宇治日和

宇治や城陽にお住まいの方、そしてこれから住まれるお客様のために、ユニティがレアな宇治の情報をお伝えします。

水害への備え

2011-09-13 | 行政
台風12号は甚大な被害をもたらし、100名以上の死者・不明者がでました。幸い、山城地区は強風が2日以上続いたものの、雨や洪水の被害はありませんでした。
この災害をきっかけにして、水害への備えをもう一度確認しておきたいものです。そこで今回は、水害に関する防災情報をお伝えします。
前にもご紹介しましたが、宇治市では地震や風水害に関する防災地図(ハザードマップ)を作成して全戸に配布し、ホームページでも公開しています。


宇治市が配布している「地震・風水害ハザードマップ」

ホームページの風水害ハザードマップはこちら
ただし、現在の水害ハザードマップは平成14年に作成されたもので、その後「土砂災害防止法」が成立したことから、京都府では昨年から今年にかけて現地調査を行い、指定区域の見直しを進めています。
すでに、宇治市では東笠取・西笠取・池尾・二尾の4地区、城陽市では富野・寺田・長池・観音堂・中・市辺の6地区のハザードマップが作成され、京都府のホームページで公開されています。
京都府の「土砂災害警戒区域等指定箇所情報」はこちら
「土砂災害警戒情報」はこちら

他の地域については、順次地元自治会を通じて説明会が実施されており、近日中にホームページに公開されるはずです。
前回の調査が平面的な地図によって警戒区域が指定されていたのに対して、今回は現地を立体的に計測して指定されています。また、「土石流」と「急傾斜地の崩壊(崖崩れ)」の2つについて警戒区域と特別警戒区域を指定しています。

一方、大雨が降った場合、河川の水位をライブカメラで見ることもできます。宇治川と木津川は国の管轄なので、国交省(淀川河川事務所)のホームページでライブカメラ映像が見られます。天ケ瀬ダムの放流の模様も見られます。
淀川河川事務所のライブカメラのページはこちら

また、京都府が管轄する山城地域の河川では、古川、田原川、玉川、大谷川にライブカメラが設置されています。同時に、雨量の状況もほぼリアルタイムで把握できます。
京都府の河川防災情報のサイトはこちら
「山城北」をクリックすると宇治市・城陽市周辺の情報メニューが表示されます。

今後も台風やゲリラ豪雨に襲われる可能性がありますので、これらのサイトを「お気に入り」に登録して、防災に役立ててください。

最新の画像もっと見る