今のところ婆ちゃんが案外優しい。絶対初顔合わせの時点で君子と一悶着ブッ込んでくると踏んでいたんだが、争いや震災体験等は過去の話として手短に処理、かな? 速攻で常子の恋が始まった。お相手はやや気取ったコミカルな青年。子供編でしばしばあったジブリっぽい雰囲気を改めて纏った人物。こういうノリ自体は継続するようだ。書き手の素のコミカルさの加減は鳩を捕まえる件や、桜の木の下で鞠子の「決闘ですか?」と切り返したりする、ジブリ系よりラフで些細なボケにもツッコまずにはいられない性分のような気はする。また、あの青年と常子はふたりともボケ属性と思われる。同じ画面にツッコみ担当を配置してほしいな。
今回は心は小泉のサポートに回って描かれた。イケメン『幽霊』キャラの小泉も超ポジティブでアイディアもある心に触発されて最後はやや不器用ながらに熱い営業マンになっていた。作中に出たフリー編集で漫画家のマネージャーみたいになるって凄いな。全員そうしたら会社回んないだろうけど。
出版は地味な題材でフジの書店員ドラマも大苦戦していたが、役者は揃い、ストーリーも明るく作画協力等の出版社からの支援はガッチリしていると思うけど、裏の犯罪物の初回に削られちまったか。フジの江戸の敵を長州で討つ的アタックっ!
一方、デフォルメした役のイメージが強い生瀬勝久がちょうどいい塩梅の上司を演じていた。テンション低い人物でもないし、上手い。こういうのもやるんだ。和田との絡みがいい。男女問わずそれぞれ立場のある同格の中高年同士が近しく関わる描写がサクっと軽めに入るは面白い。
最後に壬生がアイドルには真似できない領域の本格的な変顔を長めに披露し、そこから最下位表のドーンっとオチがつき、さらに絵を描いているのがアフロの人で、漫画家本人は大真面目に「ぶりん、ぶりん・・・」とやっているのが描写され、あちゃーっ感が出されていた。次回は打ち切り騒動と、いかにも厄介そうな心の初担当の話か。特に壬生は気まずそう。他と違ってギャグ漫画だから『売れない』評価に『理由はお前はスベッているからだっ!』のジャッジまで追加されてしまう。キツいキツい。因果な商売だぜ。
出版は地味な題材でフジの書店員ドラマも大苦戦していたが、役者は揃い、ストーリーも明るく作画協力等の出版社からの支援はガッチリしていると思うけど、裏の犯罪物の初回に削られちまったか。フジの江戸の敵を長州で討つ的アタックっ!
一方、デフォルメした役のイメージが強い生瀬勝久がちょうどいい塩梅の上司を演じていた。テンション低い人物でもないし、上手い。こういうのもやるんだ。和田との絡みがいい。男女問わずそれぞれ立場のある同格の中高年同士が近しく関わる描写がサクっと軽めに入るは面白い。
最後に壬生がアイドルには真似できない領域の本格的な変顔を長めに披露し、そこから最下位表のドーンっとオチがつき、さらに絵を描いているのがアフロの人で、漫画家本人は大真面目に「ぶりん、ぶりん・・・」とやっているのが描写され、あちゃーっ感が出されていた。次回は打ち切り騒動と、いかにも厄介そうな心の初担当の話か。特に壬生は気まずそう。他と違ってギャグ漫画だから『売れない』評価に『理由はお前はスベッているからだっ!』のジャッジまで追加されてしまう。キツいキツい。因果な商売だぜ。