宇治日和

宇治や城陽にお住まいの方、そしてこれから住まれるお客様のために、ユニティがレアな宇治の情報をお伝えします。

木のおもちゃと絵本の店

2009-09-29 | 穴場
育児中のお母さん方に、ちょっとユニークなお店をご紹介します。
宇治橋商店街の中ほどにある「キッズいわき ぱふ」は、1階が絵本、2階が積み木など木のおもちゃ、3階はイベントスペースという店舗構成。



店主の岩城氏は独学で発達心理学を学び、明確な教育哲学を持っておられます。絵本や木のおもちゃを販売するだけでなく、3階のイベントスペースで地元のNPOが主催する子育て講座をサポートしたり、ラジオ番組に出演したり、絵本の翻訳も手がけています。
木のおもちゃに対しても確かな考えがあり、「日本の玩具は素材ばかり注目されますが、子どもにとって大切なのはいかに遊ぶか。だからいろんな種類をそろえています」とのこと。


(2階にはおもちゃで遊ぶコーナーもあります)

お母さんたちの子育てに対する疑問や不安に応えながら、その子にもっともふさわしい絵本や玩具を選んでくれます。宇治周辺の幼児教育の分野ではよく知られた方です。
「子育てに自信がない」「どんなおもちゃを与えたらいいか分らない」という方は一度訪ねてみてはいかがでしょう。
「キッズいわき ぱふ」のwebサイトはこちら

やましろ未来っ子サイエンスラリー

2009-09-15 | イベント
宇治市をはじめとする山城エリアには科学的な研究施設がたくさんあります。特に、京阪奈学研都市には最先端の科学系研究施設が集まっています。
そうした施設を巡りながら、子どもたちに科学への関心を高めてもらおうというイベントが現在行われています。主催は京都府山城教育局。
7月18日(土)~11月15日(日)の間に、26の施設のうち好きなところを3つ以上回ってスタンプを集めるというもの。宇治市では植物公園、アクトパル宇治、京都大学宇治キャンパスが対象となっています。


(対象施設の一つ宇治市植物公園)

そのほか、ロボットが見られるATRオープンハウス、バイオテクノロジーを駆使する生物資源研究センター、地球環境産業技術研究機構など科学が好きな子どもたちにとって魅力的な施設がリストアップされています。


(新装なったばかりの京都大学宇治キャンパス)

対象は山城地域在住の小学校4年生~中学校3年生。付添いで親も参加できるので、家族で楽しめます。獲得スタンプ数によって賞品も出ます。企業の研究所など、このチャンスにしか見られないところもあるので、ぜひ親子いっしょにサイエンスラリーに参加してください。
山城教育局のホームページはこちら

宇治の水道水はおいしい

2009-09-01 | 行政
東京都は高度浄水処理を施した水道水をペットボトルに詰め「東京水」として販売しています。同じく、大阪市も「ほんまや」を市販しています。値段はいずれも500ml入り100円。
「カルキ臭い、まずい」というこれまでの水道水が、オゾンや活性炭による高度浄水処理によっておいしい水に変わりつつあるのです。


(大阪市の高度浄水処理水道水「ほんまや」)

「京都の水」というボトル入り水道水もあります。東京や大阪のように市販はされていませんが、今年の5月に水道関係のイベントで配布されました。
その「京都の水」を作っているのは京都府営宇治浄水場。この浄水場は10年前に高度浄水処理施設を整備し、おいしくて臭くない水道水を宇治市はじめ京都府南部に供給しています。


(京都府営宇治浄水場)

つまり、宇治市の水道水は高度浄水処理が施されたおいしい水なのです。宇治市では市営の浄水場から供給される水は少なく、6~7割がこの府営浄水場から供給されています。
地域によって、府営の水、府営の水と市営の水の混合、市営の水の3つに分かれています。水源は、府営水道は宇治川(天ヶ瀬ダム)、4つある市営浄水場は地下水です。
市営の水が給水されているのは主に山間部で、ほとんどの地域では府営の高度浄水処理水が給水されています。安心しておいしい水を飲んでください。
ちなみに、京都市にも「京の水道 疎水物語」がありますが、これは災害用の備蓄飲料水。1ケース(490ml缶24本入り)2,400円で販売しています。
「京都の水」の報道記事はこちら