春夏秋冬 長崎発 とき燦々

あれこれ徒然を語る

随筆的日記を長崎から発信!

『NAGASAKIさるく』

2009-06-14 | 心境
NAGASAKIさるく


今から10年以上も前のことである。『NAGASAKIさるく』なる季刊誌が発刊された。年二回発行で、長崎のまちのことを掘り下げて書いた20頁程度の小紀行文的なものであるが、中身はなかなか濃い内容となっていた。
『歩いて発見、ライブな「長崎」』というフレーズがこの本の特長をよく表している。
今朝図書館に行く前に、使いたい資料を確認しようと自室の書棚で探し物をしていたら、19冊の『NAGASAKIさるく』が目に入った。平成19年4月発行のVol.18が最後のナンバーになっている。そういえば、ずいぶん久しくこの本にはお目にかかっていない。どうもVol.18がラストナンバーになっているようだ。(なぜかVol.14が2冊ある。)
この本がテーマにした長崎の今昔、衣食住文化、くらし、自然・・・こうした情報が長崎市出身ではないわたしにとってとても魅力だった。
『私の長崎紀行』のコーナーには妹尾河童、木の実ナナ、吉永小百合、南こうせつなどの寄稿があり、長崎のよさを書いている。
気分屋のわたしは、この本を、時々、知人・友人たちに一方的に送りつけた。
その後彼らに届いたであろうこの本の行方は不明である。誰一人として、お礼を言ってきた者はいない。
わたしがこの本でいつも最初に読んだのは、最終ページに掲載される『私的長崎弁ものがたり』である。書き手の(み)さんの個性豊かな表現力で長崎弁をユーモラスに解説している。実を言うと、このコーナーを知人・友人に読ませたかったのかも知れない。

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そんなことを考えながら、図書館に向かった。いいお天気だった。
自転車に乗りたかったなあ。
ところで、『NAGASAKIさるく』の販売価格は150円なのでした。
『NAGASAKIさるく』はVol.18が最終号?のようだ。

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