羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

アシガール続編決定っ!

2018-02-18 21:56:36 | 日記
 アシガールの続編製作が決まったようだ。めでたいっ!!! 私の中でナンバー1は森川葵様だが、ここに来て黒島結菜が芳根と並ぶ2推しの位置に躍り出てきているっ。ガッキーはマドンナ業界では殿堂入りしているから現役プリンセスではなく名誉プリンセスだ。つまりレジェンドっ! 黒島の2推しプリンセスとしての奮闘ぶりに期待したいぜ。黒島は野生っぽいのにシルエットがシュっとしているよね。いいよいいよ~っ、素敵素敵っ! 推せるっ!!

リバーズ・エッジ(実写)

2018-02-18 21:56:29 | 日記


 テンプレをかなり多重に並べたように見えるがその気付きがかなり早かった。原作連載は90年代前半。概念は既にあっても形がハッキリしてないものを平坦な戦場という当時としては先端ワードで単行本一冊に綺麗に編み上げ、ジャストなタイミングで世に放った。勿論お洒落雑誌連載なのでそこで生き残れるドレスコードも間違えてない。強いボクサーではなくミスしないプロスケーターのような完璧なパフォーマンス。素晴らしい(でも私は嫌い)がやはり舞台は90年代前半。現在の話ではなく、他のテンプレはともかく平坦な戦場という贅沢な感覚は現在どころか90年代中盤には「そうでもなくなった」と空中に消えてしまっている。寿命は短かった。題材はキャッチーではなく、ジャッジの厳しくなった現在ではむしろ忌避感さえ先立つ。濡れ場はまあ物理的な事として二階堂ふみが土居志央利並みに絡んで、SUMIREが二階堂ふみ並みに脱いで、森川葵が原作を無視してよくわからないけどとにかく無理やり脱いでいれば客入りが2倍以上になったかもしれないけど、それは筋の違う話だろう。現在の主人公達と過去の主人公達が出てきて過去の物語として消化されるワケでもなかった。監督は90年代を現在の物語としてやりたかったのだと思うが、正直90年代は絶妙に近くて気恥ずかしいところもある。お洒落雑誌連載漫画は漫画雑誌連載漫画と違い雑誌とワンセットだと思う。お汁粉と添えられた昆布の関係。メインはあくまで汁粉。だから雑誌で評判になっても単行本はそんな売れない。お洒落雑誌の発行部数もそこまでじゃない。評論家達は業界ではバキバキの主流派だから自分達が好きだと一般化したと錯覚するようなところがあるが、そうでもない。作品本体はやがて作業化はする初潮のようで、山田の初潮の話とも取れる。見たいか見たくないか、って問題はあるが無視もし難い切実さはあった。