気食」。
例えば、シーカーサーやタンカンなど沖縄産のジュースの無料サーバーがあり、テーブルには試食用の黒糖のお菓子やジャムが置いてあります。
運営しているのは店の隣にある食品販売会社「ヤマサン」。店内にはお味噌や醤油系ドレッシングコーナーもあり、それを試食するために無料のサラダバーもあります。


(サラダバー)

もうひとつの売りは京風クレープ。こちらは有料ですが、テーブルに座ってジュースやお茶など無料のドリンクをいただきながら、多彩なクレープを味わうことができます。


(沖縄産紅芋クレープは400円、左のタンカンジュースは無料)

店のメッセージは次のとおり。
「食にたずさわる店舗として、「安全・安心・美味しい」は基本だと考えます。しかし味覚はお客様の個性でもございます。だから私どもはまずご試食いただいて、ご納得・ご満足をいただいた上でお求め頂くことを本望としております」。
地元の住民だけでなく、観光客の間でも話題になりそうなお店です。
ちゃ~がんじゅ~カフェのwebサイトはこちら

京都大学のレストラン

2010-01-19 | グルメスポット
宇治市に本拠を置く大学は文教大学だけですが、黄檗地区には京都大学の宇治キャンパスがあります。その一部が昨年の秋にリニューアルされ、「おうばくプラザ」という新しい施設が誕生しました。
その1階(建物としては2階部分)にオープンしたレストラン「きはだ」が一般市民にも開放され、近くの住民や観光客が利用しています。これまで敷地と道路の間にあったブロック塀が取り除かれたので、キャンパス内に入りやすくなりました。


(「きはだ」の外観)

「きはだ」とは樹木の名前。その中国名が黄檗です。万福寺を開山した隠元禅師の出身地(中国・福建省)に多い木であったために、この地名になったようです。
レストランを運営しているのは百万遍にある洋食屋「まどい」。京大の時計台記念館の中のレストラン「ラ・トゥール」も同じグループです。


(店内)

気軽な日替わりランチ(700円)やセットメニュー(Aセット750円、Bセット850円、Cセット950円)、本格的なコース料理(Aコース2,100円、Bコース3,150円、Cコース4,200円)、さらにアラカルトまでメニューも豊富。しかも、ソムリエがいるのでワイン通には魅力です。


(日替わりランチはライスまたはパンで700円)

この日の日替わりランチは、コロダイと野菜のピカタ、白いんげん豆のミートローフ、丹波あじわい鶏ムネ肉のチーズカツでした。
レストランの前はカフェスペースになっていて、アカデミックな雰囲気の中でゆったりと時間が過ごせます。


(レストランの前のカフェスペース)

大学関係の貸切になることもあるので、ホームページで確認してからお出かけください。
きはだのwebサイトはこちら

噂のパン屋

2009-12-22 | グルメスポット
グルメの口コミサイト「食べログ」の「宇治・南山城」地域で人気ランキングと点数ランキングのトップを占めているのはレストランでもカフェでもなく、「たま木亭」というパン屋さん。宇治・南山城地域だけでなく、現在は京都全体の「最近の注目ランキング」でも1~2位にランクされています。


(たま木亭の店頭。小さなお店です)

オーナーは京都センチュリーホテルやドンク京都などで修業し、1996年にパリで行われた「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジュリー(パンのワールドカップ)」に日本代表として出場して見事3位に入賞した実力者。パンのレシピ集も出版されていて、全国的にも知る人ぞ知るパン職人です。


(たくさんの種類のパンが並ぶ店内)

バターをたっぷり使った濃厚な味が特徴で、人によっては「脂っぽい」と感じるかも知れませんが、それぞれの種類の味がはっきりしていて、バラエティに富んでいます。特に若い人には「おいしい!」と評判のようです。




お店は黄檗にあります。自衛隊の駐屯地あるいは東宇治中学の前。いつ行っても狭い店内に客が並んでいて、駐車場には大阪ナンバーや神戸ナンバーの車が止まっていることもあります。
ホームページはありませんが、「食べログ」の紹介サイトはこちら
月曜日と火曜日が休みなのでご注意。

今年1年間ご愛読いただき、ありがとうございました。来年もよろしくお付き合いください。少し早いですが、よいお年を…。