羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

海月姫

2018-02-07 23:02:39 | 日記



 ちょうど初見だとかなり謎であったはずの何をする話なのかハッキリしだしたタイミングなのと、徐々に『見ても問題無さそう』と浸透しだしたタイミングだったのかもしれない。微妙にべっぴんさんと被ってるしね。月海の裁縫スキルがドラマは結構高い。メタ的には衣装スタッフが仕上げるから素人っぽくしても普通に上手いというね。前回でドラマ版の修と月海の筋を1回ガッチリ決め込んだ効果で稲荷と修の筋もメリハリつけ易くなっていた気がする。改めて、関東の視聴率が上がったのはめでたいことだ。色々差し替わったり修正されたりしていた今回。まややに月海の主観をいくらかパスして(~と思った)ではなく「~と思ってんだコノヤローっ!」と蔵之介本人にぶつけて盛りつつ、まやや達にも意思がある点を補完。ばんばはほぼドラマ独自路線で自分から行動していた。ジジもこの早い時点で客観的な意見を言うようになっていた。千絵子は原作からして他のメンバーより意識がしっかりしているので状況が違ってる以外はそう変わりなし。月海はこれでも元の話よりわりと動揺し難くなっているのと、蔵之介も年を取って落ち着いているからお互いの考えを言語化して話し合いがある程度は可能になっている。蔵之介のメンバーへの対応もソフトになってるもんね。段々仕事になってゆく様子や、過程をメンバーが好意的に感じる度合いが上手く消化されていた。原作は後半になってもそこがやりきれなくなって、富豪が登場すると会社を始める筋自体が御破算になり、かなり長期間そのまま富豪の筋が進行してしまっていたが、ドラマはもう少し上手く纏めてくれそう。金銭的に追い込まれる件自体はありそうだが。ドラマ版の蔵之介のマネージメント力に期待したい。恋愛パートはやはり、原作でほとんど不可解なまでに空回りし続けた修をもそっとどうにかしてほしいところだ。フラれるにしてもねっ!