わろてんか

　子供も大きくなり、独り身になって昼間はこれまでより手応えのある仕事に就き、夜は馴染みの店で自分に気があり、仕事の相談もできるちょっといい男と『美味いお肉を食べまくり』勿論藤吉存命時死守していた始末精神は星の彼方に一旦、放り投げております。・・・とと姉ちゃんから見ているが、女盛り世代になったヒロインがこれだけ年相応のガッツリ目のリア充を楽しむ描写を入れてくるのは初めてだな。だがこういうの大事何だろね。熟女は美味しいケーキをお友達と食べにゆくばかりじゃなく、何かそれなりの相手とそれなりの肉とか魚介とかを食べに行かないとやっぱダメだよね。特に成功している設定だと。お金も育てた人脈もあるのに無理矢理過剰に大人しいっぽいフリばかりしているのもそれはそれで変だ。お前はそんな大人しくないぞ、と。お金無いモテないヒロインの時も、無いなりに年相応の余暇の過ごし方を描写してほしいもんだ。これ、ほんと大事。連ドラの男の主人公でも仕事と恋とトラブルシュートばっかりしているのはちょっと詰め過ぎだもんね。あえて生活感の無い人物ならまた別だろうけど。

トドメの接吻

　少々歯止めが利かなくなってきていた旺太郎のゲスっぷりにギリギリのところで修正が入った。替わりに尊氏のタガが外れてゆきそうだが。尊氏に従ってる乗馬クラブの男の忠義っぷりはあれは何だろね？　旧家的な環境でも戦前世代くらいじゃないと中々無さそうな忠犬ぶり。執事や部下でもないようだし、ちょっと謎だ。一連の件でいかにもチョロい長谷部も仲間に引き込んでいた。次回はキスが間に合わず、いよいよ宰子が別の人物にキスの能力を使ってしまうようで話の幅が拡がりそう。旺太郎に惚れたというより自分の意思で行動することを選び始めた美尊の立ち回りを含め、気になるところだ。

99.9Ⅱ刑事専門弁護士

　今回は冒頭からしてかなりギャグに振ったな。佐田のキャラが強い。佐田が銀座や世田谷等のセレブエリアを無駄に自慢しながら歩き回る『佐田散歩』という番組があったら酒飲みながら３０分くらいなら観てられそうだ。弁護士同士の対決だと職業その物への優劣云々という構図にはならないからそういった意味では角が立たない話でもあった。

祝・芳根京子

　関東視聴率回復っ！　めでたいっ。芳根っ！　芳根っ！　芳根を讃えようっ！！　いやー、良かった。海月姫のブログはまた後日載せるけどね。今後の懸案はやはり原作で反響が苦戦し、話もちょっと詰まってしまった『シンガポール富豪編』をどう処理するかだな。これはヤバいっ。一難去ってまた一難っ！　芳根の明日はどっちだ？！