羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

〇〇妻

2015-03-05 20:30:59 | 日記
車道に飛び出したひかりは母、千春によって救われた。ひかりは軽傷で済んだが、千春は腰の骨を折る等重傷だった。呆然とするひかりだったが、ふと病院のTVを見ると、正純がマスコミ各社に離婚を発表したことが報じられていた。これに、ひかりはまだ持っていた契約結婚の契約書を結構な握力! でビリビリ破いて始末した。
後日、少しは具合の良くなった千春は調子に乗って次々と病院内でスカウトしてきた男達を紹介するがひかりは拒否。「心配してんのよ」と言うと「母親面しないで! 子供の頃からずっとほったらかしにしてたクセに!」とまた怒らせてしまった。
それから突然起こった大輝の自殺未遂騒動を何とか解決したひかりは、ある朝、改めて千春と話した。千春はひかりの父が死んだ時、死のうと思ったが少年院から出たひかりが自殺未遂をした為思い止まっていたことを語り「二度と言わないから、説教させて。もう止めて、自分で死のうとするなんて。あんたね、2回も死のうとしたんだよ?」千春はひかりと正純が不穏になった辺りから? ずっと、万一の事態に備えていたのだった。
数ヶ月後、ナースに復帰したひかりは別人のように生き生きと働いていた。しかし、病院に正純が入院して来た! やたら敵対視してくるようになった正純の母、仁美や恋愛小説を書いているという実結も顔を出して来た。番組で上手く行かず懲りずに頼ってくる正純。「もう会えないのか? だったらせめて、友達で」「自分のいるべき場所に戻って下さい!」ひかりは正純と自信を失っていた風谷に発破をかけ、病院から送り出した。その後も気丈に振る舞うひかりだったが、千春を前にすると泣き崩れるのだった。
・・・母との和解は良かったけど、大輝の件はちょっと生煮えかな。ひかりは正純と離れた方が精神的にもいいんじゃないか? とも思えてきた。

寄生獣~セイの格率~ 1

2015-03-05 20:30:49 | 日記
突入隊を前に、広川は大演説を始めた! 「今回は君達の勝利と言っていいだろう。しかし君達が手にしている道具はもっと別の、さらに重要な目的の為に使わねばならない。つまり『間引き』だよ」広川が言うには、地球のバランスを保つ為に食物連鎖の人間の上にパラサイトを置くように人は自ら選び、これを保護するようになるという。「地球上の誰かがふと思ったんだ。みんなの命を守らねば、と」さらにヒートアップする広川。「人間どもこそ地球を蝕む寄生虫ッ!! いや、『寄生獣』か」広川は射殺された。広川は、『人間』だった。
議場に後藤が現れた。広川の死体を見ると「最後までよくわからん奴だったな。クックク」後藤は笑った。
浦上は拾った銃で同伴の刑事を殺した。「あ~、腕が痺れる。やっぱナイフの方が好きかな?」(必ず逃げてやる、さっきの化け物があれだけ桁外れなら、包囲網に穴が空く)浦上は暗がりに歩み去った。
一方、(そう言えば田村玲子がよく言っていた。『我々が生まれてきた目的は何なのか?』と、今更どうでもいいことだが、しかし、一つ分かったことがある)「俺にとっては『戦い』こそが」後藤は議場で目につく人間を殺し尽くしていた。
ミギーが離脱を促す中、山岸は後藤に応戦しながら不利と見た屋内から屋上に移動した。この時点で山岸班は山岸以外は全滅していた。山岸の火器は後藤に全て対応され、山岸は叩きのめされ血ヘドを吐いた。「何者なんだ貴様?」「単なる野生生物だよ」「生物」「お前らこそ何なんだ?」山岸は新一の助言を思い出した。「火炎放射器、それも悪くないかもな」山岸は自嘲して、死んだ。
     2に続く

寄生獣~セイの格率~ 2

2015-03-05 20:30:41 | 日記
山岸の首を屋上から落とし、後藤は市庁舎から新一のすぐ側に飛び降りてきた。「言わんこっちゃない」気付いてない新一にミギーは警告した。「何だお前か」後藤は新一に感心を示した。「これはやりかけの仕事でもある。お前を殺せばすっきりするな。そうだ殺すべきなのだろう、そして俺は先に進む」「先に?」平間が拳銃で応戦した。「邪魔が多い、それに今日は少々疲れた」後藤は足を変化させ、凄まじい跳躍力でその場から離脱して行った。
「泉君、君は一体?」平間は改めて新一に問うてきた。「知らない! 知るもんか!」新一は逃げた。
その後も自分が殺される悪夢にうなされた新一。目覚めるとミギーと話し合った。「後藤は来るだろうか?」「近い内に必ず来るだろう」「じゃあ、俺達死ぬな」ミギーは宇田や人間の軍隊を利用する案を出したが、「また大勢死ぬ」新一は受け入れなかった。「知ったことか」言い放つミギーに「ミギー、お前は本当にいつまで経ってもミギーだな」新一は力無く笑うしかなかった。
外へ出た新一は学校へは行かず、逃走を考えるがミギーは眠っているようで、宛度無く街をさ迷い、『後藤』との遭遇を恐れ混乱していた。
夜、落ち着いた新一は公園で逃走についてミギーと話していた。「新一、君の五感鈍ってないか?」ミギーに指摘されて初めて村野が公園に来たことに気付いた。「ここ寒くない? 家においでよ、何か話そ。今日誰もいないんだ」新一はそれに答えた。
「私達って色んなモノを見たよね。だから負けない。負けっこない」村野はそう言った。「君が好きだ。愛してる」新一の言葉に村野は笑った。(生きよう、何としても!)新一は心から誓った。
・・・もう、話が終わっちゃうね。なんやかんや終わってゆく。あとは実写かぁ。