倒れたチェイスの側まできた剛。「目的は果たした」怯えふるブレンを放り出す剛!「あばよ!」剛はエネルギー弾をゼンリンシューターで放った! フリーズは凍気バリアでこれを防いだ。「ふぇええッ!!」フリーズの側にいたので防がれたが、ビビるブレン。剛とチェイスの姿は消えていた。「待て! それを返せ!!」ブレンは慌てふためいたが、手遅れだった。フリーズはため息をついた。「裏切ったフリをしていたようだな」日傘を差したメディックと共に、アジトのビルの屋上で見ていたハート。「アレを手に入れる為に」『そうです、この中にはあなたにとってとても重要なモノが入っているのです』襲い掛かった剛にブレンは件のタブレットPCを見せて勧誘していた。『取り引きしませんか? 私達と』ブレンが操作すると画面の中に顔が出現していた!
「俺はブレンの誘いに敢えて乗った」剛は以前、ブレンに誘われた海辺でもう回復したチェイスと話していた。「一芝居打ったんだ。俺はコイツが欲しかった。この中にはロイミュードの全てがわかる究極の頭脳が入ってる!」「何?! それを手に入れる為、今まで」「コイツがあれば、奴等を一気に全滅させられるかもしれないんだ!!」「でも、その為に俺は」進ノ介が倒される様を思い出す剛。「進兄さんを見捨てちまった」しゃがみ込む剛。「一瞬のことで手が出せなかった。姉ちゃんのあんな悲しそうな顔、初めて見た! 俺は姉ちゃんの笑顔の為に闘ってきたはずなのに!! こんなもんの為に、こんなもんの為にぃッ!!」いきなりブレンのタブレットを海に投げ捨てようとする剛! 速攻止めるチェイス! そりゃそうだ!「お前に一体何がわかる?!」錯乱して掴み掛かってきた剛を殴り飛ばすチェイス! チェイスは剛を抑え付けた。「テメェ、離せッ!」「お前も人の為に命を掛けて闘う仮面ライダーだとわかった。
6に続く
「俺はブレンの誘いに敢えて乗った」剛は以前、ブレンに誘われた海辺でもう回復したチェイスと話していた。「一芝居打ったんだ。俺はコイツが欲しかった。この中にはロイミュードの全てがわかる究極の頭脳が入ってる!」「何?! それを手に入れる為、今まで」「コイツがあれば、奴等を一気に全滅させられるかもしれないんだ!!」「でも、その為に俺は」進ノ介が倒される様を思い出す剛。「進兄さんを見捨てちまった」しゃがみ込む剛。「一瞬のことで手が出せなかった。姉ちゃんのあんな悲しそうな顔、初めて見た! 俺は姉ちゃんの笑顔の為に闘ってきたはずなのに!! こんなもんの為に、こんなもんの為にぃッ!!」いきなりブレンのタブレットを海に投げ捨てようとする剛! 速攻止めるチェイス! そりゃそうだ!「お前に一体何がわかる?!」錯乱して掴み掛かってきた剛を殴り飛ばすチェイス! チェイスは剛を抑え付けた。「テメェ、離せッ!」「お前も人の為に命を掛けて闘う仮面ライダーだとわかった。
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